旅行2日目、熱川バナナワニ園で見た花などを投稿しています。今回は、本園植物園の前から、連絡バスに乗って移動した分園植物園で見た花などの紹介です。
分園の入り口から階段を上っていくと、草花の鉢植えが並んでいます。
オオキバナカタバミ(大黄花酢漿草・大黄花片喰)
カタバミ科カタバミ属の多年草。南アフリカ原産。葉に紫色の斑点がある
アシス・オータムナリス
ヒガンバナ科アキス属の多年草(球根)。原産はヨーロッパ西部
和名はアキザキスノーフレーク。花期は8~9月だが、ばらつきがある
イフェイオン・ユニフローラ ‘ジェシー’
ヒガンバナ科ハナニラ属の多年草(球根)。南アメリカ原産。花期は3~4月
日本では青花ハナニラの名で流通している
トロパエオルム・トリカラー
ノウゼンハレン科キンレンカ属のつる性多年草(球根)。チリ北部やペルーの乾燥地に分布。赤、濃紺、黄の三色花。ナスタチウムの仲間で、別名:球根ナスタチウム
トロパエオルム・ブラキセラス 初見です
ノウゼンハレン科キンレンカ属のつる性多年草(球根)。チリ北部やペルーに分布
別名:球根ナスタチウム。上と同属でもかなりイメージが異なる
ラペイロージア・シレノイデス 初見です
アヤメ科ラペイロ-ジア属の多年草(球根)。原産は南アフリカ(ケープタウン)
花期は2~4月。花径は1~2cm
キアネラ・アルバ 初見です
テコフィラエア科テコフィラエア属の多年草(球根)。原産は南アフリカ
花期は2月下旬~4月。花径は3cm
ラシュナリア・アロイデス・クアドリコロル 初見です
キジカクシ科ラシュナリア(ラケナリア)属の多年草(球根)。南アフリカケープ地方原産。花期は12~4月。花色は時間とともに、赤→黄→緑→赤紫と変化するそうだ
別名:アフリカヒヤシンス
温室に入ると、定番のハナキリンや木立性ベゴニアが・・・
キバナクンシラン(黄花君子蘭)
ヒガンバナ科クンシラン属の常緑多年草。原産は南アフリカのナタール地方
ウケザキクンシランの黄花種
アンスリウム ‘ARCS(アークス)’
サトイモ科アンスリウム属の多年草。コロンビア~エクアドル原産
和名はオオベニウチワ(大紅団扇)、別名:アンスリューム
‘ARCS’は、1987年、パナマ原産のアンスリウム・アムニコラから
作られた園芸種で、日本で初めて当園が開花させた。仏炎苞が紫色
こちらは ‘カンダピンク’という園芸種
ピンギキュラ・ギガンティア
タヌキモ科ムシトリスミレ属の多年草。メキシコの熱帯高山原産で、
根生葉が30cmにもなり、世界最大のムシトリスミレと言われる
ランも色々咲いていました
(つづく)
次回は、分園植物園のバナナ温室や熱帯果樹温室に入ります。
この記事へのコメント
river
eko
ラシュナリア・アロイデス・クアドリコロルは初見です。アフリカヒヤシンス、普通のヒヤシンスとは花色や花姿が違いますね。
キバナクンシランの花色は優しげで良いですね。
アンスリウムの園芸品種は白、赤、ピンク、紫などいろいろな色がありますね。
色々なランの花も綺麗ですね。
信徳
もこ
楽しむ事が出来良かったですね。
トロパエオルム・トリカラー ナスタチュームにこんな花の色があるなんてビックリです。
長さん
’シアノクロッカス’、青い花で、きれいですね。次第に衰退しましたか。やはり群馬の冬は寒いからですかね。
長さん
アシス・オータムナリス、ここでしか見たことがないです。伊豆半島はやはり暖かいのでしょう。
ラシュナリア属は珍しい苞でしょう。私はことと、つくば植物園でしか見たことがないです。
キバナクンシラン、花色が濃いものも咲いていました。
アンズリウム、あちこちで見ますが、ここの園芸種は花色が豊富なのです。
長さん
伊豆半島はやはり暖かいようで、温室で咲くような花が屋外でも咲いていました。鉢物なので、寒くなったら温室内に取り込むのでしょう。
ハナニラは南米原産のものが一般的ですが、南アフリカのものも各種販売されているようです。
長さん
やはり、植物苑だけあって、珍しい品種が展示されています。初めて出会う花が見られるのも、植物園の良いところですよね。
トロパエオルムはナスタチウムの学名なのですが、ナスタチウムと言っても、いろいろな品種があるものですね。
nobara
アシス・オータムナリスはアキザキスノーフレークっていうんですか?
この色、可愛いですね~💛
球根ナスタチウムって葉っぱが多肉様なんですか?
アシス・オータムナリス、カワイイです。
サクラソウみたいに見えるけど、アヤメ科なんですね。
キアネラ・アルバ のうなじはニリンソウにも似てる?
アフリカヒヤシンス、どっかで見たことがあります。
ムシトリスミレが可愛いです
お写真の花弁の輪郭が染まってるのがいいですね。
長さん
オオキバナカタバミ、我が家の近くでも見られます。
アシス・オータムナリスの別名、秋に咲いて、スノーフレークに似ているからだそうですよ。
トロパエオルム・トリカラーの別名は球根ナスタチウムなのだそうです。その下の黄色い花もトロパエオルム属ですが、肉厚の葉が見えると思います。この葉のうち色が濃いものがトリカラーの葉です。
アシス・オータムナリス、日本で見るアキザキスノーフレークは白花で、赤い部分はないようですね。
サクラソウみたいに見えるというのは、アシスではなく、ラペイロージアのことですね。
アフリカヒヤシンス、ラナケリアと同じ属ですからね。
ムシトリスミレの花、花弁の縁が少し色濃いのが特徴みたいです。
イッシー
ランの寄せ植えみたいな最後の画像もいいですね。
温室も多いんですね
yoppy702
大型のカタバミというだけなんですけどね。(^^ゞ
長居植物園で見られるので、毎年、楽しみにしてます。
いつも同じ場所で、勝手に咲いてるんで、ネームプレートは無かったんですが、昨年、「オキザリス」というネームプレートが初めて付いていたのでビックリしました。(^^ゞ
アキザキスノーフレークという和名を見て、ナルホドと思いました。
スノーフレークより綺麗な色ですね。(^^ゞ
ノウゼンハレン科という科名は知りませんでした。
でも、球根ナスタチウムというのは見た事がありますが、トロパエオルム・トリカラーなんて見た事ないです。
こんな面白いのがあるんですね。
これって、、、ひょっとしたら、花弁に見えるけど、外側のオレンジと黒のは萼になるんですか?
で真ん中の黄色い円形が花?
クンシランの黄花があるんですね。
赤色しか見た事がなかったかも。(^^ゞ
この色も綺麗ですね。
ムシトリスミレのピンギキュラ・ギガンティアは咲くやこの花館で咲いてるのを見ました。
世界最大のムシトリスミレなんですね。
すーちん
トロパエオルムですか
初めて見る花の形ですねー
長さん
鉢植えでも、ちょっと変わった花が咲いているのが、植物園らしくて良いですよね。
ランの鉢植えは本園植物園で収まり切れない鉢が置いてあるようでした。
温室は本園に8つ、分園に5つあります。
夕菅
この中ではイフェイオンだけはつくばの庭でどんどん増えています。
アシス・オータムナリス や キアネラ・アルバ、検索してみましたがつくばの屋外では冬越しできないようです。
長さん
オオキバナカタバミは街中でも見られますね。ネームプレートが起きzリスでしたか。日本ではカタバミ属としていますが、オキザリス属のことですからね。
アキザキスノーフレーク、スノーフレークとは別属なので、和名の付け方は紛らわしいです。
ノウゼンハレン科は初めてでしたか。それじゃ、ノウゼンハレン(別名キンレンカ)もご覧になっていないのですね。
トロパエオルム・トリカラー、赤と濃紺の部分は萼で、その中から黄色い花弁が出ています。
君子ランは普通オレンジですが、ウケザキクンシランには黄花種があります。
長さん
トロパエオルム・トリカラーは街中で見かけたことがありますが、ブラキセラスの方は珍しいです。トリカラーは黄色いのが花で、その祖語側は萼です。
長さん
色々珍しいものが並んでいて、流石植物園という感じですね。
青花ハナニラ、お宅で増えていますか。
つくば植物園は、草花で冬場に取り込まなければならないような品種は殆ど展示がないですね。