上野東照宮大石鳥居の左手前に「ぼたん苑」の案内板が出ています
上野東照宮の大石鳥居
その奥に水舎門が見えますが、ぼたん苑はその門を潜ってすぐ左手です
ぼたん苑の入口です。入苑料は自販機で1000円でした
入口の両側に「わらぼっち」を被った冬ぼたんが咲いています
入り口を入ると冬ボタンの花とともに、和の雰囲気が演出されています
花以外は、正月飾りがまだ残されているような感じですね
上野東照宮ぼたん苑とは(ぼたん苑のHPから引用)
上野東照宮ぼたん苑は、徳川家康公を御祭神とする上野東照宮の敷地内に、1980年4月、日中友好を記念し開苑しました。
回遊形式の日本庭園に植栽された牡丹は現在、春は110品種500株、冬は40品種160株が栽培されています。
牡丹について(ぼたん苑のHPから引用)
牡丹の花は「富貴」の象徴とされ、「富貴花」「百花の王」などと呼ばれています。日本には奈良時代に中国から薬用植物として伝えられたとされ、江戸時代以降、栽培が盛んになり数多くの牡丹の品種が作り出されました。
中国文学では盛唐(8世紀初頭)以後、詩歌に盛んに詠われるようになり、日本文学でも季語として多くの俳句に詠まれ、絵画や文様、家紋としても親しまれてきた花です。
以下、苑内で咲いていた牡丹と、展示風景やその他の花、装飾などを交えて、ご紹介します。
牡丹の説明は大根島(松江観光協会八束町支部)などのHPを参考にしています。
太 陽(たいよう) 初見です
純濃紅色、八重・中輪、丸弁の抱え咲き、樹勢強
島大臣(しまだいじん)
千重咲き、大輪、抱え咲き、濃紫色
春の粧(はるのよそおい)
島大臣の突然変異種で、花色が薄い。二色になることも。別名:越の舞姫
連 鶴(れんかく) 初見です
純白色、千重咲き、大輪
スイセン(水仙)
写 楽(しゃらく) 初見です
濃紅~淡紅色、盛り上がり咲き、千重、大輪、広弁~細弁が入り混じる
平成7年松江市牡丹切り花品評会の新品種賞を受賞
キク(菊)
不夜城(ふやじょう) 初見です
ワインレッドの濃い赤、中輪、千重咲き、抱え咲き
聖 代(せいだい)
濃桃色、千重、大輪、盛り上がり咲き
島の輝(しまのかがやき) 初見です
紫紅色、千重咲き、大輪
(つづく)
「関東東海花の展覧会」の記事と交互に投稿します。
この記事へのコメント
nobara
その界隈を歩いています。
かなり昔、女子会で行ったっきりです。
緋毛氈の敷かれたベンチで休んだ記憶があります。
入苑料もあまり変わってないような?です。
菰を覆せて大事に育ててるのですね。
連鶴(れんかく)の角角とした感じが面白いですね🎶
ミニ水仙、ティタティタも可愛いですね💛
べらぼうに登場する写楽!ですね~
なんだかみえを切りたくなりました(笑)
丁子咲きの小菊ですね~
牡丹の特徴を捉えたネーミングも興味深かったです。
もこ
和風に設えられた苑内に咲く冬牡丹見ごたえあります。
スイセンや黄色い菊が色どりを添えていますね。
river
ところでよく似た花に寒牡丹がありますね。寒牡丹は人間が手を加えなくても今頃、花を咲かせますが葉はありません。冬牡丹は葉取りや保温など人間が手を加えて咲かせたもので葉と共に花をつけています。防寒のため藁ボッチなどが施されています。
後楽園で見たことがあります。
イッシー
美しく撮られていて見ごたえあります。
和の飾りもいいですね。
なおさん
ミニミニ放送局
花の種類は分りませんが藁ボッチをかぶったボタンが可愛いですね。
寒い時にこれだけ咲かせるのも大変でしょうね。
長さん
ぼたん苑だけではなく、周囲の見どころも回ってみたいのですが・・・。
今回、緋毛氈はなかったですが、ベンチはあちこちにありましたよ。
今回は1000円でしたが、22年の正月は1400円でしたよ。
冬ぼたんは藁囲いで魅せるのが伝統のようです。
写楽は、浮世絵師の東洲斎写楽にちなんでいますが、命名の由来は分かっていないそうです。
今後も様々な名前の冬ボタンが登場するので、お楽しみに。
長さん
ボタンは大きな花なので、一輪でも存在感がありますよね。それも女王と称せられる理由でしょうね。
ぼたん以外の草花のほかに、ウメやロウバイなんかも咲いていましたよ。
長さん
ぼたん苑の公開はほぼ2か月と長いので、今回はこれまでより遅くしたので、これまで見なかった品種が多かったです。
藁ボッチを被った冬ぼたんは日本の風物詩といったもよいですね。
その中に、秋華紅という寒牡丹がありましたが、つぼみだけでした。
長さん
ここは藁ボッチで日陰になる場合が多く、ASA値を大きくして撮って、レタッチしました。なので、オン来の色とは若干違って見えるものもあります。
正月の飾りが殆どそのまま残されているようです。
長さん
川越の仙波東照宮でも冬ぼたんが咲いていますか。
22年の正月は1400円だったので、値下げしたみたいです。でも、中国系らしき外国人が多かったですよ。
時期をずらしたので、初めて見る品種が多かったのは、良かったです。
長さん
牡丹の花期は4~5月ですから、冬にたん咲かせるのはいろいろ技術が必要らしいです。それに、防寒対策もしなければならないですからね・
yoppy702
こんな所に「ぼたん苑」があるなんて知らなかったので、たまたま、偶然に入っただけですけど。(^^ゞ
その時に、ここの「ぼたん苑」は素敵やなぁ~と思いました。
冬ぼたんは、「わらぼっち」を被ってて可愛いいですね。(^^)
島大臣や春の粧、連鶴など、長居植物園のボタン園で春に見たのが多いです。
ここのって、又、春にも咲くんかなぁ…
写真は、やっぱ、綺麗所を撮られてますね。
和の華やかさが素晴らしいです。
このキク、メッチャ可愛いいですね。(^^)
すーちん
太陽
濃厚な紅色ですねー
牡丹
ピンクが多いような気がしますがー
純白は
透けるようですね
長さん
ここに春ボタンを見にいらっしゃいましたか。
私は春ボタンを見に行ったことはないのですが、藁ボッチがないだけで、雰囲気は変わっていないでしょうね。
冬ぼたんは春咲きのボタンを早く開花させるものなので、春には咲きませんが、同種のボタンを植え替えているのだと思います。
キクは大きそうに見えますが、丁子咲きの小さな花でした。
長さん
真っ赤な「太陽」、作出者も太陽を連想して名付けたのでしょう。比較的入手しやあ酸い品種だそうですよ。
花色は赤、ピンク、白が植えられており、赤が少し多いかなと思える程度でした。
夕菅
今朝7時半頃のNHKおはよう日本で上野東照宮のぼたんを紹介していました。
アップは島大臣、島錦、黄冠の3種、五重塔も写りました。
そういえばつくば植物園では「ボタン」を見たことがありません。
昨日つくばでは風速15mの西風が吹き荒れました。
「ワラボッチ」はひとたまりもありませんね。
長さん
私も今朝のNHK、見ていましたよ。今回、島大臣を投稿しましたが、黄冠は2/10、島錦は2/12の記事で紹介します。五重塔はその次かな。
そういえば、つくば植物園にはボタンがありませんね。シャクヤクは昨春に見ましたが・・・。