今回は、一重咲きに加え、八重咲も紹介します。
展示の様子
一重咲き
二段咲き(雄しべ弁化)
二段咲き(雌しべも弁化しつつある)
二段咲き ‘虹玉虫’
三段咲き(雄しべも雌しべも弁化)
三段咲き
三段咲き?
三段咲き?
三段咲き?
唐子咲き ‘深遠’
千重咲き?
千重咲き?
千重咲き ‘円宝’
千重咲き ‘海姫’
次回は、昭和記念公園の屋外で咲いていた花を投稿します。
(つづく)
つくば植物園の記事と交互に投稿します。
昭和18年生まれの後期高齢者です。
2003年5月からのリタイア生活の中で、やったこと、見たこと、感じたこと、行った所、などなどを記録しています。
でも、最近は花をテーマにすることが多いです。
毎日更新を目標にしています。コメントがいただけると励みになります。
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この記事へのコメント
もこ
千重咲き ‘円宝’
白色が綺麗で清楚な感じが好きです。
river
ただ自然交配してできた種を播いて変わり花を探すのも楽しみですが本格的に新花を狙うのであればメンデルの「優劣の法則」「分離の法則」そして「分離の法則」を知る必要があります。
現在市販されている雪割草は交配されたものが多いのでいきなり八重咲きが出ることがあります。遺伝子が複雑に入り組んでいるからで様々の色や形の花が出てくるので気軽に楽しむのも楽しいです。播種から開花まで通常4年で山野草としては標準的です。
nobara
一重、八重、千重、唐子咲きまで\(◎o◎)/
雪割草では旗弁という言い方はしないのですか?
やがてそれが花弁になるという~~
千重咲きの「海姫」なんて~色合いも凄いです。
我が家のu-姫に捧げたいようなお花です(笑)
ガクもはなびらみたいな大きさですね~
夕菅
個人的には多色のものより‘円宝’のようなのが好きです。
長さん
千重咲きは変化の究極で、これ以上の変化はできないので、株で増やすしかありません。
純白の‘円宝’、素敵ですよね。
長さん
雪割草を栽培していただけあって、さすがに詳しいですね。
ブログの説明不足を補っていただき、大変ありがとうございました。
長さん
雄しべか雌しべの一部だけが変化するということは極めてまれで、旗弁という表現はないようです。
雄しべや雌しべ、どちらかが残っていれば、交配親になりますが、両方が花弁化したら、それ以上の変化はないということですね。
千重咲きでも、‘円宝’のような純白から、‘海姫’のように赤・白・緑のものが出来たり、萼片も大小が出来たりして、面白いですね。
長さん
キンポウゲ科は変化が出やすいですが、雪割草はその極みみたいな品種ですよね。
純白の‘’円宝がお好みですか。唐子咲きの‘深遠’も素敵ですよね。
なおさん
まさに千変万化ですよねえ。
信徳
長さん
キンポウゲ科の中でも、クリスマスローズとオオミスミソウは変化が出やすいそうですね。日本にはクリスマスローズが自生していなかったので、江戸時代の人たちは変化が出やすい雪割草に嵌ったのでしょうね。
長さん
一重の原種と比べると、これが同じ種類の花かと思うほど変化が著しいですよね。自分の手で交配を手掛ける人たちは、究極の変化を作り出すのが夢なのでしょうね。長い年月が必要だろうと思いますが、中にはラッキーな人もいることでしょうね。
eko
千重咲き‘円宝’が清楚で素敵です。
yoppy702
唐子咲き ‘深遠’の二つ上の「三段咲き?」というのが不思議な姿ですね。
千重咲き ‘円宝’になると、萼片がなければ、サザンカやツバキに見えますね。(^^ゞ
イッシー
小さい花なのに見事に写されてますね。
自分も撮ったのですが、ピントが怪しいのばかりですよ。
すーちん
改良され
次々と新種ができるんですねー
咲くまで時間掛かりますがー
長さん
雪割草の魅力は交配によってさまざまな変化が起こることで、品種が変わるということではありません。
交配を重ねるうちにおしべとめしべが全部花弁化したものが出てきます。今回紹介したものの多くはそれで、しべがなくなると、それ以上の変化は起きません。
長さん
雪割草は変化が出やすい植物です。それらの中から2種類を選んで交配し、さらに別のものを交配させるという作業を繰り返すので、きわめて多くの変化が作り出されるわけです。しかし、雄しべと雌しべの両方が花弁に変化してしまうとそれ以上の変化は起こりません。
‘深遠’や‘円宝’のような白一色のものはとても珍しいと思います。
長さん
会場が暗いので、ブレ写真が多かったのですが、ピンが良いものだけを選びました。近づくと失敗するので、少し引いて撮って、トリミングです。
イッシーさんも雪割草展にいらっしゃいましたか。
長さん
愛好家はいろいろな雪割草を育てて、交配するのが楽しいらしいです。これは江戸時代からの伝統ですね。
種から花が咲くまでには3~4年かかりますね。
コスモス
花木園展示棟は入った記憶がないですね。
一重咲きと二段咲きは見たことありますが、三段咲きは見たことないです。
それも珍しい咲き方ばかりですね。
長さん
花木園展示棟で、雪割草展の展示に使われた部屋は主に講習会などに使われていますが、時々展示に使われます。今日と明日はクリスマスローズ展が開かれていますよ。
雪割草の三段咲きは雄しべも雌しべも花弁化して、これ以上変化しない究極の形です。なぜなら、しべがないから、交配には使えないからです。
ミキ
展示場の様子や説明書きまで撮って紹介して下さり
正直圧倒されました。
私などは、写真の許可を訪ねて後は花をパチパチ。
詳しい事は何も記録して来ませんでした。
やはり、雪割草に対しての思い入れが違うと感じました。
一段咲き二段咲き、唐子咲きと詳しく書かれてあり、
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。(^^♪
長さん
3年ほど前までは咲き方の種類ごとに並べられていたので、わかりやすかったのですが、今回はいろいろランダムに並べてありました。その当時の写真を見ながら、咲き方の分類をしています。ポスターも、以前は咲き方の説明が詳しかったのですがねー。