今回は「さくらそう品種展」でみた花を紹介します。
サクラソウは、春を告げる花として日本各地に自生し、古くから親しまれてきました。その野生種をもとに、江戸時代から現代までに多様な園芸品種が作出されてきました。今年も本特別公開では、筑波大学が保有するコレクションの中から、100種類以上の園芸品種を展示します。江戸時代から受け継がれる日本の伝統園芸の粋を是非ご覧下さい(以上、つくば植物園のチラシから引用)。チラシの画像をクリックすると、PDFが表示されます。
第一会場(教育棟)では、サクラソウの解説や、サクラソウ専門家の推し品種などのパネル展示がありましたが、今回は省略し、教育棟の裏手に設けられた第二会場で見た、サクラソウの原種や園芸品種を紹介します。
桜草花壇
サクラソウの花を観賞するために江戸時代天保年間に考え出された方法が「桜草花壇」です。5~7段の棚に、花色を順に繰り返して千鳥に並べ、それぞれの花が美しく引き立つ展示法です。 撮影に失敗したので、2024年の画像です
以下、桜草花壇に展示された品種を紹介します。
桜草花壇の左上部分
上段左から、十二単、越路の雪、三田自慢、東歌、
下段左から、酔雲、花の筵、錦鶏鳥
桜草花壇の右上部分
上段左から、唐縮緬、満月、艶姿、 下段左から、芙蓉、羅生門、春告鳥
桜草花壇の右中段部分
上段左から、天女、大杯、白滝、鶯宿梅 下段左から、雪月花、駅路の鈴、花摺衣
桜草花壇の左中段部分
上段左から、桃の盃、天晴、宇宙、 下段左から、機嫌獅子、月の都、シャドーズ
桜草花壇の左最下段
左から、伊達男、初衣、南京小桜
桜草花壇の右最下段
左から、松の雪、墨染川、酒宴の床、入野の都
桜草花壇の左手後方にはいつものようによしず張りの展示スペースが
サクラソウ・野生種の展示
上段左から:長野県八ヶ岳、東京都浮間、中段:北海道、下段:長野県浅間、広島県
筑波大学コレクション
筑波大学が増殖維持しているオリジナルコレクション
里子コレクション
筑波大学が里親さんたちに委託して維持していただいているコレクション
里親の愛花
筑波大学コレクション以外で、里親さんたちが収集維持しているもの
夕 霧(ゆうぎり)
次回から、つくば植物園の屋外で見た花などを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
ネーミングが楽しくて
色々、想像してみました💪
里子(花)?里親の愛花の展示もあるんですね(^o^)丿
「夕霧」って、書いて(ゆうがすみ)っていうんですか
夕霞では?ないのですね~
信徳
自分の所だけでは管理が大変なんで愛好者、里親で管理して貰ったり里親の愛好品を提供して貰ったりで賑やかです。内にも4~5品種有りますが全て一重の強い野生種です。
夕菅
毎年丁寧に撮影され供覧していただけるので助かります。
私はこのところ肩を痛めて休養中です。
よくなったら暑すぎず雨が降らない日を選んで見に行きたいと思っています。
夕霧の大株、見事ですね。
苗の販売もあるのですが、良い苗はすぐ売り切れてなかなかなかなか入手できません。
イッシー
思っていたら、やはり野生種を交配したのが始まりなんですね。
river
桜草花壇に展示された品種の中で私が持っていなかったのは「醉雲」だけあとはすべて栽培経験があります。
筑波大学コレクションもラベルが読めるものはほぼすべて持っていました。
なおさん
都市緑化植物園の展示棟前では、やはり埼玉県の県花ということで桜草の段飾りがあり、バックヤードの第2苗圃で育成されている桜草の特別公開も見てきました。ですが、さすがにつくばの植物園の方が品揃えも比較にならない位見事ですねえ。
長さん
ここのさくらそう展は毎年ほぼ同じころに開催されています。
筑波大学だけでは手が回らないので、里親を募集しているそうです。その里親さんの愛花も展示されています。
最後の「夕霧」と書いてある品種、里親さんのものかっどうか分かりません。品種名で検索しても出てこないので、名札の書き間違え家と思って似たものを探したのが「夕霞」でした。で、一旦夕霞のデータを書き添えたのですが、その時点て誤って投稿されてしまいました。その後、1例、夕霧がネットで見つかりましたが、詳細は不明でした。
>里子(花)?里親の愛花の展示もあるんですね(^o^)丿
>「夕霧」って、書いて(ゆうがすみ)っていうんですか
>夕霞では?ないのですね~
>
長さん
サクラソウは毎年このくらいの鉢数が展示されます。筑波大学だけでは手が足りないので、里親さんを募集したようです。
お宅のサクラソウは全部野生種でしたか。
長さん
曇りでしたが予定通り行ってきました。そうしないと、投稿日に穴が開いてしまうので・・・。
以前は、品種名を頼りに、詳細を調べて投稿していましたが、大変時間がかかるので、止めました。
肩を痛めましたか、それは大変ですね。会期中に行けると良いですね。
サクラソウは通販でも手に入りますね。
長さん
サクラソウは江戸時代に大ブームになって、野生種をもとにした交配やら突然変異の発生などもあって、大変多くの園芸種が作り出されたのだそうです。
長さん
大変多くのサクラソウを栽培されていたということは以前にお伺いしたような記憶があります。
riverさんは趣味に加え、収集癖があるんですかねー。
奥方からは、1/10でも多いと言われているのではないですか?
長さん
お誕生日の記念に武蔵丘陵森林公園ですか。日曜日で良かったですね。サクラソウは埼玉県の県花ですから、多くの品種が展示されたのではないでしょうか。
つくば植物園で展示されたサクラソウは、殆どが筑波大学とその里親さんのコレクションで、つくば植物園で保存しているのは原種だけらしいですよ。
eko
夕霧、素敵ですね。
yoppy702
100種類以上には驚きますが、第一会場で予習をして、第二会場で実物を見るなんて、いかにも大学って感じがあって素敵です。
「桜草花壇」という手法は、天保年間に確率されてたんですね。
江戸時代には、色々な園芸種が作出されていますが、それを、「どう見せるか」というのも考えられていたのが素晴らしいですね。
展示の棚も、野生種の展示や筑波大学コレクション、里親さんたちのコレクションなど、これはスゴイ数の展示ですね。
中でも、筑波大学コレクション、メッチャ沢山ですね。
「里親の愛花」は筑波大コレクション以外ですか。
里親さん達も、委託以外で色々と育てられてるんですね。
「夕霧」は、その中の一つなんですね。
こんな風に育てられたら素敵やなぁ~(^^ゞ
長さん
今回の展示は100種類程度でしたが、現在でも残されている園芸種は3000程度あるそうですよ。
現在でもサクラソウを色々育てておられる方がいるので、そういう方に里親をお願いしているのですね。
長さん
第一会場はつくば植物園が作成したパネルがメインです。20枚ほどで、全部写真を撮ったのですが、会場が暗いので、今回も紹介は省略しました。
江戸時代は多くの愛好家がいて、園芸種作りも盛んだったようですが、現在の愛好家はそれほど多くないようです。
つくば植物園で保有しているのは原種だけのようで、その他は筑波大学と里親さんの所有する品種です。
「夕霧」は、一鉢だけ別に展示されており、所有者は不明です。
すーちん
筑波大学で
サクラソウに力入れてるとは
里親さんも存在するとは
驚きですー
長さん
筑波大学には、「つくば機能植物イノベーション研究センター」という部門があって、そこが保有するサクラソウコレクションなのだそうです。その部門が里親さんを募集しているということです。