富貴蘭とは
「富貴蘭」とは江戸時代から伝わるフウランの園芸品種の総称です。日本富貴蘭会による登録品種はおよそ250品種を数え、古典園芸植物のひとつとして親しまれています。
フウランは、茨城県以南の本州・四国・九州・沖縄に分布し、常緑針葉樹から落葉および常緑広葉樹、時に岩上に生える着生蘭です。深山から海岸まで、その環境適応能力は高く、つまり栽培も容易な植物です。着生する樹種は様々ですが、軽く苔や地衣類が生えている樹皮に長い根を伸ばし、へばり着くようにして生活しています。(以上、日本富貴蘭協会のHPから)
詳しくは、会場で頂戴した、下のリーフレットに記載されています(画像クリックでPDFが開きます。
展示の様子
今回も多数の作品が展示されました
以下、各賞受賞作品を紹介します
< 最優秀賞 > 「翡翠」 松尾トヨ子さん
< 最優秀賞 > 「黒龍」 武井忠一さん
< 準優秀賞 ・ 日本伝統園芸協会賞> 「花纏」 小川嵩之さん
< 優良賞 > 「小野小町」 深川浩二さん
「まだつぼみなのに、何故、優良賞なのか」と、協会の担当者らしき方にお訊ねしたら、「この品種はつぼみを着けさせることだけでも大変困難で、つぼみをつけても花は咲かずに終わってしまう」とのことでした。これには驚きましたよ
< 優良賞 > 「赤兎」 武井忠一さん
< 誠香園賞 > 「駿河極紅」 永井真澄さん
< 鈴木園芸賞・日本伝統園芸協会賞 > 「翡翠」 松下慎太郎さん
< 三香園賞 ・ 花ごよみ賞 > 「花祭」 渡部 宝さん
(つづく)
次回は、花ちょう遊館の高山植物館で見た花を投稿します。
この記事へのコメント
グランドマザー
富貴蘭ですか初めて見せていただきました
展示会に合わせて花を咲かせることも大変な作業と思いますが
つぼみだけで花が咲かないで終わってしまうことも・・・
子供を育てるのと同じとよく聞く言葉ですが
努力のたまものなんでしょうね
天然のランの花のような感じですよね
river
群馬では間もなく橘山草会による第22回富貴蘭展が開かれる予定です。
もこ
楚々とした感じの可愛いお花
その中でも蕾を付ける事だけでも大変という
「小野小町」富貴蘭には
そんなランもあるのかと驚きました。
信徳
高嶺の花で展示会など見た事も有りません。
nobara
とても神々しい気がします。
かなり奥ゆかしい感じですね~
蕾を着けるだけでも大変なんですね~
高草原に咲くミズトンボみたいな雰囲気もありますねーー
あれもラン科ではありますけどね(笑)
富貴蘭、私は好きな風情です。
しかし赤兎なんて目を瞠りますね~💛
なおさん
入賞するような株は、どれも素晴らしい出来映えで花付きも見事ですね。
僕も、野生のフウランの並品はしばらく育てたことがあります。木炭を何本か組んで縛り、そこに黒木綿糸で縛って着生させ、テグスで吊り下げて木陰で育てると良い感じです。ヘゴより水を含むので育てやすいですね。
イッシー
優良賞のラン見ごたえ十分ですね。
鉢にもこだわりあるのかな~
長さん
和蘭にはなじみがなかったのですが、富貴蘭、私も昨年に初めて見に行きました。
富貴蘭は6~7月に咲くので、この展示会は開花期に合わせて開催されているようです。
つぼみをつけさせるのさえ難しい・・・、そんな品種があることに驚きましたよ。
長さん
流石、和蘭にも詳しいですね。日本富貴蘭会の「富貴蘭銘鑑」第76号(2025年度)を見るとランク付けされた品種名が231も並んでいました。スもの番付表みたいなものも作られているようですね。
群馬でも富貴蘭展が開催さあれるのですね。
長さん
フウランが様々に変化した園芸種の展示会なので、地味な展示会ではありますが、花だけ取っても色や形が様々です。
そんな中で、つぼみをつけさせるのも困難な品種は、株分けでした増やせませんね。
どれも同じ富貴蘭なので、個体別に「銘」を付けたのですね。
長さん
富貴蘭のもとになっているフウランの自生地は冒頭に書きましたが、自生のものはどんどん減少しているそうです。でも、絶滅危惧種に指定されているのは沖縄県だけだそうです。
株と共に鉢も出店がありましたが、かなり高価でした。
eko
最優秀賞「翡翠」など天使が花の中央で遊んでいるように見えます。
「つぼみをつけさせることも大変困難、つぼみをつけても花は咲かずに終わってしまう」という小野小町には驚きます。
花だけでなく、鉢も凝っていますね。
長さん
富貴蘭はフウランの園芸種を呼ぶ際の雅号なんだそうです。フウランは変化しやすい和蘭のようで、様々な突然変異種や園芸種があるそうです。
そんな中、つぼみをくけさせるだけでも大変という、希少品種あるのにはびっくりです。
そういえば、ミズトンボも蘭の一種で、花には距がありますね。
「赤兎」、うまい名前を付けましたね。
長さん
富貴蘭、江戸時代の御殿様の中にも嵌った人がいたんですね。
入賞作品は素晴らしいものだそうですが、つぼみをつけさせるのも困難なんていう品費があるのにはびっくりです。
フウランを育てたことがおありですか。フウラン自体は栽培が難しいというわけではないのですね。
長さん
地方からの出展もあり、富貴蘭の展示会としては大きなものらしいです。
私ら素人には作品の優劣が良く分かりませんが、受賞なしのものでもきれいなものが洗いましたよ。
鉢も売られていましたが、多くが手書き彩色なので、高価でした。
長さん
和蘭の中でも富貴蘭という分類に特化した展示会ができるということは、愛好家が多い証拠でしょうね。
>最優秀賞「翡翠」など天使が花の中央で遊んでいるように見えます。
うまい表現をされますね。
「小野小町」という品種には驚きました。 希少な品種なのでしょうね。
鉢も売られていましたが、結構高価でしたよ。
ろこ
フウランの園芸品種の総称なんですね。
登録品種がおよそ250品種。。
これにはびっくりです!!!
華やかさはないですが
可愛いお花たちですね。
「小野小町」富貴蘭は蕾を付ける事だけでも大変。
そのような蘭もあるんですね。
もうひとつ
お花はもちろんですが鉢が見事でびっくりです。
yoppy702
「富貴蘭とは」と「富貴蘭のご紹介」を読んだからかもしれませんが…
これも、武家を中心とした園芸種なんですね。
しかも、土は使わず水苔で植える…
息が掛からないように口に懐紙をあてて観賞していたには驚きです。
もう、これはお宝ですね。(^^)
作品、どれも素晴らしいです。
長さんの選択がナイスなんでしょうけど、個別で、どれが良いという内容じゃないですね。(^^ゞ
「小野小町」、長さんが、協会の方に聞かれた内容を見て、スゴイ世界なんや…と更に驚きです。
メッチャ奥が深いんですねぇ。
すーちん
栽培も容易という事
ですがー
花を咲かせるのは
大変なことなんですねー
長さん
フウラン一種類だけで、園芸種が250種以上あるなんて、驚きますね。中でも「小野小町」は開化の性質まで変わっているのですから・・・。
小さな花ですが、よく見ると様々な形に変化していることが分かります。
高そうな鉢は手描き彩色なんですって。
長さん
江戸期の武士たちは趣味の世界にはまり込むに十分な時間があったのですね。それは菊やアサガオの世界だけにとどまらなかったのですね。
私は全くの素人ですから、専門形評価して各賞が付与された作品を並べただけです。でも、シリーズ3回目は素人目で選んだ作品を投稿する予定です。
「小野小町」の咲き方というか、性質にはびっくりです。
長さん
富貴蘭は育てるのは容易だそうですが、ただ育てるだけでは済まない世界が広がっていました。
「小野小町」の性格にはびっくりですよ。