第65回 蘭友会らん展inサンシャインシティにて(2) 入賞花の紹介(2) & 特別展示 オニノヤガラ(鬼の矢柄)

 6月7日、池袋サンシャインシティで開催された「第65回 蘭友会らん展inサンシャインシティ」を見に行ってきました。2023年6月10日に第62回を見に行ったので、3年ぶりです。
 今回も、入賞花(すべてブルーリボン賞)の続きを紹介します。各賞の記載がない作品は重複受賞なしの規定によります。
 久しぶりにフルサイズ一眼を持って行ったため、うまく撮れていない写真が登場します。ご容赦ください。


蘭友会賞
カトレア・ノビリオール・アマリアエ ‘マスカラス’
  ワカヤマオーキッド
C. nobilior var. amaliae fma. striata 'Mascaras' SM/JOGA
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プロメナエ・カルマニアウス  里見武志さん
Promenaea Calmaniaus (P. xanthina × P. Crawshayana )  初見です
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一般社団法人沖縄美ら海財団理事長賞
レナンセラ・インスコティアナ
  大和田武士さん
Renanthera imschootiana 東南アジア原産の着生種。絶滅の危惧があるとしてワシントン条約付属書Ⅰに記載されている
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ディカエ・グラウカ  初見です
Dichaea glauca  清水達夫さん
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所沢洋蘭会賞
デンドロビウム・リンドレイ
  佐藤 攻さん
Dendrobium lindleyi 'Florida Sunshine'
東南アジア~中国西南部原産。以前は、アグレガタムと呼ばれていた
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多摩蘭友会賞
フラグミペディウム・グランデ ‘ヴァル’
  小笠原清子さん
Phragmipedium Grabde 'Val' 大型フラグの三種交配種
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埼玉洋蘭会賞
パフィオペディルム・ハン セン イーグル ‘アイワ’ 
  上里忠彦さん
Paphiopedilum Hung Sheng Eagle 'Aiwa'
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日本洋蘭農業協同組合長賞
ソベニコフィラ・ロブスタ ‘ウッドランド・フェアリース’ 
 初見です
斉藤正博さん  Sobennikoffia robusta  原産はダガスカル島西側
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資生堂賞
セロジネ・サルバネラニアナ ‘スイートフレグランス’
  やまはる園芸
Coelogyne salvaneraniana 'Sweat Fragrance'  フィリピン原産
資生堂講評:甘さのあるバランスのとれた上品な香り
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入賞花は以上です。次は、特別展示の「幻のらん オニノヤガラ」です

ガストロディア・エラータ(鬼の矢柄)
Gastrodia elata Blume
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 以下は、写真1枚目中央のパネルに書かれた説明文です。
 名前を聞いても、知らない人がほとんどでしょう。愛好家でも実物を見た人は少ないはずです。
 6月ごろ、林下で1mほどにもなる花穂を垂直に伸ばし、たくさん花をつけるランの仲間ですが、葉がないので、花の季節以外は探しようがありません。塊茎があっても毎年同じ場所で咲くとは限りません。ナラタケという樹木を枯らす病原菌で、子実体は食用にもなるキノコの菌糸を根の代わりにして生きているため、菌が弱れば消えてしまう、神出鬼没の花です。
 一方、古くからめまいや痙攣、痒みに効く漢方薬、テンマ(天麻)として知られています。アイヌの人たちは塊茎を食料としているという話もありますが、実際に食べると、少し硬いジャガイモのような味がするとか。
 こんなオニノヤガラですが、人工的な栽培ができるようになりました。漢方薬の原料になるので、中国や韓国を中心に研究が進み、現在では工場で大量生産もされているようです。

 2026年6月7日撮影。

 次回も、第65回 蘭友会らん展で見た作品の続きを投稿します。
(つづく)

この記事へのコメント

  • nobara

    蘭友会らん展にサンシャインシティにお出掛けでしたか、
    3年ぶりでしたか?毎年行かれてるイメージが??
    そこでの開催が3年ぶりだったのですね(*^-゚)⌒☆
    素晴らしいラインナップですね💪
    ラン?とも思えないものもあるんですね@@

    「オニノヤガラ」はどこかで見たような気がしますが?
    漢方薬にも用いられる?これもランなのですね。
    聞いてみないとわからないモノですね~
    2026年06月11日 16:17
  • river

    絶滅の危惧種の蘭をはじめ見たことがない不思議な蘭がありますね。蘭の奥深さを感じます。栽培者の少ないこのような蘭は栽培法も難しそうです。
    オニノヤガラは何とも変わった蘭ですね。見たことがありません。
    2026年06月11日 16:44
  • なおさん

     オニノヤガラを栽培出来るようになったのですか。観賞用としての需要はそんなにないでしょうから、薬用としての需要で大量生産出来るくらい、工業ベースで採算がとれるくらいに栽培技術が確立されたということなのでしょうね。

     僕はこちらは見たことがないのですが、ツチアケビなら青森の十二湖で見たことがあります。

    2026年06月11日 19:13
  • イッシー

    フルサイズの絵ってやっぱり見慣れていますからしっくりきますね。かくいう私も、最近はAPSCが多かったりします。
    2026年06月11日 20:02
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    蘭友会らん展、前回は2023年で、それまでは毎年開かれていましたが、何かの事情で3年間、開催できなかったようです。
    出展は、蘭友会の会員だけではなく、あちこちオ愛好団体からも出展されていました。

    二つ目のコメントですが、7年前に野川自然観察園でご覧になっていたのですね。私もすっかり忘れていました。
    中国や韓国では工場で生産されているそうですが、日本ではまだ実験段階なんですね。
    2026年06月11日 21:24
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    レナンセラ・インスコティアナ、原産地では絶滅危惧種ですが、一昨年、つくばらん展で見たことがあるので、栽培種が出回っているようです。
    オニノヤガラ、名前は聞いたことがあるのですが、ランの仲間だったとは今回初めて知りました。
    2026年06月11日 21:35
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます
    オニノヤガラの大量生産、漢方薬に歴史がある中国や韓国らしいですね。一方、日本では研究段階だとか。
    ツチアケビもランの仲間なのですね。私は見たことがないです。
    2026年06月11日 21:38
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    フルサイズのカメラ自体は問題ないのですが、今回は持って行ったレンズが使いにくかったのです。タムロンのレンズは苦手です。
    2026年06月11日 21:42
  • eko

    入賞花は素敵ですね。ほとんど初見の花です。カトレア・ノビリオール・アマリアエ ‘マスカラス’の花色素敵です。
    オニノヤガラもランなんですね。不思議なランがあるものですね。見て楽しむ花ではなくて漢方薬の原料ですか。研究が進んで大量生産できるようになって良いですね。
    2026年06月11日 22:41
  • yoppy702

    洋ランって動物の顔に見えたりしますが、カトレア・ノビリオール・アマリアエ ‘マスカラス’ は女の子の顔かリスが長い歯を出してるようにも見えます。(^^ゞ
    渋い色ですね。
    ディカエ・グラウカの姿を見るとハーブかと思ってしまいました。(^^ゞ
    二枚目のアップを見るとランのお顔ですね。
    「オニノヤガラ」、昨日、予習をしときました。(^^ゞ
    腐生植物と書かれてましたが、説明文を読んで更に、ヘェー…ってなりました。
    「葉がないので…」、ナルホドです。
    まぁ、ボクの場合は、葉があっても葉だけやったら解りませんが。(^^ゞ
    自然界で、この姿やったら見つけるのは難儀でしょうけど、人工栽培ができるんやったら、姿は確認できますね。
    2026年06月12日 00:25
  • 信徳

    まあ色々なランが栽培、研究されているんですね、驚きました。
    「オニノヤガラ」は何処か聞いたことがありますが初見です。
    腐生植物は色々見ています。漢方薬の材料で人工栽培出来るんですね。冬虫夏草の人工栽培を思い出しました。
    2026年06月12日 06:47
  • すーちん

    おはようございます
    一番最初の画像の
    ランの色合い
    なんとも言えませんねー
    こう言う色も出せるんですねー
    2026年06月12日 08:53
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    カトレア・ノビリオール・アマリアエ ‘マスカラス’、花弁に入った筋と色が良いですね。
    オニノヤガラ、名前は聞いたことがあるのですが、ランの仲間だったとは今回初めて知りました。工業化しても、日本では簡保役の需要が少ないから、採算がとれるかどうか。
    2026年06月12日 11:52
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    カトレア・ノビリオール・アマリアエ ‘マスカラス’が「女の子の顔かリスが長い歯を出してるよう」に見えますか。想像力豊かですね。
    ディカエ・グラウカ、葉はランに見えませんね。
    オニノヤガラ、不思議なランがあったものですね。人工栽培は可能になっても、日本では工業化は無理でしょう。
    2026年06月12日 11:58
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    ランは種類が多いとは知っていましたが、いまだに、初めて見る種類がたくさん出てきます。オニノヤガラもしかりで、人工栽培もされているのですね。中国や韓国では工業化しても、利益が出るとはびっくり。
    2026年06月12日 12:01
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    カトレア・ノビリオール・アマリアエ、地味な色ですが、薄紫の筋が良い仕事をしていますね。勿論、人工的に作られた色ではありません。
    2026年06月12日 12:07