今回からは、屋外で見た花などを投稿します。始めは、「さくらそう品種展」第二会場から近い「温帯資源植物 東」の野菜などのコーナーからです。
バライチゴ(薔薇苺)
バラ科キイチゴ属の落葉低木。いわゆる野イチゴの一種。日本固有種で、
本州(関東地方南部以西)、四国、九州の冷温帯に分布。和名は、茎葉に
鋭い棘が多いことやバラの花のようなイチゴであることに由来する。
花径4㎝。花期は6~7月。別名:ミヤマイチゴ
キリギリスの幼虫らしい
ラビットアイブルーベリー ‘ブライトウェル’
ツツジ科スノキ属の落葉低木。アメリカ東部原産。花期は4~5月。完熟前に実がウサギの目のように赤くなる(ラビットアイ)のが名前の由来
ノーザンハイブッシュブルーベリー ‘チャンドラー’
アメリカ南部原産
ダイコン(大根)
アブラナ科ダイコン属の越年草。地中海地方原産。日本には弥生時代に渡来。
食する部分は根で、地上に出ている部分は胚軸
桜島ダイコン
アブラナ科ダイコン属の越年草。大根の変種。大きいものは30Kgsにもなる。
鹿児島県桜島の特産。原種は諸説あり
聖護院ダイコン
アブラナ科ダイコン属の越年草。文政年間に金戒光明寺に尾張国から奉納された大根を、現在の左京区聖護院に住む農家が譲り受けて栽培し、採種を重ねるうちに短系の聖護院大根が生まれたと言う。原種は尾張国の宮重大根とされる
カイワレ大根
アブラナ科ダイコン属の越年草。大根は肥大した白い茎のような胚軸という部分と根を食べるが、カイワレ大根は胚軸と葉を食べる
タカナ(高菜)
アブラナ科アブラナ属の越年草。カラシナの変種。原産は中央アジア。写真のように、草丈が1m以上になるのが名の由来。花期は3~4月。花径は1.2〜2.0cm
カブ(蕪)
アブラナ科アブラナ属の越年草。花期は3~4月。
春の七草の1つ(スズナ)としても知られる
ネギ(葱)
ヒガンバナ科ネギ属の多年草。原産は中国西部やシベリア、中央アジアのアルタイ地方。花期は4~6月。葱坊主とは、小さいネギの花の集まりを坊主の頭に見立てたもの
菜園から池の東側を歩いて、本園に向かいましたが、途中、絶滅危惧植物温室に立ち寄りました。
トキワマンサク(常磐万作)
マンサク科トキワマンサク属の常緑小高木。原種は白花、絶滅危惧I類 (EN)
生垣などでよく見かけるが、日本での自生は静岡県湖西市(80株、北限、静岡県天然記念物)、三重県伊勢神宮内(20株)、熊本県荒尾市(16株)のみが知られる
近年の研究で、日本の個体群は古い時代に国外から導入されたものと判明した
シコクカッコソウ(四国郭公草、四国鞨鼓草など)
サクラソウ科サクラソウ属の多年草。愛媛県などに分布。絶滅危惧II類(VU)
群馬県に自生するカッコソウの変種で、茎や葉の毛が多いのが特徴
エビネ(海老根)
ラン科エビネ属の多年草。日本では北海道西南部から沖縄島までに分布
花期は4~5月。別名:ジエビネ、ヤブエビネ。準絶滅危惧(NT)
名の由来は、横に連なった偽球茎の形を海老に見立てたもの
マイヅルソウ(舞鶴草)
クサスギカズラ科(←キジカクシ科)マイヅルソウ属の多年草。日本では、北海道から九州の山地や亜高山帯の針葉樹林下に生える。和名は葉脈の曲がった形を、鶴に見立てたものという。花期は5~7月。花径は3~5mm。 絶滅危惧植物ではありません
ショウキウツギ(鐘馗空木)
スイカズラ科ショウキウツギ属の落葉低木(1属1種)。中国東部原産。ウツギの仲間ではなく、アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)に近縁。花期は5~6月。実は剛毛に覆われ、髭の長い鍾馗様に例えたのが名の由来。別名:アケボノウツギ、ショウジョウウツギ、コルキッツァ。 絶滅危惧植物ではありません
オウギカズラ(扇葛)
シソ科キランソウ属の多年草。日本固有種。本州、四国、九州に分布するが、絶滅が危ぶまれている。花の長さは2.5cm。花期は4~5月。和名は葉や走出枝の姿に由来する。シロバナノオウギカズラも存在する
次回も、つくば植物園の屋外で見た花などを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
river
四国カッコソウは販売されていますが群馬のカッコソウは世界でここだけにしか咲かない珍しい花で国内希少野生動植物種に指定され採取はもちろん売買や譲渡も禁止されています。1年間で土日祝日の数日のみ保護区が公開されています。今年残すのは25、26、29日の3日だけです。
マイヅルソウは山でふつうに見られます。
なおさん
紅のトキワウツギは街中でもあちこち見ますし、クリーム色の方もよく見ますが、自生は超貴重なものなのですね。僕も19日に武蔵丘陵森林公園で見てきました。
長さん
野菜の花、お馴染みのものが多かったですか。高菜が名の通り、こんなに大きくなるものだとは知りませんでした。
馬県・鳴神山のカッコソウは環境省の絶滅危惧IA類に指定されているのだそうですね。
長さん
植物園はいろいろ回っていますが、野菜類を展示しているのはここだけではないかと思います。
世界にはウツギ属だけで50種ほど存在するそうですね。つくば植物園にはウツギ属を含め、ウツギと名のつく植物が25種以上植えられているそうです。
イッシー
花の形は似ていても絶滅しちゃったりする種もあるんですね。
長さん
この植物園の使命の一つとして、絶滅があ危惧される植物を増やして、現地に戻すことがあります。
eko
野菜は畑などに残されていると咲いています。ご当地の大根の4弁花も少しずつ違いますね。
トキワマンサクは絶滅危惧種ですか。自生が少ないんですね。
絶滅危惧種を保護し、増やすことは大切ですね。
yoppy702
高菜の名前の由来は、そういう事やったんですね。ナルホドです。(^^ゞ
トキワマンサクで、「近年の研究で、…」という事は、現在の日本自生種は、古い時代に国外から導入されたという事なんですね。それって、帰化植物という事なんですね。
絶滅危惧植物の中で、エビネがあったので、エッ?と思ったんですが、準絶滅危惧(NT)なんですね。
将来的には可能性のある植物なんや。
オウギカズラは見た事無いです。
「葛」という事は、つる性なんですね。
信徳
マイズルソウは強くて増えるムードが漂っています。
すーちん
ウツギが咲いてくる
時期ですねー
トキワマンサクも絶滅危惧種ですか
長さん
野菜が植えられている区画は、生命を支える多様性区という名称で、衣食住、観賞など、生活に欠かせない植物が見られます。産地別に植物が比較できるようになっています。
トキワマンサクは園芸種があちこちで見られますが、自生地は絶滅危惧種に指定されています。
長さん
長居植物園にはキッチンガーデンというのがあるのですね。
> カイワレ大根の花って初めて見ました。
ダイコン類はどれも同じような花が咲きますからねー。
高菜の名前の由来、この草丈を見れば一目瞭然ですね。
植物の世界も遺伝子研究が盛んで、世界のものと比較して、ルーツをたどることが出来るようになったのでしょう。
エビネは、盗掘や雑木林の開発・放置により個体数が激減しているそうです。
オウギカズラは走出枝を長く伸ばすので、「葛」という名が付いたのでしょう。
長さん
ダイコンは色々品種がありますが、家庭で植えるのは品種が限られますね。
マイズルソウはお宅にもありますよね。
長さん
園内ではウツギが色々咲いていました。ちょっと早い気がします。
トキワマンサク、日本では自生地が4カ所しかないのですね。
夕菅
マイヅルソウの開花はもう少し後ですが、温室では早く咲いて既に実が赤くなり始めているようですね。
うちの庭ではグランドカバーに植えたオウギカズラが今や広範囲に広がって咲いています。
長さん
トキワマンサクを生垣にされましたか。今頃は花がたくさん咲いているでしょうね。
マイヅルソウ、花の中央に赤い実が膨らみ始めていました。
オウギカズラをグランドカバーにされましたか。良く増えそうですね。