今回の目的は、特別企画「冬の華・サザンカ」展(12/2~2/01)を見る事ですが、特別企画「伝統の古典菊」展(11/05~11/30)が終って間もなくなので、まだ古典菊の展示が一部、残されていました。今年は古典菊を見に行かなかったので、ありがたい。
今回は、受付を入ってすぐ右手のよしず張りに展示された、肥後菊のいろいろを紹介します。
肥後菊とは
宝暦年間(1751~1764)、肥後藩主が文化政策の一つとして栽培を奨励したことに始まります。一つの花序(偽花)を構成する花数(花弁)の数が極めて少なく、一見すると一重に見えるシンプルな花容となるのが特徴です。肥後朝顔などとともに「肥後六花」に数えられています。なお、「肥後六花」は、肥後菊の他に、肥後椿、肥後芍薬、肥後花菖蒲、肥後朝顔、肥後山茶花です。
草の庵(くさのいおり)
祝の月(いわいのつき)
春日の里(かすがのさと)
天女の舞(てんにょのまい)
雪中の松(せっちゅうのまつ)
隠君子(いんくんし)
窓の月(まどのつき)
旭 光(きょっこう)
松 風(まつかぜ)
鳳 輦(ほうれん)
草の庵(くさのいおり)
宝 珠(ほうじゅ)
瑞 雪(ずいせつ)
松の雪(まつのゆき)
佐倉姫(さくらひめ) 歴肥ー7(実生)
くらしの植物苑オリジナル品種
胡 蝶(こちょう)
白 妙(しろたえ)
紅不動(べにふどう)
この日、四街道市にお住いのブログ友・ムーさんと苑内で待ち合わせ。彼は労組OB・OG会で、私の後任として会長を引き継いでもらった人で、日々、趣味の農作業に勤しんでおられる。この日は農作物を大量にお裾分けしていただいた。いつもながら、ありがとうございます。
なお、ムーさんのブログ「ブッチャケ(ぶっ鮭)日記」はこちら(←クリック)。
次回は、古典菊の続きを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
長さんの所からだと割合?お近いのですか?
肥後菊の展示が見られたんですね~
窓の月、旭光、鳳輦、宝珠、佐倉姫、胡蝶など筒咲きなんですね~
ま~ 労組の後輩の方がお住まいで
案内して貰えたんですか?何よりですね~
趣味で農作業もなさってるんですか?
いい趣味ですね~作る楽しみがあるでしょうね(*^-゚)⌒☆
river
こちらは連日の霜と氷で菊は花が痛んでしまいました。伊勢菊も花茎を切り取り根だけの休眠状態です。
イッシー
繊細でいて華やか!
いかにも日本的なお花という感じがします。
信徳
もこ
「肥後六花」肥後菊、肥後椿、肥後芍薬、肥後花菖蒲、肥後朝顔、肥後山茶花ですか 知りませんでした。
長さん
くらしの植物苑、我が家から下道で1時間10分くらいです。
昨年もでしたが、古典菊がまだかなり咲き残っていました。
野菜などをもらった彼は四街道に住んでいるので、ここは2、30分くらいで来られるようですが、植物苑のことは私の方が詳しいです。
四街道にはまだ広い土地があるので、農作業用に借りているのだとか。蕎麦も採れるようで、彼はそば打ちも有段者です。
長さん
今年は菊類がうまく育ちませんでしたか。何が原因か分かりませ臥、ベテランとしては悔しいでしょうね。
古典菊、育てる人が少なくなったようです。それで、この植物苑では種の保存と、実生による新品種づくりに力を入れています。
長さん
古典菊、江戸時代から受け継がれた品種なので、「繊細でいて華やか」感じられた通り、奇麗な花が多いです。まさに、日本の文化ですね。
長さん
花弁が広い菊もありますが、花弁が細い菊は肥後菊の特徴です。恐らく、細い花弁の菊の中から選抜して、交配していったのでしょう。
長さん
古典菊はどんどん少なくなっています。菊作りは日本の文化なので、国立博物館の一部門として、これらを育成、保存していくことにしたのだと思います。
「肥後六花」は熊本藩が門外不出の宝として守り育ててきた園芸です。
eko
普段、目にすることが無い肥後菊、素敵ですね。
yoppy702
「草の庵」なんて蕾がありますよ。
「春日の里」は華やかですね。
「雪中の松」、花弁がピンとなって、メッチャ素敵です。
「窓の月」、「旭光」ってシェル状なんですね。
「鳳輦」は、バレンギクみたいに花弁が下がってるんですね。
これ、全部、古典菊なんですね。
どれも素晴らしいでした。(^^)
ホンマ、当時の園芸技術ってスゴイですね。
なおさん
すーちん
古典菊が今も栽培されて
いるのは良いですねー
自然な感じが良いですー
長さん
今年は秋が遅かったので、かなりの品種の菊が咲いていました。
肥後菊、普通の花弁もありますが、繊細な細い花弁が特徴です。
長さん
今年は菊の開花が遅れたので、まだかなりの品種が咲き残っていました。ここで育てているのは、勿論、1品種1鉢だけではないので、つぼみが残っている株もありました。
多くの古典菊が失われる中、古典菊をこれだけ多く展示しているのは極めて少ないので、今回は古典菊とサザンカの両方を見ることが出来て、得した気分です。
長さん
現在では、古典菊をこれだけ多く栽培、保存しているところはくらしの植物苑以外にはなさそうです。ですから、色々な品種を見ることが出来るのはありがたいことです。
長さん
古典菊は栽培する人も機関も少なくなる中、これだけ多くの品種を維持し、新たな品種も作出しているのは貴重です。