夢の島熱帯植物館にて_25年3月(4) 食虫植物各種、マカダミア、アデニウム、ケントラデニア、デンドロビウム

 3月18日、労組OB-OG会の写真同好会「結」の撮影会で、夢の島熱帯植物館に行ってきました。
 今回は屋上の食虫植物室や1階の企画展示室で見た花などです。


ムシトリスミレ(虫取菫)の一種
タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物。オーストラリアと南極を除く。多肉質の葉をロゼット状に広げ、その表面に粘液を出す毛と、消化液を出す毛を毛の2種類で役割分担し、捕虫消化する。各大陸に約80種が存在する。中でもメキシコとヨーロッパに多い。  写真のものは原産地不明
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ウトリクラリア・リビダ
タヌキモ科タヌキモ属の半耐寒性多年草。南アフリカとメキシコ原産
ミミカキグサ(耳掻草)の仲間で、地中に小さな半透明の
捕虫嚢を持ち、地中のプランクトンや微生物を採食する
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クリオネミミカキグサ(クリオネ耳掻き草)
タヌキモ科タヌキモ属の多年草。原産は中国。花径は8mmくらい
日本海や北極海などの寒流の水域に棲息しているクリオネに似ている
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モウセンゴケ(毛氈苔)
モウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草。食虫植物の一種で、葉にある粘毛から粘液を分泌して虫を捕獲する。葉の形状からすると、ドロセラ.カペンシス(和名:アフリカナガバノモウセンゴケ)と思われる
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ハエトリグサ(蠅捕草)
モウセンゴケ科ハエトリグサ属の食虫植物。原産は北アメリカ(南北カロ
ライナ州)。別名:ハエトリソウ、ハエジゴク。葉を素早く閉じて獲物を
捕食する姿が特徴的で、ウツボカズラと並ぶ有名な食虫植物
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花が咲いていた(初めて見た)
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屋上から、1階のイベントホールに降りてきました

マカダミア・インテグリフォリア
ヤマモガシ科マカダミア属の常緑小高木。オーストラリア東部原産。実(直径2.5cmほど)はマカダミアナッツとして有名ですね
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花の部分を拡大してみたら、小さな4弁花だとわかった
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アデニウム・ソコトラナム
キョウチクトウ科アデニウム属の多年草。イエメンのソコトラ島原産
茎が肥大して、低木状になり、樹齢数百年という大きな株は直径2.5m、
高さ4mにまで成長するという、とても珍しい植物。2020年10月に川口
グリーンセンターの温室で、ピンクや白に赤覆輪の花を見たことがある
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ケントラデニア・フロリブンダ
ノボタン科ケントラデニア属の常緑小低木。原産は中央アメリカ。花期は12~5月で、花径は1cmほど
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デンドロビウム・インファンディブルム
Den. infundibulum  ベトナム、タイ、カンボジア、ラオス、
ミャンマー、ネパール、ブータン、インドなどに分布する着生種
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 2025年3月18日撮影。

 次回は、温室の外回りで見た花などを投稿します。
 (つづく)

 3月24日より一泊旅行に出かけておりますので、コメント欄を閉じています。
 帰宅後、訪問しますが、コメントはご容赦願います。