今回の目的は、特別企画「冬の華・サザンカ」展(12/2~2/01)を見る事ですが、特別企画「伝統の古典菊」展(11/05~11/30)が終って間もなくなので、まだ古典菊の展示が一部、残されていました。
今回は、嵯峨菊の続きと伊勢菊、および、歴史民俗博物館による実生種の中から紹介します。
伊勢菊とは
花弁が細く、先が垂れるように咲く「垂咲」が特徴。伊勢神宮の斎王や、彼女に使える女房たちが京の都を懐かしんで取り寄せた嵯峨菊が基本になったとも言われているが、「垂咲」は、江戸時代に改良されて出来たとされている。
高砂(たかさご)
紅絞り(べにしぼり)
桜吹雪(さくらふぶき)
友白髪(ともしらが)
佐保姫(さほひめ)
玉 章(ぎょくしょう)
ここからは、東屋の裏手の展示です
くらしの植物苑で種から育てたもので、その一部を紹介します
歴嵯ー6 佐倉の彗星(さくらのすいせい)
歴嵯ー4 錦糸卵(きんしたまご)
歴嵯ー2 黄金のかがやき(おうごんのかがやき)
歴伊ー20
歴伊ー9
歴肥ー13 月の匙(つきのさじ)
歴肥ー10 金の矢車(きんのやぐるま)
歴肥ー9 乙女のほほえみ(おとめのほほえみ)
東屋内に飾られた菊のフローティング
次回から、サザンカの色々を投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
乙女のほほえみのようなピント伸びたキクが好きです。
ダラッと下がったものは何となく枯れたようでだらしなくて・・・
グランドマザー
古典菊、佐賀菊、伊勢菊、
そらぞれの特徴がありますね~
ごく細い花びら、そしてたれ咲きっていうんですか
まるで、花びら同士が競い合ってるような感じで咲き誇ってますね、きれい!!にもいろいろあるんですね
river
nobara
朱赤色がいいですね~🎶
伊勢菊は過ぎたるはなお?の感じがして(笑)
みんなこのみはいろいろなんでしょうけどね。
月の匙(つきのさじ)スプーン咲きですもんね。
そのまんまのネーミングですね~
フローティングもたくさんの花があるから
思いのままに浮かべてらっしゃいますね💛
eko
「乙女のほほえみ」可愛いですね。色々な菊を浮かべたフローティングも素敵です。
長さん
古典菊は様々な咲き方のものが色々と開発されました。それは、好みの多様性を示しているだと思います。当然ながら、おひとり、おひとりの好みは様々ですよね。
長さん
日本の地域によってさまざまな形態の菊が作られていった事は興味深いことです。やはり、地域によって好みというか美意識が分かれるほど多くの品種が作られ、忘れ去られた品種も多かったでしょうね。
長さん
本文にも書きましたが、伊勢菊の誕生や垂れ咲きの期限については仰る通りです。
イセナデシコは実物を見たことがないですが、ネットの画像を見ると、花弁がかなり長く垂れ下がっていますね。
長さん
嵯峨菊は細い花弁が特徴ですね。朱赤色がお好みですか。
伊勢菊は長く垂れさがり過ぎという感じがしますね。
月の匙、細い花弁ですが、先端はしっかりスプーン咲きですね。
菊のフローティング、まだ勢いのある花があるので、圃場で咲いたものを時々入れ替ええているようです。
長さん
>変化が過ぎると好みの問題ですが、キク本来の良さがわかりにくいです。
そういう意見があることはもっともだと思います。
「乙女のほほえみ」はお好みに合いましたか。
フローティングに使うのは幅広の花弁を持った菊が似合うようです。
イッシー
のように見えてきました。
ピント花びらが張っている菊もいいですね
ミキ
肥後菊、江戸菊、嵯峨菊と個性的で驚きました。
江戸菊の、咲いて10日、開いて10日、狂って10日に
面白さを感じました。
昔から菊の個性を大切に楽しんで育成してきた様子に
感動しました。そして今も大切に守って育てている事は
素晴らしいですね。(^^♪
yoppy702
ホンマ、どの写真も素晴らしいです。
三回目なので、どっぷりと古典菊に浸かって楽しんでます。(^^ゞ
トップの「嵯峨の黄色」は、前記事の「嵯峨の赤色」と同じ画像ですか?
「嵯峨の朱赤色」、素敵ですね。
伊勢菊の特徴は「垂咲」なんですね。
写真を見て、ナルホドです。
各藩、個別化を図っていたんや。
「友白髪」なんてスゴイ!
この中では、「桜吹雪」がちょっと変わってますね。
裏手の展示で、「佐倉の彗星」が綺麗です。
「菊のフローティング」が贅沢や。(^^ゞ
なおさん
古典菊を実生で育てる、というのもスゴイですね。いろいろ変りものも生まれるのでしょうね。
すーちん
嵯峨菊も伊勢菊も
店頭では
観ること出来ませんねー
高級感溢れているようです-^^
長さん
嵯峨菊の細い花弁はピンと張っていますが、伊勢菊の花弁の方は、髪の毛を振り回す歌舞伎の連獅子を連想させますね。
長さん
地域ごとに菊の咲かせ方の伝統が異なるというのが面白いですね。
江戸菊は咲いてから狂いが終わるまで30日間だそうですが、ずいぶん長い間咲いていることになりますね。
今は古典菊をこのように保存しているところが少ないので、とても貴重なコレクションです。
長さん
今年は夏の暑さが長引いたので、菊の咲き始めも遅れました。その分、予定の会期より長く咲いたわけです。会期は早めに公表するので、こういうことは仕方がないです。
「嵯峨の黄色」はこれで会っていますが、前記事の「嵯峨の赤色」の画像が間違っています。ご指摘、恐縮です。早速訂正します。
伊勢菊は当初、嵯峨菊が基本でしたが、江戸時代に垂れ咲きに改良されました。
桜吹雪は少々花弁が太く、狂い咲きのような感じですね。
菊のフローティング、圃場でも咲いているので、豆に交換しているのでしょう。
長さん
伊勢撫子の実物は見たことがないですが、ネット画像を見ると、伊勢菊よりもっと細くて垂れ下がっています。江戸時代、伊勢に棲んでいた人はよほど垂れ下がって咲く花に魅力を感じたんですかね。
ここでは実生の品種もたくさん育てています。その中で、安定した咲き方になったものは「銘」がつけられています。
長さん
古典菊は通販で手に入るものがありますが、全体的に育てる人がどんどん減っているので、こうした機関で種の保存を行うのは重要ですね。