2026年 つくば「夏の洋蘭展」にて(3) 平台展示の作品から(2) デンドロビウム、リカステなど

 6月23日、今年もつくば「夏の洋蘭展」を見に行ってきました。主催はつくば植物園ですが、事実上は「つくば洋蘭会」の作品展となっています。
 今回は平台展示作品の紹介、2回目で、展示場中央の島に並べられた作品の中から紹介します。

平台展示の様子(その2)
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< レッドリボン賞 >
デンドロビウム・シルシフローラム
染谷隆一さん  Den. thyrsiflorum  タイに分布
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デンドロビウム・トサエンセ
鈴木敏克さん  Den. tosaense   日本の本州(紀伊半島以西)から四国、九州にかけて自生。和名はキバナノセッコク(黄花之石斛)。絶滅危惧IB類(EN)
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こちらは、別個体
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デンドロビウム・ベンソニエ
武田真憲さん  Den. bensoniae  インド・アッサム~ミャンマー二分する着生種。甘いクッキーの香りがするそうだ
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デンドロビウム・アメジストグロッサム
倉持見永子さん  Den. amethystoglossam
フィリピン、ルソン島中部山岳地帯に自生
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デンドロビウム・カーミンダエ  初見です
斉藤正博さん  Den. carmindae  フィリピン、マレーシア等に分布
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デンドロビウム・パリシー・アルバ  初見です
稲葉茂子さん  Den. parishi fma. alba   ミャンマー、タイ、ベトナム、中国南部に分布  今月6月7日の「第65回 蘭友会らん展」で見たのはセミアルバだったが、こちらは完全な白花
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デンドロビウム・ワッセリー
広澤良子さん  Den. wassellii  オーストラリア北部に自生
自生地では初冬に咲くが、栽培下では夏ごろに開花
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こちらは、加藤かほるさんが出展した個体
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デンドロビウム・ドラゴン フライ ‘バリエガタ’
鈴木良治さん  Den. Dragon Fly 'variegated'  美しいピンクや紫の花だけでなく、葉に入るクリーム色や白の斑入り(バリエガタ)模様が特徴の品種
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デンドロビウム・ピーター シェン  初見です
南村昌義さん  Den. Peter Shen ( Den. alexandrae x Den. Phalaenopsis )
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デンドロビウム・アンテナタム
鈴木良治さん  Den. antennatum  ニューギニア~オーストラリアに分布する着生種。2枚の萼片が捻れて立ち上がる
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リカステ・ギオン(祇園)  初見です
鈴木良治さん  Lycaste Gion ( Lycaste Astra x Lycaste dowiana )
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リカステ・マスカット  初見です
鈴木良治さん  Lycaste Muscat ( Lycaste Rosamond x Lycaste luminosa )
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バルボフィラム・ファレノプシス ‘ツクバ’
伊藤忠夫さん  Bulb. palaenpsis 'Tsukuba'  ニューギニアの標高500mあたりに分布する着生ラン。世界最長の葉を持つランとして知られている。花弁に毛が生えて、見た目はグロテスクだが、たくわんの臭いがする
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 2026年6月23日撮影。

 次回も、つくば「夏の洋蘭展」の出展作品から投稿します。
(つづく)

この記事へのコメント

  • もこ

    皇居東御苑、町の花、通院途中、つくば夏の洋らん展・・・
    次々と精力的に発信されている画像、季節の移ろいを感じながら見させて頂きました。
    ランが鉢底から咲いて居るなんて初めて知りました。
    腰痛のため暫くPCを離れていましたが ボツボツ始めますのでまたよろしくお長居いたします。
    2026年06月29日 16:53
  • river

    今回はデンドロビウム、リカステ、バルボフィラムで馴染みの洋蘭が並んだのでほっとしました。ただ属名はお馴染みでも品種名は初めての蘭が多いです。
    バルボフィラム・ファレノプシス ‘ツクバ’が「たくわんの臭いがする」というのが面白いです。
    2026年06月29日 18:56
  • なおさん

     まさに千変万化、多様性の面白さがマニア受けするのでしょうねえ。花の形も芸が細かいです。
     沢庵漬けの香りのランですと、ハエを呼ぶのですかねえ。面白いものですね。
    2026年06月29日 19:23
  • グランドマザー

    こんばんわ^@^
    ランの花、素敵な香り と思いますよね~
    近年は香りも作られるんですね~
    沢庵の香り チョットびっくりです
    土のすぐ上からの花にも すごーいですね
    2026年06月29日 20:17
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    毎日一定数の長さのブログを作ろうと努力しているので、取材もそれなりに大変なんですよ。特に今頃は雨が多いので、撮り貯めをしています。
    腰痛でしたか。それは大変ですね。実は、妻も腰椎がずれているとかで通院を始めました。重いものが持てないので、たまに一緒に買い物に行きます。
    2026年06月29日 22:09
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    私も初めて見る品種がたくさんありました。出展の会員は同じ市内なので、多くの鉢の搬入も楽なのだと思います。
    バルボフィラム属はハエを媒介者としているので、殆どは腐敗臭なので、ファレノプシス ‘ツクバ’のたくわんの臭いというのは希少ですね。
    2026年06月29日 22:18
  • eko

    美しいランから、これがラン?という不思議な花まで奥が深いですね。デンドロビウム・シルシフローラムの花付きが綺麗、素敵です。バルボフィラム・ファレノプシス ‘ツクバ’の見た目のグロテスクさとタクアンの香りというのも不思議ですね。
    2026年06月29日 22:27
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます
    つくば洋蘭会は地元なので、大きなラン展には出さないような品種(初見が多い)も出展されていて、夢中で写真を撮りまくりましたよ。そのため、ピンボケも量産。
    バルボフィラムは腐敗臭を出してハエなどを誘うものが多いですが、バルボフィラム・ファレノプシスは着生種なので、腐敗臭が好きなハエ等が飛んでこないのかもしれません。
    2026年06月29日 22:30
  • 長さん

    🚩 グランドマザーさん、コメントありがとうございます。
    カトレアなどは良い香りがしますが、ランも品種によっては腐敗臭のようなものもあります。花粉媒介者が好む匂いを出すように慎太したわけですね。沢庵の香りを好む昆虫、どんな種類なんでしょうね。
    土のすぐ上からの花、リカステ・ギオンのことですか。短いですが花茎はありますよ。写真の後方に写っているのが花が落ちた後の花茎です。
    2026年06月29日 22:37
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    >美しいランから、これがラン?という不思議な花まで奥が深いですね。
     ランは奥行きが深いでしょう?

    デンドロビウム・シルシフローラムは唇便がオレンジ、他は黄色で小さい花がたくさん咲きます。
    バルボフィラム・ファレノプシス、着生種なので、腐敗臭が好きなハエ以外の昆虫が媒介者になるのでしょう。
    2026年06月29日 22:42
  • イッシー

    凄いのばかりですね!
    また香りも様々なんですね!!
    面白いです。
    2026年06月29日 22:56
  • yoppy702

    トップの平台後方の白とピンクのってコチョウランやろか?
    右下の葉っぱがメッチャデカイのは何やろ?
    って、先走ってしまいました。
    説明は後日で結構ですので。<(_ _)>
    デンドロビウム・シルシフローラム、スゴイ花付ですね!
    室内やから大丈夫でしょうけど、この鉢の大きさからして、こんなに花が付いて垂れてたら転倒しそうと心配してしまいます。(^^ゞ
    デンドロビウム・ベンソニエって、こないだアップされていて、「顔がメッチャ可愛いい」ってコメさせて頂いた品種ですね。
    やっぱ、お顔が可愛いい。(^^ゞ
    リカステが興味あったんですが、「ギオン」って三角という感じではないんですね。
    「マスカット」は三角っぽいですが、やっぱ、見慣れたリカステの三角形とは違いますね。
    この姿やったら、「やっぱりランの仲間や」と思ってしまいます。(^^ゞ
    バルボフィラム・ファレノプシス ‘ツクバ’の花…ビックリや!
    でも、クセになりそうな姿やなぁ…
    2026年06月30日 00:18
  • すーちん

    おはようございます
    リカステ・ギオン
    葉の形も変わってますねー
    まだまだ奥が深いですねー
    2026年06月30日 09:33
  • 信徳

    デンドロビューム、リカステなどの言葉はこれまでに何度も聞いているのですが画像の花は初めて見る花でとてもデンドロ、リカステとはイメージから離れています。品種改良がこの種に於いても凄いのですね。
    昨晩の応援でいま起きたところです、残念でした。
    2026年06月30日 11:04
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    今回は初見の品種も色々あり、楽しかったです。
    グロテスクな花でも、たくわんの香りがするなんて言うて、思わず顔を近づけてくなりますね。
    2026年06月30日 11:27
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    デンドロビウム・シルシフローラム、花が4房咲いていますが、花の重さは大したことはないので、倒れる心配はご無用です。
    デンドロビウム・ベンソニエ、6月10日の蘭友会らん展で初めて見た品種です。
    リカステ・ギオン、外花弁の先端が丸いですが、全体は三角形ですよ。
    バルボフィラム・ファレノプシス ‘ツクバ’クセになりそうですか?変質狂?(笑)
    2026年06月30日 11:47
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    リカステ・ギオンは花色が大変地味で、外花弁の色や形は片親の原種から受け着いたようです。背後の丸い棒状のものは花が落ちた後の花茎です。
    2026年06月30日 12:05
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    デンドロビウムは2種類を除いて、全て原種です。原種は、Den. の後の小種名が小文字から始まります)。ですから、原種も多くの品種が発見されていることがお分かりいただけるでしょう。
    サッカーを徹夜観戦でしたか。もう一歩でしたね。
    2026年06月30日 12:11
  • yasuhiko

    デンドロビウム・シルシフローラムのように、
    果物の実が垂れ下がるように咲く花もあるんですね。
    ランの花は姿も色も多様性に富んでるから、
    育ててる方は楽しくてたまらないんでしょうね。
    2026年06月30日 14:59
  • 長さん

    🚩 yasuhikoさん、コメントありがとうございます。
    デンドロビウムは原種が多く、更に園芸種も出来ているので、咲き方も色々バラエティに富んでいます。
    この多様性がラン愛好家を増やす要因のひとつでしょうね。
    2026年06月30日 22:06