今回は、本丸のバラ園や紅葉、竹の品種園、天守台近くの花や実などの紹介です。
「バラ園」ではまだ頑張って咲いている品種がありました。
コウシンバラ(庚申薔薇)
中国西部を原産とするバラの一種。年に数回咲く四季咲きの性質があり、
これを、旧暦で約60日に一度めぐって来る「庚申」になぞらえて命名された
のぞみ
S、一重咲き、極小輪、微香、1968年・小野寺透
フローレンス ナイチンゲール
1899年に発足したフローレンス ナイチンゲール国際基金
の75周年を記念して名付けられた。その他の詳細不明
「石 室」(いしむろ)
場所は江戸城本丸御殿の大奥の脇に当たる。用途は諸説あるが、火事などの非常の際に、大奥用の調度などの避難場所と考えられている。内部の広さは20㎡(約6坪)。伊豆石(伊豆半島産の安山岩)で作られており、天井には長い石の板が使われている
石室付近の紅葉。ノムラモミジのようだ
竹 林
この竹林は上皇天皇(明仁様)のお考えから、平成8年に整備された。昭和天皇がそのお印であった「若竹」にちなみ、喜寿の記念等に宮内庁職員から贈られ、吹上御苑にお植えになったが、それをこちらに移したものです。日本と中国の竹・笹類13種類が植えられています
今回は、昨年5月7日の記事(こちら)で紹介できなかった品種を投稿します
シホウチク(四方竹)
イネ科シホウチク属の多年生常緑竹。中国原産。主に関東地方以西で栽培される。
高さ5〜7m、稈の直径3〜4cmになる。断面は角の丸い四角形(まだ若い竹の
せいか四角形には見えない)。別名:シカクダケ、ホウチク、イボダケ。
和風庭園や建物周り、生垣に利用される。たけのこは珍味とか
ホウショウチク(鳳翔竹)
イネ科ホウライチク属の多年生常緑竹。ホウライチク(蓬莱竹)の変種で、
稈(かん)と葉に白い縦縞模様(白条)が入るのが特徴。中国南部から
東南アジア原産で、株立ちになり、観賞用や生け垣に利用される。
葉の白斑が美しいことから「斑入りホウライチク」とも呼ばれる
オウゴンチク(黄金竹)
イネ科マダケ属の多年生常緑竹。本州から九州に分布するマダケの
変種で、黄褐色の棹を黄金にたとえて命名された。明るい雰囲気と
ネーミングの良さから造園用に好んで使われ、日本各地で栽培される
キンメイチク(金明竹)
イネ科マダケ属の多年生常緑竹。マダケの突然変種種で、稀にマダケの
林に発生する。稈はマダケよりもやや細い。稈は黄色いが一節おきに
緑色の筋が交互に入り、葉の一部に白い筋模様がある。別名:錦明竹
以下、天守台の近くで
サクラの黄葉(品種名不明)
カモメギク(鴎菊)
キク科キク属の多年草。アワコガネギク(キクタニギク)の近縁種。
花期は10~11月。花径は1.5cm。古い栽培品種だそうで、日本では
ここ皇居東御苑でしか見ることができないとのこと
ダルマギク(達磨菊)
キク科シオン属の多年草。本州、九州の日本海側に自生。既に見ごろを過ぎていた
以前にここで撮った花はこちら(←クリック)
キンカン(金柑)の実
ミカン科キンカン属の常緑低木。中国原産。実の径は2~3cm
ナンテン(南天)の赤い実
メギ科ナンテン属の常緑低木。実の見ごろは10~2月
鳥たちが食べに来るのは、良く熟した1月頃
次回も、皇居東御苑の本丸で撮った花や紅葉などを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
river
なおさん
eko
竹林では日本と中国の竹・笹類13種類が見られるのはいいですね。節が斜めになったキッコウチクが印象的でした。
皇居東御苑でしか見ることのできないカモメギクが貴重ですね。
緑の葉に真っ赤なナンテンの実が綺麗です。
長さん
中雀門から坂を上っていくと、富士見櫓は死角になりますが、石室屋竹林は目に入りやすいですね。
今も外国人が多いのですが、この日は乾通通り抜けの帰路、本丸を通過する日本人が多すぎて、目立ちませんでしたよ。
長さん
コウシンバラは、この日のバラ園で一番花数が多かったです。
カモメギクは出所が明確でなく、アワコガネギクの変種ないしは同一種とする説もあるようです。いずれにしれ、以前より株が増えているのは嬉しいことです。
長さん
コウシンバラは年に4回、見ごろの時期が来るというのが良いですよね。
竹の品種、昨年の記事もご覧いただきましたか。ありがとうございます。キッコウチクは節が変わっていますよね。
カモメギクは出所が明確でなく、アワコガネギクの変種ないしは同一種とする説もあるようです。今後の研究が待たれます。
ナンテンの実、熟れてきたら鳥がやってくるでしょうね。
nobara
ピチッとしてないのが優雅に柔らかく感じます(^o^)丿
色もとても綺麗に反映されていますね~
石室みたいなもの、鹿児島にもありました
おもにサツマイモの保存?だったような。
勿論、伊豆石みたいな立派なものは使ってませんが
土手に横穴みたいなのを造作したような?
サツマイモは寒さに弱いので、そうしていました。
竹林もいろいろなのが見られて面白いですね。
カモメギクというのですか?
葉っぱが細長く裂けていますね
花の形はアブラギクですね(*^-゚)⌒☆
ダルマギク、私も見逃しました
イッシー
温暖な気候のなせることなのでしょう。
竹にもいろんな種類があるんですね。
長さん
コウシンバラ、いくつも咲いていたので、その中で新しそうな花を探しました。淡い色が良いですね。
鹿児島にも石室がありますか。サツマイモ用だと、収穫を夏の暑さから守るためですね。
日本には竹の種類が600種類以上あるそうで、宮内庁職員がその中から有名なものを選んだのでしょう。
カモメギクは珍しいそうですが、別名がアブラギクだそうです。花の形はアブラギク(シマカンギク)に似ていますか。
ダルマギク、鹿児島でご覧になったのでは?
長さん
コウシンバラは年に4回咲くそうですから今回はたくさん咲いていました田、他のバラは残り花という感じでした。
> 竹にもいろんな種類があるんですね。
日本には600品種くらいの竹があるそうですから、ここにあるのは有名な品種なのだそうです。
ミキ
ここ東御苑でしか見られないのですね。
アワコガネギクに花がそっくりですが、
葉が違うかなぁと感じました。
ダルマギクも初めてです。
石室は以前見た記憶があります。
さすが古さを感じさせない造りですね。
南天の実のみごとなこと。(^^♪
yoppy702
この個体の様に綺麗では無かったですが。(^^ゞ
フローレンス ナイチンゲールの白バラは、正に博愛ですね。
さすがに、ここの竹林は立派ですね。
シホウチクの名は知ってましたが、四角い竹って見た事無いです。
ここには、13種も植えられてるんですね。
竹の幹の事は、「稈(かん)」と言うんですか…
「稈」って???と思い調べたら、「節と節の間が中空の茎」って書いてました。(^^ゞ
カモメギク、沢山咲いてますね。
ここ皇居東御苑でしか見ることができないってのがスゴイですね。(^^)
すーちん
カモメギク
聞いたことも無いですねー
献上されるんでしょうか^^
長さん
カモメギクは、アワコガネギク(キクタニギク)と遺伝子的には同一種とみられているようです。カモメギクは花弁の先端の割れ目がアワコガネギクに比べ、顕著なようです。
ダルマギクもここ以外で見たことはありません。
石室、地震で石が少しずれたようです。
ナンテンはたくさんの実をつけていました。
長さん
コウシンバラ、年に4回咲くそうですが、その端境期にご覧になったのかな?
フローレンス ナイチンゲール、古いバラのようで、詳細が不明でした。
竹が何種類も植えてあるのは希少ですね。どんどん増えるから管理が大変でしょう。
カモメギク、アワコガネギクの選抜品種との説もあるようです。
長さん
カモメギク。珍しいですね。
>献上されるんでしょうか^^
多分そうでしょう。