2026年 つくば「夏の洋蘭展」にて(8) 平台展示の作品から(7) カトレアとその近縁種(3)

 6月23日、今年もつくば「夏の洋蘭展」を見に行ってきました。主催はつくば植物園ですが、事実上は「つくば洋蘭会」の作品展となっています。
 今回は最終回で、平台展示作品の紹介、7回目です。今回もカトレアとその近縁種を投稿します。

カトレア類の展示風景(3)
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< レッドリボン賞 >
ブラソカトレア・グロリアス メイ ‘H&R’
広澤良子さん  Bc. Glorious May 'H&R' (C. Gene May x Bc. Morning Glory)
株の大きさの割には、大きな花で、香りもある。残念ながら、傷み始めていた
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カトレア・ホワイト ブライダル
南村昌義さん  C. White Bridal カトレアを6種類交配して作出された
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ブラサボラ・ノドサ ‘マスメジャー’
広澤良子さん B.nodosa ‘Mas Major’ AM/AOS 中南米に分布するカトレア近縁種
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< レッドリボン賞 >
エンシクリア・タンペンシス ‘マンデン ホール’
倉持美恵子さん  Encyclia tampensis 'Mandenhall'
フロリダ・バハマなど、中米の熱帯地域に分布する  カトレア近縁属
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エンシクリア・ハンブリー  初見です
伊藤忠夫さん Encyclia (旧Epi.) hanburyi メキシコ中南部~ホンジュラスに分布
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エンシクリア・リー・ワード
鈴木敏克さん Encyclia Lee Ward (E. adenocaula × E. tampensis)
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エンシクリア・メモリア アルベルト ミューラス
小林貴代さん Encyclia Memoria Arbert Mulas (E. adenocaula × E. alaca)
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エピデンドラム・シリアレ
鈴木敏克さん Epidendrum ciliare 中南米に広く分布
カトレア近縁属。花径は8~17cm
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メイラシリウム・トリナスツム・アルバム  初見です
倉持美恵子さん  Meiracyllium trinasutum fma.album カトレア近縁属
メキシコ南部、グアテマラに分布。通常は赤紫色の花で、これは白花品種
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< レッドリボン賞 >
プロステケア・プリスマトカルパ
広澤良子さん  Prosthechea prismatocarpa
コスタリカ~バナマ西部、コロンビアなどに分布するカトレア近縁属
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こちらは、鈴木敏克さん出展作品
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プロステケア・ビテリナ ‘ネモ’
横田永冴さん  Prosthechea vitellina 'Nemo'(旧Encyclia属)
メキシコ~ホンジュラスに分布するカトレア近縁属
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最後はこの方の作品で〆ましょう。大株です

プロステケア・ビテリナ ‘オレンジ スター’
斉藤正博さん  Prosthechea vitellina 'Orange Star'
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 2026年6月23日撮影。

(シリーズ終了)
 らん展で8回もお付き合いいただき、ありがとうございました。

 次回は、街中で見た花の続きを投稿する予定です。

この記事へのコメント

  • river

    カトレアの近縁種もたくさんありますね。いずれも交配親候補でしょうね。
    受粉して種を採りフラスコ培養(無菌培養)して移植(リプレート)して1~2年、さらに順化作業して開花まで早くて2~3年、遅いものは7~10年、その中から選抜して命名と増殖、現代はメリクロン(生長点培養)ですが長い年月根気良く育ててようやく世に出ます。
    6種類交配となれば気の遠くなるような年月が必要ですね。
    それでも挑戦し続ける人がいることを考えると蘭の見方も変わります。
    2026年07月06日 13:41
  • グランドマザー

    こんにちわ^@^

    カトレアもいろいろな種類があるんですね
    一番初めのカトレア 変わってると思いながら
    見てましたら 傷んでいたんですね
    プロステケア・プリスマトカルパは斑点?が本物でした(笑いです)変わった異色のカトレアですね
    2026年07月06日 16:08
  • なおさん

     僕もずいぶん前、エビネの交配種の種子を寒天培地に播いて無菌培養に挑戦したことがありますが、無菌室などないシロウトのかなしさで、上手くいきませんでした。ですので、6元交配などというともの凄く手間と時間がかかるのだろうなあと思いますね。
    2026年07月06日 19:47
  • 信徳

    カトレアと言うと幅広の花を想像するのですが最近のは細いものや斑点のある花が多いように思われるのですが改良時にそうなったのでしょう。
    2026年07月06日 19:55
  • イッシー

    近縁種だとか近縁属も含めるといろいろあるんですね~。
    変化に富んでいて楽しいです。
    2026年07月06日 20:02
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    このような、ラン愛好家が育成するような品種は、どれも交配親になりそうですね。
    今は科学技術が発達しているので、交配の結果が出るのは早くなったでしょうね。
    カトレア・ホワイト ブライダルのような純白の交配種を作るために使われた品種は6つですが、それ以外にもたくさんの品種が使われたのは想像に難くないですね。勿論、かなりの年月を要したことでしょう。
    2026年07月06日 20:20
  • 長さん

    🚩 グランドマザーさん、コメントありがとうございます。
    スポンサー賞が出るようならん展ですと、審査当日に傷んでいる花があったら、選考の対象外になりますが、ここはつくば洋蘭会の身内の展示会みたいなものなので、大目に見られたのでしょう。
    プロステケア・プリスマトカルパ、大きな斑点が特徴の原種です。
    2026年07月06日 20:27
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます
    エビネの交配種の種子で無菌培養に挑戦しされましたか。結果がです、残念でしたね。
    6元交配、どんな順序で、どんな手順で、交配したんでしょうね。純白の花を作りたいという強い執念があったので成功したのでしょうか。
    2026年07月06日 20:33
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    昔はランも形態学的な分類でしたが、今は遺伝子分析に基づく分類に変更されています。ですから、今まで私たちがカトレアとしてイメージしていたものとは異なる花が咲く品種が多くなってきました。



    2026年07月06日 20:52
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    カトレア類は花が奇麗なので、交配も盛んですし。近年は遺伝子分析によってカトレア近縁のものが増えています。近縁同士なら、交配も成功率が高いので、今後とも、色々な形や色の品種が増えるでしょうね。
    2026年07月06日 20:56
  • eko

    カトレアというと幅の広い花を思いますが、今は細い花などいろいろありますね。カトレア・ホワイト ブライダルは真っ白で美しいですね。カトレアを6種類交配して作出されたとは長い年月がかかるのでしょうね。プロステケア・プリスマトカルパはドット柄で印象的ですね。プロステケア・ビテリナ ‘オレンジ スター’は大株、華やかな花色で見事です。
    2026年07月06日 23:03
  • yoppy702

    ブラサボラと付いてるのは見た事があります。
    これもカトレア近縁種なんですね。
    エンシクリア・タンペンシス ‘マンデン ホール’…
    トップの展示風景の、真ん中の左、壁側の小さい葉が一杯出てるのは何やろ?と思ってたんですが、コレなんですね。
    花茎が、あっちこっちへ行きそうやけど、これ、イイなぁ~(^^)
    その下の三種もエンシクリアと付いてますが、全然、ちゃうんですね。
    ラスト、〆に相応しい作品です。(^^)
    さすが、斉藤正博さん。
    セパル、ペタルの明るいオレンジにリップの黄色が魅力一杯ですね。
    …リップが鳥の顔に見えてしまいました。(^^ゞ
    2026年07月06日 23:58
  • すーちん

    おはようございます
    カトレア
    色合いが変化あって
    楽しいですが
    真っ白も良いですねー
    2026年07月07日 08:51
  • 夕菅

    たくさんのランの紹介、ありがとうございました。
    私にはこんな撮影はできませんから、ここは長さんのブログを見せて頂くことにして温室へ向かって正解でした。
    つくば洋蘭会は斎藤先生の牽引力で活気にあふれているようですね。
    2026年07月07日 11:48
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
     コメ返が遅くなり、申し訳ありません。
    今回の記事はカトレア近縁種が多かったので、見慣れたカトレアとはちょっと異なる雰囲気の記事になりました。
    6種交配のカトレア、出来上がるのにかなり長期間を要したことでしょう。
    プロステケア・プリスマトカルパは唇便以外に黒っぽいドットが入るのが特徴の品種です。対して、プロステケア・ビテリナな色も形も異なるので、全く印象が異なりますね。
    2026年07月07日 16:18
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
     コメ返が遅くなり、申し訳ありません。
    ブラサボラ属はご覧になったことがありますか。
    エンシクリア・タンペンシス ‘マンデン ホール’、1枚目中央やや左に写っています。良く分かりましたね。その下のエンシクリア属3種はそれと全くイメージが異なりますね。
    斉藤正博さんのプロステケア・ビテリナは多分株分けをして一鉢にまとめたものでしょう。
    2026年07月07日 16:27
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    カトレアはその近縁種まで含めると、バラエティ豊かですよね。
    純白のこうっ胚珠、一体何年かかって純白の花を作り出したのでしょう。
    2026年07月07日 16:30
  • 長さん

    🚩 夕菅さん、コメントありがとうございます。
    梅雨時で取材日がままならないので、今回の蘭展は8回も引きずってしまいました。
    つくば洋蘭会も会員が増えたようで、皆さんが出展すると、このスペースでは手狭になりましたね。研修展示館のワンフロア位の広さが欲しいものです。
    2026年07月07日 16:36