くらしの植物苑にて_2025年12月(1) 古典菊のいろいろ(その1、肥後菊⓵)

 12月3日、佐倉市にある国立歴史民俗博物館の付属施設、「くらしの植物苑」に行ってきました。
 今回の目的は、特別企画「冬の華・サザンカ」展(12/2~2/01)を見る事ですが、特別企画「伝統の古典菊」展(11/05~11/30)が終って間もなくなので、まだ古典菊の展示が一部、残されていました。今年は古典菊を見に行かなかったので、ありがたい。
 今回は、受付を入ってすぐ右手のよしず張りに展示された、肥後菊のいろいろを紹介します。


くらしの植物苑の入り口(今回、写真を撮り忘れ、昨年12/03のものです)
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肥後菊の展示
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肥後菊とは
 宝暦年間(1751~1764)、肥後藩主が文化政策の一つとして栽培を奨励したことに始まります。一つの花序(偽花)を構成する花数(花弁)の数が極めて少なく、一見すると一重に見えるシンプルな花容となるのが特徴です。肥後朝顔などとともに「肥後六花」に数えられています。なお、「肥後六花」は、肥後菊の他に、肥後椿、肥後芍薬、肥後花菖蒲、肥後朝顔、肥後山茶花です。


草の庵(くさのいおり)
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祝の月(いわいのつき)
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春日の里(かすがのさと)
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天女の舞(てんにょのまい)
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雪中の松(せっちゅうのまつ)
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隠君子(いんくんし)
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窓の月(まどのつき)
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旭 光(きょっこう)
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松 風(まつかぜ)
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鳳 輦(ほうれん)
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草の庵(くさのいおり)
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宝 珠(ほうじゅ)
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瑞 雪(ずいせつ)
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松の雪(まつのゆき)
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佐倉姫(さくらひめ) 歴肥ー7(実生)
くらしの植物苑オリジナル品種
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胡 蝶(こちょう)
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白 妙(しろたえ)
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紅不動(べにふどう)
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  2025年12月6日撮影。

 この日、四街道市にお住いのブログ友・ムーさんと苑内で待ち合わせ。彼は労組OB・OG会で、私の後任として会長を引き継いでもらった人で、日々、趣味の農作業に勤しんでおられる。この日は農作物を大量にお裾分けしていただいた。いつもながら、ありがとうございます。
 なお、ムーさんのブログ「ブッチャケ(ぶっ鮭)日記」はこちら(←クリック)。

 次回は、古典菊の続きを投稿します。
(つづく)

この記事へのコメント

  • nobara

    佐倉市の「くらしの植物苑」に行かれたのですね。
    長さんの所からだと割合?お近いのですか?

    肥後菊の展示が見られたんですね~
    窓の月、旭光、鳳輦、宝珠、佐倉姫、胡蝶など筒咲きなんですね~
    ま~ 労組の後輩の方がお住まいで
    案内して貰えたんですか?何よりですね~
    趣味で農作業もなさってるんですか?
    いい趣味ですね~作る楽しみがあるでしょうね(*^-゚)⌒☆
    2025年12月09日 14:23
  • river

    嵯峨菊、伊勢菊、肥後菊、江戸菊は作ってみました。ところが今年はどこで間違えたのか伊勢菊の「花守り」だけになってしまいました。肥後菊は「雪中の松」がありました。以前は古典菊も菊花展でよく見かけたのですが最近は少なくなり苗の購入もままなりません。
    こちらは連日の霜と氷で菊は花が痛んでしまいました。伊勢菊も花茎を切り取り根だけの休眠状態です。
    2025年12月09日 15:31
  • イッシー

    肥後菊の数々が素晴らしいですね!
    繊細でいて華やか!
    いかにも日本的なお花という感じがします。
    2025年12月09日 19:06
  • 信徳

    古典菊は全て花弁が細くて繊細ですね。ここから菊はスタートして段々ダリアの様な幅広の花弁に進化して行ったのでしょうか?
    2025年12月09日 19:30
  • もこ

    ホームセンターでも花屋さんでも見られない珍しい様々な菊、菊花展でしか見られないですね
    「肥後六花」肥後菊、肥後椿、肥後芍薬、肥後花菖蒲、肥後朝顔、肥後山茶花ですか 知りませんでした。
    2025年12月09日 20:30
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    くらしの植物苑、我が家から下道で1時間10分くらいです。
    昨年もでしたが、古典菊がまだかなり咲き残っていました。
    野菜などをもらった彼は四街道に住んでいるので、ここは2、30分くらいで来られるようですが、植物苑のことは私の方が詳しいです。
    四街道にはまだ広い土地があるので、農作業用に借りているのだとか。蕎麦も採れるようで、彼はそば打ちも有段者です。
    2025年12月09日 21:27
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    今年は菊類がうまく育ちませんでしたか。何が原因か分かりませ臥、ベテランとしては悔しいでしょうね。
    古典菊、育てる人が少なくなったようです。それで、この植物苑では種の保存と、実生による新品種づくりに力を入れています。
    2025年12月09日 21:32
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    古典菊、江戸時代から受け継がれた品種なので、「繊細でいて華やか」感じられた通り、奇麗な花が多いです。まさに、日本の文化ですね。
    2025年12月09日 21:37
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    花弁が広い菊もありますが、花弁が細い菊は肥後菊の特徴です。恐らく、細い花弁の菊の中から選抜して、交配していったのでしょう。
    2025年12月09日 21:42
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    古典菊はどんどん少なくなっています。菊作りは日本の文化なので、国立博物館の一部門として、これらを育成、保存していくことにしたのだと思います。
    「肥後六花」は熊本藩が門外不出の宝として守り育ててきた園芸です。
    2025年12月09日 21:49
  • eko

    古典菊の展示の一部が見られて良かったですね。肥後菊は花びらが細いものが多いですね。とても繊細な感じがします。
    普段、目にすることが無い肥後菊、素敵ですね。
    2025年12月09日 23:39
  • yoppy702

    「伝統の古典菊」展が終って3日経つのに、全部綺麗ですね!
    「草の庵」なんて蕾がありますよ。
    「春日の里」は華やかですね。
    「雪中の松」、花弁がピンとなって、メッチャ素敵です。
    「窓の月」、「旭光」ってシェル状なんですね。
    「鳳輦」は、バレンギクみたいに花弁が下がってるんですね。
    これ、全部、古典菊なんですね。
    どれも素晴らしいでした。(^^)
    ホンマ、当時の園芸技術ってスゴイですね。
    2025年12月10日 00:43
  • なおさん

     肥後でいにしえから庇護されてきた、郷土の菊が千葉でも見られるというのが嬉しいですよねえ。由緒あるものですので、維持してゆくのも大事なことですよね。
    2025年12月10日 03:34
  • すーちん

    おはようございます
    古典菊が今も栽培されて
    いるのは良いですねー
    自然な感じが良いですー
    2025年12月10日 08:58
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    今年は秋が遅かったので、かなりの品種の菊が咲いていました。
    肥後菊、普通の花弁もありますが、繊細な細い花弁が特徴です。
    2025年12月10日 10:10
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    今年は菊の開花が遅れたので、まだかなりの品種が咲き残っていました。ここで育てているのは、勿論、1品種1鉢だけではないので、つぼみが残っている株もありました。
    多くの古典菊が失われる中、古典菊をこれだけ多く展示しているのは極めて少ないので、今回は古典菊とサザンカの両方を見ることが出来て、得した気分です。
    2025年12月10日 11:23
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    現在では、古典菊をこれだけ多く栽培、保存しているところはくらしの植物苑以外にはなさそうです。ですから、色々な品種を見ることが出来るのはありがたいことです。
    2025年12月10日 11:39
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    古典菊は栽培する人も機関も少なくなる中、これだけ多くの品種を維持し、新たな品種も作出しているのは貴重です。
    2025年12月10日 11:41