2026年 つくば「夏の洋蘭展」にて(5) 平台展示の作品から(4)

 6月23日、今年もつくば「夏の洋蘭展」を見に行ってきました。主催はつくば植物園ですが、事実上は「つくば洋蘭会」の作品展となっています。
 今回は平台展示作品の紹介、4回目です。展示場中央の島に並べられた作品の続きを紹介します。

平台展示の様子(その4)
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< レッドリボン賞 >
トリコセントラム・チグリナム
島田文江さん  Trichocentrum tigrinum  中央アメリカ~ペルーの乾燥した森林地帯に分布する着生種。オンシジュームの仲間。花径は4cmほどで、花期は秋~冬
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こちらは稲葉茂子さんが出展した同一品種  ‘Round Lip’
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オンコストエレ・カタタンテ ‘ロス・ロビレス’
稲葉茂子さん  Oncostele Catatante 'Los Robles' (Oncidium sphacelatum ,
Oncidium fuscatum, Rhynchostele ureskinneri )の3種交配種
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リンコステレ・コルダータ ‘チー’
斉藤正博さん  Rst. cordata 'Chi' メキシコ、ベネズエラなどに分布する着生種
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ブラッシア・ギレオウディアナ  初見です
鈴木敏克さん  Brassia gireoudiana  コスタリカ・パナマ原産の着生種
花の形からスパイダー・オーキッドと呼ばれる
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ゴメサ・クリスパ
鈴木敏克さん  Gomesa crispa  ブラジルとパラグアイに自生。旧名はOncidium crispum。径2cmの花は人形が万歳したような形で、「人形蘭」の和名がある
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オンシジューム・スファセラタム  初見です
倉持美恵子さん  Oncidium sphacelatum メキシコ、エル・サルバドルに分布
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トリコセントラム・ティグリナムとマヌムの交配種  初見です
横田永冴さん Trichosentrum tigtium x nanum
どちらも中南米原産のオンシジウム近縁種
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サイコプシス・クラメリアナ  初見です
赤谷晋一さん  Psychopsis krameriana(旧オンシジウム属) コスタリカ、スリナム、エクアドルの分布
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キトロージナ・ペンデューラ
倉持見永子さん  Cuitlauzina pendula メキシコに分布するオンシジウムの近縁種
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ミルトニア・スペクタビリス・アルバ  初見です
小林儀子さん  Miltonia Spectabilis fma. alba ブラジル南西部原産
6/26の記事で基本種を紹介しました(こちら←クリック)が、
これはその白花変種で、花は基本種より大きい
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バンダ・ラメ グッドフェロー  初見です
染谷隆一さん  Vanda Lame Goodfellow 
(バンダ3種 lamellata , sanderiana, dearei の交配種)
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ファレノプシス・エクエストリス・アルバ  初見です
鈴木良治さん Phal. equestris var. alba 台湾やフィリピンに自生 基本種は紅桃色で、これは白花変種
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ファレノプシス・ブルー ジーン
倉持見永子さん Phai. Blue Gene 石原産業が開発した、世界初の青いコチョウラン
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以下も、倉持見永子さんが出展した、ピンクと白のコチョウラン
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 2026年6月23日撮影。

 次回も、つくば「夏の洋蘭展」で見た作品の続きを投稿します。
(つづく)

この記事へのコメント

  • river

    ランの表記については属名、種小名、個体名の順に表記されますね。
    属名書き出しは大文字で始まるイタリック体
    種小名は原種は小文字で始まるイタリック体、交配種は大文字で始まる活字体
    亜種は(subspecies)sub. 変種は(variety)var. 品種は(forma)fma.
    個体名はシングルクォーテーションで囲み大文字で活字体
    属名は略号が一般的ですが略号がないものもあります。
    ところがこの規則に寄らない表記が多いのも事実です。
    最近、属名の変更や交配による新属が多くついて行けなくなりました。
    2026年07月02日 14:18
  • 信徳

    ファレノシプスは白い花、ピンクの花だけかと思っていたら何とブルーの花が世の中に出回っているんですね。
    ランの花を見なくなってランボケ、青いのには驚きました。こんなラン、一鉢欲しいなあ!
    2026年07月02日 16:32
  • もこ

    目新しいランの数々 こんなランもあるのだと何時も見せて頂きますが、やはりコチョウランが好きです。白やピンクばかりかファレノプシス・ブルー ジーンの様なブルーのお花に驚きました。
    2026年07月02日 16:41
  • イッシー

    流石に日本を代表するような蘭展ですね~!
    青い胡蝶蘭も印象に残りました。
    2026年07月02日 19:31
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    ランの学名表示について、詳しく記載していただき、恐縮です。
    ランの出展票には学名の記載だけのものが殆どで、カタカナ名は記載がないので、すべて、学名の表記を検索して、カタカナの品種名を併記しています。ところが、学名を正しく記していない方もおられるのは困ったものです。
    新種が登場したり、属名変更が反映されていないものも散見されます。
    2026年07月02日 21:19
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    青いコチョウランは遺伝子組み換えにより誕生し、2013年1月に発表されました。それから13年、蘭展に店舗を出す業者さんのブーズでも販売されるようになりましたが、まだまだ高価です。
    白いコチョウランに青い染料を吸わせたまがい物も売られているので、要注意です。
    2026年07月02日 21:27
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    ラン展を見に行くたびに、初見の品種(原種、交配種)があります。ランの世界は奥が深いですね。
    青いコチョウランは遺伝子組み換え技術で、13年前に日本で誕生しました。
    2026年07月02日 21:30
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    つくば洋蘭会はベテラン会員が多く、世界らん展日本大賞受賞者も複数います。アマチュアの愛好会では日本一でしょう。
    青いコチョウラン、目立っていましたよ。
    2026年07月02日 21:34
  • eko

    夏の洋蘭展、初見の花が多いです。オンシジュームの仲間のトリコセントラム・チグリナムは垂れ下がって咲いてユニークですね。やはりコチョウランが美しいですね。青いコチョウランまで登場ですね。良い花色です。
    2026年07月02日 23:43
  • yoppy702

    ランが多種多様というのは解ってますが、今回の記事は、ホンマ、超実感しました。(^^ゞ
    トリコセントラム・チグリナムは、花は可愛いいし、こんな風に鉢から垂れてるのが可愛いいなぁ。
    スパイダーと呼ばれる花は結構ありますけど、ブラッシア・ギレオウディアナは正に蜘蛛ですね。
    薄暗い中で、こんなのがあったら、「毒蜘蛛?」と間違えそうです。(^^ゞ
    サイコプシス・クラメリアナの姿にも引き込まれます。
    ファレノプシス・ブルー ジーン、メッチャ綺麗です!(^^)
    存在しないブルーが、ここまで再現できるんやからスゴイ技術ですよね。
    ピンクと白のコチョウラン、ヤッパ、イイですね。(^^)
    2026年07月03日 00:14
  • なおさん

     僕の場合、夏のランというとリュウキュウエビネとか、サギソウ、フウランなど思い浮かべるのですが、洋蘭となるとより多彩でいろいろ楽しめるのが良いですよね。
    2026年07月03日 02:40
  • すーちん

    おはようございます
    青の胡蝶蘭
    確りブルー
    見事ですねー
    2026年07月03日 09:36
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    出展のつくば洋蘭会はベテランが多いので、あまり人が持っていないような品種を育てている方が多いようです。
    トリコセントラム・チグリナムのような着生種は垂れ下がって咲くJ品種も多いです。
    ついに青いコチョウランが登場しました。
    2026年07月03日 11:08
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    あちこちの蘭展を見て歩いていますが、今回は初見の品種が多かったです。ベテランが多いつくば洋蘭会ならではでしょう。
    地生種は茎を上に伸ばして花が咲きますが、着生種は垂れ下がって咲くものも多いです。
    ブラッシア属は花弁が細長い品種が多く、その形からスパイダーオーキッドと呼ばれています。黄色に茶の斑が入る花が多いようです。
    アマチュアのラン愛好家の中にも、ついに青いコチョウランに手を出す人が出たか、と言うのが第一印象です。遺伝子組み換え技術は凄いですね。
    2026年07月03日 11:27
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます
    ラン愛好家の中にも和蘭や東洋蘭を手掛ける人もいら舎いますが、やはり主流は洋蘭になりますね。
    2026年07月03日 11:32
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます
    遺伝子組み換え技術で作り出された青いコチョウラン、ついに、アマチュアの蘭愛好家の中にも手を出す人が出現しました。
    2026年07月03日 11:35