サンシャインシティ世界のらん展2026(第65回全日本蘭協会洋らん展)にて(3) 入賞作品の展示から③ & 香りの審査コーナー

 1月10日、池袋サンシャインシティで開催された、第65回全日本蘭協会洋らん展「サンシャインシティ世界のらん展2026~彩りと香りの世界へようこそ~」(1/8~12)を見に行ってきました。出展者は全日本蘭協会会員、15のラン愛好団体、及び個人で、約800株が出展されたとのことです。
 今回は、会場の最奥部に展示された入賞作品(すべてブルーリボン)の右側下段の続きを紹介します。
 なお、所属団体の記載がない方は、全日本蘭協会の会員です。


入賞作品の右サイドの展示(再掲)
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< Ching Hua Orchids賞 >
リンコブラソレリア・ワカモドサ ‘オーヤマ’

Rbi. Wakamodosa 'Ohyama'    堀あさ子さん(下館愛らん会)
リンコブラソレリア属はブラッサボラ×カトレア×リンコレリアの3属交配種
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< 東京オーキッドナーセリー賞 >
パフィオペディラム・チェンバライニアヌム

Paph. chamberlainianum 西スマトラ島に分布    庄子秀夫さん
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< 国際園芸賞 >
スパトグロッティス・アフィニス

Spathoglottis affinis インドシナ半島~ジャワ島に分布
横山茂隆さん(川崎洋蘭クラブ)
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< ワカヤマオーキッド賞 >
カトレア・ワルケリアナ・ペロラ‐フラメア ‘ウインターメモリー No.1’

C. walkeriana fma. perola-flamea 'Winter Memory No.1'
佐川 徹さん(宮城洋ラン友の会)
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< みちのく洋らんセンター賞 >
デンドロビウム・コンボルツム

Den. convolutum ニューギニア原産  出展者名未記入(相模蘭酔会)
隠し画像あり(画像クリックで表示されます)
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ここからは、香りの審査コーナーの出展作品です
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< 資生堂賞 ・ ブルーリボン >
カトレア・ワルケリアナ交配種

C. walkeriana ( tipo 'Cinquentenario' x tipo 'Rotunda' )   笠小富江さん
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審査員講評:ワルケの優しい甘さがマイルドにいつまでも匂っている

< 井上香料製造所賞 ・ ブルーリボン >
リンコレリオカトレア・キューティ ガール ‘ヨシコ’

Rlc. Cutie Girl ’Yoshiko’    島田文江さん(つくば洋蘭会)
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審査員講評:レリオカトレアの華やかでソフトな匂いと上品な香りが良かった

< 小柴賞 ・ レッドリボン >
カトレア・ワルケリアナ交配種

C. walkeriana pelosa 'Mem Fod' ( 'Leo' x 'New Sempre' )  石野佳胤さん
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審査員講評:非常に拡散性が強く、ローズ系の爽やかな甘さが良かった

< 太陽園芸賞 ・ レッドリボン >
カトレア・ワルケリアナ フェイテセリンハ ‘ゴールド ボックス’
C. walkeriana feiticerinha 'Gold Box'   渡辺信一郎さん(多摩蘭友会)
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審査員講評:ワルケのスイートフローラルノートの香りが気持ちよく匂っている

< 井上香料製造所賞 ・ ホワイトリボン >
カトレア・ワルケリアナ交配種

C. walkeriana ( tipo 'Ciquentenario' x tipo picotee 'Manaley Picote' )
田村和巳さん
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審査員講評:香りはあまり強くないが、ワルケの違和感のない甘さがいつまでも匂っている

パピリオナンセ・キラ グリーン
Papilionanda Kyra Green     笠小富江さん
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審査員講評:完熟のフルーツを思わせるフルーティな香り

クロウェシア・ジョー ベッツ 'ティン マン'  初見です
Clowesia Joe Betts 'Tin Man' (Cl. warczewitzii x Cl. russelliana) 
後閑次夫さん   隠し画像あり(画像クリックで表示されます)
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審査員講評:針葉樹の持つ爽やかさに、スパイスを加えた深みのある香り

フレッドクラーケアラ・アフター ダーク ‘サンセット バレー オーキッズ’
Fredclarkeara After Dark 'Sunset Valley Orchids'    田村和巳さん
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審査員講評:刺激的なシナモンフレーバー

カトレア・トリアネ コンカラー ‘アサヒナ’
C. trianae fma. concolor 'Asahina'      諸星勝博さん
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審査員講評:美しい花に加えて、優しい柔らかな香り

 2026年1月10日撮影。

 4回目は、平台展示で各賞を受賞した作品を投稿します。
(つづく)

 らん展の報告が3回続いたので、次回は、くらしの植物苑で見たサザンカなどを投稿します。

この記事へのコメント

  • river

    流石に本格的ランの展示会ですからフレグランス部門もしっかりありますね。① 香りの強さと拡散性、②香りの上品さ、③香りの華やかさ、④香りの新鮮さなどが審査基準のようですが残念ながら私には良く分かりません。良い香りがするのは分かります。
    2026年01月15日 13:05
  • もこ

    審査の基準など分かりませんが
    美しいランの花を見ると心が癒されます。
    2026年01月15日 15:03
  • 信徳

    三属間の交配なんて時間は掛かるし苦労が多いのでしょうね。それを乗り越えて育成しているんですね。
     香りの部はカトレアが多いように感じます。私は鼻が悪いので嗅いでも優劣が分からないでしょうね。部屋全体の匂いは分ります。
    2026年01月15日 16:15
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    私は鼻の病気なので、微妙な香りの差は全く分かりませんが、香りを審査する人の嗅覚って凄いのですね。それを、的確に文字で表現できるというのも凄いと思います。
    2026年01月15日 16:24
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    らんの香り審査は、ネット情報によると、
    審査基準: 香り審査は、例えば「世界らん展」や国内の主要な蘭展(JGP)などで実施されており、多くの場合、株式会社資生堂の顧問が作成した独自の「香り審査基準」に準拠して行われます。
    審査員: 審査員は、蘭に関する深い知識と経験に加え、香りの識別能力を持つ専門家や関係者(全日本蘭協会会員、井上香料などの香料会社の専門家など)が務めることが一般的です。これらの審査員になるための特定の「国家資格」や一般向けの「公的資格」があるわけではありません。
    とのことだそうです。
    2026年01月15日 16:31
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    三属間交配種を一度に作ることはできないので、二属間交配種があることが前提ですね。ですから、それを片親にした交配し、花が咲くまでの数年育てられれば結果が出ると思います。
    私も鼻の病気を持っているので、香りの差どころか、会場の香りはほとんど分かりません。以前は会場に近づくだけで香りが分かったのですが・・・。
    2026年01月15日 16:37
  • なおさん

     やはり蘭の魅力というと芳しい香りがあるものが多い、ということが強いですよねえ。
     僕の場合は、フウラン系の香りやニオイエビネ系の香りが馴染み深いのですが、洋蘭の香りもまた良いのでしょうね。
    2026年01月15日 21:19
  • イッシー

    流石に素晴らしい花ばかりですね!
    香り嗅ぎに行きたかったな~。
    2026年01月15日 21:51
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    以前は洋らん展の会場が近くなると香りを感じましたが、鼻の病気で耳鼻咽喉科に通いだしてからは、香りの感じ方が非常に鈍くなり、香りの審査コーナーは写真を撮るだけになってしまいました。
    2026年01月15日 22:10
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    私は鼻の病気になってしまったので、香りの審査コーナーでは写真を撮るだけになってしまいましたよ。とても残念です。
    2026年01月15日 22:12
  • eko

    デンドロビウム・コンボルツムは変わっていますね。華やかな花色だけでないのが面白いです。
    香りの審査コーナーはカトレアが多いですね。画面からいい香りが届くと嬉しいですが…。華やかな花と香りが一緒に楽しめるのは良いですね。
    2026年01月15日 22:53
  • yoppy702

    トップのリンコブラソレリア、綺麗な個体ですね。
    3属交配種というのもスゴイけど、この色が素敵ですね。
    次のパフィオ、華美な感じがして新年らしいと思ってしまいました。(^^ゞ

    「香りの審査」といっても、花姿も美しいですね。
    カトレア系は、画面から香りが漂ってくるかのようです。(^^ゞ
    パピリオナンセ・キラ グリーン、素敵です。
    香りもフルーティーなんですね。
    クロウェシア・ジョー ベッツ 'ティン マン'の隠し画像を見てビックリ。
    この花は面白いですね。
    しかも、これだけ垂れ下がってるのがメッチャ可愛いいです。
    2026年01月16日 00:27
  • すーちん

    おはようございます
    交配によって
    形、色合い
    益々進化していくんですねー
    2026年01月16日 08:29
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    デンドロビウム・コンボルツム、色合いが変わっていますね。以前に見たような記憶があるのですが、ブログには投稿していないので、初見だと思います。
    香りの審査コーナー、やはりカトレアが多かったのは当然の結果ですね。残念ながら、私は鼻が悪いので香りが分かりません。
    2026年01月16日 09:51
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    リンコブラソレリア、3属交配は難しいですが、これは良い路の花が出来ましたね。
    パフィオペディラム・チェンバライニアヌム、比較的よく見かける原種です。
    香りの審査、色も形も良い上に、良い香りですから、言うことなしですね。鼻の病気があるので、香りが分からないのは残念です。
    クロウェシア属は花茎が垂れ下がるのが共通の性質です。


    >「香りの審査」といっても、花姿も美しいですね。
    >カトレア系は、画面から香りが漂ってくるかのようです。(^^ゞ
    >パピリオナンセ・キラ グリーン、素敵です。
    >香りもフルーティーなんですね。
    >クロウェシア・ジョー ベッツ 'ティン マン'の隠し画像を見てビックリ。
    >この花は面白いですね。
    >しかも、これだけ垂れ下がってるのがメッチャ可愛いいです。
    2026年01月16日 10:00
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ランは美しい品種が多いですが、それを更に掛け合わせてもっときれい花を咲かせようという、人間って強欲ですね(笑)。
    2026年01月16日 10:03