第44回「上野・東照宮冬ぼたん」(2) 冬ぼたんの色々(2)

 2月9日、第44回「上野・東照宮冬ぼたん」(1月1日~2月23日)を見に行ってきました。
 2月7日から8日まで都内でも雪が積もったと知ったので、絶好のチャンスとばかり、9日の午前中に撮影してきました。


「上野・東照宮冬ぼたん」苑内マップ
東西に長く、入り口は左端の赤▲、出口は右端の赤▼です
IMG_20260211_1.jpg

展示の様子
IMG_5214.JPG
IMG_5213.JPG

阿蘇の司(あそのつかさ)
松江市中村農園作出。千重・大輪、抱え咲き。花茎が短く、花が葉の中に埋もれる感じに咲く。「阿蘇の司ビラパークホテル」が自社の植物園のメインにしたいとの要望により命名したとのこと
IMG_5252.JPG

福 雲(ふくぐも)  初見です
濃いピンク系の大輪種、その他不明
IMG_5190.JPG

黄 冠(おうかん)
島根県で作出された日本初の大輪の黄花牡丹。アメリカ種「ハイヌーン」(黄)と「新扶桑司」(白)の交配種。従来までの黄花牡丹は花が小さく、俯き気味に開花していたが、この品種は受け咲きで見栄えが良い。黄花種は他のボタンより香りが強い
IMG_5193.JPG

初化粧(はつげしょう)  初見です
島根県松本農園オリジナル品種。園主、松本康市氏による作出。八重から千重中輪の抱え咲き。樹勢が良いと獅子咲きになる。花付き、樹高も高くなりにくく樹形が纏り易い。名の由来は、少女が大人への憧れで初めてのお化粧した時の表情から
IMG_5195.JPG

パープルエリナ
松本農園・松本康市氏の作出。「エリナ」は娘の名から。
花の中心が濃く、紫から藤色へと広がる
IMG_5198.JPG

梅の鉢植え
IMG_5216.JPG

右大臣(うだいじん)
島根県松本農園・松本康市氏の作出。 紫色と黒色の中間色。外弁は大きく、内弁は花芯に向けて小さくなり波打つ
IMG_5200.JPG

常盤津(ときわづ)  初見です
一重咲き 、巨大輪 、紫の濃淡。大きく開花した姿が風車の様に見えるのが特徴。元禄種とも言われる歴史ある花
IMG_5202.JPG

晃花殿(こうかでん)
1990年、松江市中村農園・門脇正晃氏の作出。花付きが良く、発色良い赤で花姿も豪華。日陰や遮光下でも花が色落ちしにくい事から近年生産者間でも注目されている
IMG_5204.JPG

紫天門(してんもん)  初見です
松本農園オリジナル新品種。松本康市氏の作出。一際目立つ蛍光色のような紫牡丹
IMG_5208.JPG

紫城殿(しじょうでん)
2000年、島根県松本農園の松本康市氏が作出。千重、大輪の盛り上げ咲き。鮮やかな紫色、花の輪郭を囲む様に外弁に白い糸覆輪が入る
IMG_5210.JPG

お正月飾りのなごり
IMG_5215.JPG
IMG_5217.JPG

平成桜(へいせいざくら)  初見です
中村農園オリジナル。平成3年、松江市牡丹切り花品評会の新品種賞を受賞
桜色の花で花弁は丸形。側芽からも開花しやすく、庭植え以外に鉢植えにも向く
IMG_5219.JPG

朱玉殿(しゅぎょくでん)
濃朱紅色、千重、大輪、抱え咲き
IMG_5272.JPG

島 錦(しまにしき)  初見です
「太陽」の枝変わり品種。抱え咲き、千重、中輪、赤白絞り、
絞りの出方はまちまちで固定していない
IMG_5223.JPG

春爛漫(はるらんまん)
松本農園作出。八重・中輪・抱え咲き。桃色含む赤色
花弁が丸く、外弁と内弁の大きさに差があまりないため、ふっくらと咲く
IMG_5225.JPG
 2026年2月9日撮影。

(つづく)

 冬ぼたんが2回続いたので、次回は第74回「関東東海花の展覧会」で見た花などを投稿します。

この記事へのコメント

  • nobara

    雪景色も求めて、すかさず出向かれたのですね(*^-゚)⌒☆
    都心の方が降ったようで、まだまだいっぱい残ってましたね。
    長さんは、フットワークがいいから(^o^)丿
    藁ぼっちが生かされた写真になりましたね。
    なかなかこういう写真は撮れませんものね、お見事でした💪
    平成桜って桜かと思いきや冬牡丹種なんですねーーー
    2026年02月14日 13:38
  • イッシー

    長さんでも初見の花がそんなにあるんですか!
    私などは初見かどうかすらわからないけれど、
    品種改良も進んでいるんですね~。
    2026年02月14日 15:51
  • river

    本来春に咲くボタンを冬に咲かせるためには特殊の栽培法が必要です。温室で春の状態にしたものを外に出したものです。
    耐寒温度は約5℃ですから藁ボッチがあるとはいえ本当は少し過酷でかわいそうな気もします。
    2026年02月14日 15:53
  • なおさん

     アップの画像だとどのくらい雪が残っているかが分りにくいのですが、引いた画像ですと雰囲気が伝わりますので、こんな雰囲気なんだ、というのが良いですね。
     今年の牡丹は良い牡丹、という歌の通りですねえ。
    2026年02月14日 16:19
  • eko

    雪の中で藁ボッチに包まれて咲く冬ぼたん、いい雰囲気ですね。
    ボタンの品種も色々ありますね。多すぎて名前を覚える気がないので聞いたことのある名前もあります。
    八重から千重中輪の抱え咲きの「初化粧」柔らかい花色が素敵です。「平成桜」桜ではなくボタンの名前なんですね。可愛い花ですね。
    2026年02月14日 18:23
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    雪が上がった翌日の月曜日、土や藁なら雪が残っているだろうと言ってきましたが、狙い通りでばっちりでした。
    平成桜って、名前だけ聞いたら、誰もが桜と思いますよね。
    2026年02月14日 19:23
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    牡丹って意外に園芸種が多いのです。しかも、次々に新しいものが出来ているようなのです。
    なので、ここでもその中からいろいろ選んで植えているようです。
    初見かどうかは過去の記事で、園芸種名を検索しています。
    2026年02月14日 19:27
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    冬ぼたんは、春に咲く牡丹の蕾を秋に抑制栽培(温度・期間管理)し、あえて冬に咲かせたものですね。12月〜1月に開花させるには、9月末に一度落葉させ、涼しい場所で管理し、12月に入ってから加温して少しずつ暖める方法がとられているそうです。
    行くたびに、これまで見たことがない品種がかなりあるので、多分、契約している栽培業者から納品されているのだと思います。
    2026年02月14日 19:33
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    花だけの写真だと、雪の翌日かどうかわからないので、毎回、雪が残っている牡丹苑の写真を入れるようにしています。
    今年の牡丹は良い牡丹という童謡は春の牡丹のことですかね。
    2026年02月14日 19:38
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    藁ボッチに雪が積もっているとなお良かったのですが、斜めな上に滑りやすい藁なので、高望みはできません。
    行くたびに見たことがない品種があるので、かなりの園芸種があるうえに、新品種が続々誕生しているようです。
    平成桜は紛らわしい命名ですが、名づけのように桜色の花でしたよ。
    2026年02月14日 21:23
  • 夕菅

    本物の雪が残る日の冬牡丹撮影、情緒豊かですね。
    「黄冠」は前の庭で大株に育っていた「ハイヌーン」を思い出しました。確かにやや俯き気味に咲いてもう少し濃い黄色でした。
    2026年02月14日 22:42
  • すーちん

    おはようございます
    色、形
    色々改良されてきていて
    興味湧きます-^^
    花びらの
    柔らかさ感じますー
    2026年02月15日 09:15
  • 長さん

    🚩 夕菅さん、コメントありがとうございます。
    >本物の雪が残る日の冬牡丹撮影、情緒豊かですね。
     願ってもないチャンスだったので、飛んでいきましたよ。
    ハイヌーンは4年前にここで見たことがあります。黄冠はハイヌーンが片親だけに、よく似ていますね。
    2026年02月15日 09:39
  • 信徳

    冬ボタンだけに目が行くと肝心の雪の量などを忘れがちですが
    一枚目の全体の雪景色があって冬牡丹の状況が良く分かりました。折角藁で囲って貰った冬牡丹、嬉しかったでしょうね。
    2026年02月15日 09:40
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    冬ぼたん人気の品種のようで、今でも新品種が作り出されています。大きな花ですが、花弁は柔らかそうですよ。
    2026年02月15日 09:41
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    道路に雪が残っていなかったので、ちょっと心配でしたが、牡丹苑の土の上には雪が残っていました。藁ボッチは斜めなので、殆ど雪が滑り落ちてはいましたが、花は藁ボッチに守られて、奇麗に咲いていましたよ。
    2026年02月15日 09:45