2025年浅春のつくば植物園にて(7) サバンナ温室にて(4)ディアネラ、メトロシデロス & 熱帯資源植物温室にて(1)コエビソウ、ペンタス、スパティフィルム、ベゴニア、ホテンベルギア、ココヤシ、オオミレモン

 2月27日、やっと温かくなってきたので、つくば植物園に行ってきました。
 今回は、サバンナ温室で見た花などの残りと、熱帯資源植物温室で見た花などの紹介です。

ディアネラ・タスマニカ
ユリ科キキョウラン属の常緑多年草。オーストラリア原産。和名はキキョウラン。花期は5~7月だが、熱帯域では通年開花。我が家の近所では青紫の花(こちら←クリック)が咲く。葉に縦斑が入り、白い花が咲く‘バリエガタ’という園芸種もある
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メトロシデロス・エクセルサ
フトモモ科メトロシデロス属の常緑高木。原産はニュージーランド北島。別名:ポフツカワ(マウリ語から)、クリスマスツリー(原産地ではその時期が花の最盛期)
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ここからは、サバンナ温室とつながっている「熱帯資源植物温室」で見た花です

コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑低木。メキシコ原産
別名:オウムソウ、ベロペロネ。温室展示の定番です
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ペンタスの一種
アカネ科クササンタンカ属(ペンタス属)の低木。原産は東アフリカからイエメン
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スパティフィルム ‘メリー’
サトイモ科 スパティフィラム属の多年草。熱帯アメリカ原産の園芸種
純白の仏炎苞が綺麗ですが、園芸種が幅を利かすのは如何なものか
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ベゴニア・リスターダ
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の常緑多年草。原産はウルグアイ、パラグアイ、
ブラジル。白花~淡桃色で、花径は3㎝ほど。大きな葉には毛が生えており、
葉の中央に緑白色の線状絞があるのが特徴
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ベゴニア・カーウィンスキアナ
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の常緑多年草。原産はエクアドル
ビロード状の赤黒い葉の間から長い花茎をのばし、頂点に花が密集する
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ホヘンベルギア・ステラタ
パイナップル科ホヘンベルギア属の多年草。南アメリカ北部原産
ロゼッタ状の幅広の葉の根元から花茎が伸びています
赤いイガのようなものが苞で、その中から紫色の花が咲く
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ココス・ヌシフェラ(ココ椰子)
ヤシ科ココヤシ属の常緑高木。ポリネシアから熱帯アジアが原産。普通、ヤシと言えばこれを指す。雌雄同株・雌雄異花。中の水を飲用にする他、実を料理に、油脂を石鹸やマーガリンの原料に、果皮の繊維をタワシや縄に、ヤシガラ活性炭は消臭や水の浄化に使われる
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 ココヤシの若い実は、最初、細長いのですね。初めて知りました
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オオミレモン(大実檸檬)
ミカン科ミカン属の常緑低木。園芸品種。別名:レモン ‘ポンデローザ’
柚子の一種とレモンが自然交雑したものと言われている
大きさは直径10~13cm、長さは15~20cm、重さは800~900g
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 2025年2月27日撮影。

 次回は、熱帯資源植物温室で見た花などの続きと、熱帯雨林温室で見た花などを投稿します。
(つづく)

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