今回も、季節の花や装飾などを交えて、冬ボタンを紹介します
冬ぼたんの展示の様子
華王殿(かおうでん) 初見です
1955年、島根県・松本農園の松本康市氏の作出。千重大輪の抱え咲き
艶のある赤色で、花弁の底は小さく暗赤色の紫斑が入り、奥行きがある
新扶桑司(しんふそうつかさ) 初見です
乳白色、千重・大輪、花底は桜色より濃い目の紅紫色
クリスマスローズ
八束の香(やつかのかおり) 初見です
1992年、島根県、中村農園・門脇正晃氏の作出。千重大輪の盛り上げ咲き。花弁の底には、小さく紫斑が入る。「八束」は島根県にあった町名
歌 姫(うたひめ) 初見です
詳細不明
フクジュソウ(福寿草)
花 魁(おいらん)
島根県・松本農園作出。花魁の簪をイメージした命名
花付が非常に良い千重・中輪の抱え咲き。樹高が低いコンパクトな品種
志 帆(しほ) 初見です
島根県・松本農園・松本康市氏の作出。志帆は初孫の名にちなむという
大輪の千重咲き、弁先は白で、基部に紫色、紫色斑入り
ロウバイ(蝋梅)
新八束(しんやつか)
1970年、島根県・松本農園・渡部三郎氏の作出。同年、新しくできた八束町にちなむ大輪、花弁が丸く、ほのかに桃色が入る
朱玉殿(しゅぎょくでん) 初見です
濃朱紅色、千重、大輪、抱え咲き
ハナカンザシ(花簪) 赤いのは蕾
オーロラ 初見です
2000年、島根県・松本農園・松本康市氏の作出。「胡蝶の舞」の自然交配により誕生。本来はピンクだそうだが、色が褪せたか?
玉天集(ぎょくてんしゅう) 初見です
日本系育成品種の一つ。純白八重の大輪。平開咲き
島 錦(しまにしき)
赤白絞りだが、絞りの出方はまちまちで固定していない。千重・中輪
(つづく)
「関東東海花の展覧会」の記事と交互に投稿しています。
この記事へのコメント
nobara
こういう絞りのモノって魅力的~ですね。
クリローも咲いてましたか?
ロウバイもイイ感じですね~
少し、時間が経った頃が好きです💛
ハナカンザシも可愛らしいです。
春らしくていいですね☆彡
冬牡丹、いろんな種類が見られてよかったですね。
イッシー
やはり風情ありますよね。絞りもいいですよね~。
river
yasuhiko
冬ぼたんを展示してるんですか。
素朴な藁ぼっちの陰で、冬ぼたんの華やかな
色彩が際立ちますね。島根県の大根島だったか、
ぼたんの花の栽培で有名な所があったように
思うんですけど、展示されてる花は
やっぱり島根の農園産のものが多いんですね。
長さん
絞りが入る冬ぼたんは希少で、先日のNHKニュースでも、黄冠とともに取り上げられていましたね。他にも初見の花が多く、狙い通りでした。
クリスマスローズやハナカンザシは耐寒性があるので、冬ぼたんと同じころ咲く咲きますね。
ロウバイは枝が低いので至近で撮れましたよ。
長さん
ぼたん苑のすぐそばまで行ったのに、惜しいことをしましたね。でも1,000円は高いかな。
絞りは珍しいですね。
長さん
二期咲きの性質を持つ寒牡丹もありますが、冬の開花率が2割くらいなので、それなら、ちょっと手がかかりますが、冬ボタンを咲かせようということになったのでしょうね。
藁ボッチに雪が積もっていると最高なのですが、都内は雪がともることは稀ですからね。でも2018年1月25日は雪だったので、写真を撮るには良かったらしいです。
長さん
冬ぼたんは、毎年1月1日から2月中旬まで開催されています。春ボタンは4月中旬~5月中旬なのでその頃も良いのですが、藁ボッチを被った冬の方が絵になります。
牡丹の産地は大根島を服喪松江市が中心だそうです。今回、初見の花は殆どが松江市で開発されたり、育てられたりしたものでした。
yoppy702
今回も綺麗な個体が多いですね。
華王殿は、色も姿も、見慣れたボタンって感じですが、この種は見た事無いです。
オーロラは、日本の作出でもカタカナなんですね。
作家の方のイメージがピッタシやったんやろなぁ…
2000年という事は、比較的新しいんや。
「色が褪せたか?」という事は、本来は、もっと濃い色なんですね。
フクジュソウの展示がユニークですね。
瓦の上に苔だまの様にして、フクジュソウを植えてる。
マツもあるから、新年飾りのような感じですね。(^^ゞ
すーちん
牡丹
絞りもあるんですねー
藁ぼっちは趣あっていいですね
夕菅
これでは藁ぼっちなぞ、あっという間に吹き飛びそう。
名古屋の徳川園では牡丹園は春「牡丹祭」として100種1000株が披露されます。一方、冬の藁ぼっちは植木鉢で20種70鉢のようです。
上野東照宮は春は110種500株以上と。
もっと元気な頃知っていたら比較も出来たでしょうが、もう無理です。
長さん
1枚目、これで雪がうっすら積もっていると最高なんですがねー。
今回の投稿予定品種は全部で60種くらいになりますので、まだ半分くらいです。
日本作出のカタカナ名ボタンは後記事にも登場しますよ。
>「色が褪せたか?」という事は、本来は、もっと濃い色なんですね。
逆光や藁ボッチの日陰になると、花本来の色が写らないことがあります。
福寿草、正月飾りの名残でしょうが、主役の花が小さかったですね。
長さん
花弁に絞りが入ったボタンは珍しい部類だと思います。
藁ボッチに雪が少し積もっていると最高なんですがねー。
長さん
こちらも、この冬一番の強風が吹いています。藁ボッチ、心配ですね。
名古屋の徳川園では牡丹が100種1000株ですか。すごい数ですね。
上野東照宮は110種だそうですが、花が終わったものは植え替えられているようで、今回は70種程度撮影できました。