3月8日、昭和記念公園の花木園展示棟で開催された「国際雪割草協会・関東支部 令和7年展示会」(3/8~9)を見に行ってきました。2年ぶりです。
同支部によると、「すばらしい魅力をもつ雪割草のことをもっと知ってほしいと、会員一同が心を込めて開花させた雪割草を展示。様々な色や花形の雪割草を楽しむことができます。栽培方法や増殖方法の説明、交配アドバイス&実演、雪割草の即売会なども実施します」とのことでした。
植物の和名はカタカナで表記するのが決まりです。しかし、サクラソウの仲間に「ユキワリソウ」という和名の植物があるので、「雪割草」と漢字で表記し、「ユキワリソウ」とは違うことを表わしています。
雪割草の園芸上の分類
一重咲き・・・標準花、葯退花、雄しべ退花(乙女咲き)、変化花
八重咲き・・・雄しべの弁化(丁字咲き、二段咲き)
雄しべと雌しべの弁化(三段咲き、唐子咲き、千重咲き)
以下、展示花の紹介です。今回は花の咲き方別に並べられておらず、表示もないので、咲き方の記載は正確でないものがあります。
会場が予想以上に暗く、ブレ写真もありますが・・・
2025年3月8日撮影。
次回は、一重咲き以外の雪割草も投稿します。
(つづく)
つくば植物園の記事と交互に投稿します。
この記事へのコメント
river
オシベガ退化した花は乙女咲きと言います。以前家にもありました。キンポウゲ科の植物の例にもれず雪割草も変化する植物です。市販されているものはほとんど交配された園芸種ですから種を播くと様々な花が咲くのが面白いです。
通常実生から開花までは4年ですが私は3年で開花させていました。
信徳
種蒔きから開花まで3年掛かるのはセツブンソウと同じですね。
nobara
わかりやすく纏められてるのはいいですねー
花が咲くまで3年、かかるのですね。
かなりの愛情がないと育てられません。
可愛らしいお花を眺めてると
気持ちまでほっこりしてきますね。
こんなにたくさん一株に咲かせられるものなんですね🌸
シバザクラみたいな雰囲気のもありますね。
一重咲きでも八重にみえるのもありますね(*^-゚)⌒☆
eko
長さん
銘がついているものもありましたが、印刷されたラベルが刺してあるものが多かったです。やはり、ベテランが引退した穴は大きいようです。
>オシベガ退化した花は乙女咲きと言います。
記事中の説明にふ化させていただきました。
長さん
雪割草は変化が出やすいため、様々な花色や模様、咲き方が出てきますが、それが魅力なのでしょうね。
>種蒔きから開花まで3年掛かるのはセツブンソウと同じですね。
会場内の掲示では、「種を蒔いてから約34か月かけて花が咲く」と書かれていました。
長さん
花木園展示棟の右側部分に展示されていました。
種を蒔いてから約34か月で花が咲くと書かれて言いますが、寒い地域ではもう少しかかるようです。
一鉢でたくさん咲かせるには株を大きくしなければならないから、大変でしょうね。
次回は、花弁数が非常に多いものも登場しますよ。
長さん
種を蒔いてから花が咲くまでだけで3年以上かかりますから、一鉢にたくさんの花を咲かせるには5,6年以上かかるのではないかと思います。
変化が出やすいものなので、自家交配で様々なものが出てくるのを期待するも楽しみ方の一つですね。
イッシー
夕方は小雪舞ってましたよ。(私は午後行ったので・笑)
写真もとても美しく撮れてます。凄いです。
次はラン展ですね。
長さん
写真はたくさん撮ったのですが、手振れが多くて参りました。
JOGAのラン展は14日に行く予定です。
yasuhiko
この「雪割草展」の事を知りました。
これはぜひ行きたいと思ったら、
もう終わっていてがっかり。魅力的な
展覧会でしたね。雪割草にも色んな種類が
あるので、面白いなと思います。
長さん
それは、残念でしたね。この雪割草展、いつも会期は2日間だけなんですよ。
雪割草は交配が比較的簡単らしく、変化を期待して育てている方が多いようです。
なおさん
昔、雪割草の本場の国営越後丘陵公園で雪割草展を見たことがありますが、やはり本場のものは規模が大きくみごとなものばかりでした。でも、良いものはやはりびっくりするほど高いですよねえ。
yoppy702
それまで、同じやと思ってたんです。(^^ゞ
この掲示、解り易いし、無駄なく作られてますね。
専門家の方が作られたら、結構、小難しいですが、これは、ボクのようなド素人でも理解できる内容です。
「オリジナル花をつくる」なんてあったら、その気になりそうですが、作出するのって大変な作業ですもんね。。(^^ゞ
一重咲き「幸紫」は、清楚な感じがしますね。
一重咲き「春?」の下のパープルがタイプです。(^^)
「雄しべが一部弁化」って、面白いですね。
もこ
こんなに沢山の種類があってビックリです。
すーちん
この時期になると
店先に並びますね
ついつい欲しくなってしまいますー^^
長さん
> 花みどり文化センターも、此処の展示棟もこもれびの家の展示棟も採光・照明が暗くて難がありますよねえ。
そうなんですよ。今回はISOを上げたのですが、それでも手振れしました。
毎年のように越後雪割草街道に行っているのですが、今年は雪が多いようで、いつ行くべきか大変迷っています。雪割草を見に行けないかもしれませんので、ここに取材に行ったわけです。
1ポット数百円が相場でしょうが、中には数千円のものもありますね。
長さん
今回、雪割草の原種が展示されているかと思ったのでスタ、やはりありませんでした。
子の掲示、もしかすると元、越後丘陵公園に勤務されていた方が作られたのかもしれません。
雪割素の交配はコツをつかめばそう難しいものではないそうですよ。
次回は主に多弁化した花を投稿しますので、お楽しみに。
長さん
本当は、本場新潟の自生地に行ってみるのが一番なのですが、今年は雪が多く、開花時期が予測できないので、こうした展示で我慢です。
自生種でも変化が出るので、人為的に交配すると様々なものができます。次回にその色々を投稿します。
長さん
雪割草は耐寒性があるので、比較的栽培しやすいそうです。トライしてみませんか?
夕菅
雪割草は大好きですが地植えでは葉が傷みやすくつくばでは未だ植えていません。
「幸紫」のアップ、きれいですね〜
2つ目は「春祭」ではないでしょうか?
長さん
雪割草、寒さに強いとはいえ、殆どの方が鉢植えですね。
今回は銘がある個体が少なかったです。その2つ目、「春祭」ですか。ネットで検索したら、1枚だけですが、同じ白抜けの画像が出てきました。ありがとうございます。