この展覧会は、花に対する理解を深め、一層の花の消費拡大を図ることを目的として、関東東海地域の1都11県と花き関係6団体が主催する日本で最大規模の花の展覧会です。
会場で多くのスペースが使われているのは、関東東海地域1都11県の花の生産者が育て、花の品評会に出品された、自慢の切り花や鉢物等、約1,800点です。
ここからは、会場最奥部に展示された、花の品評会で特別賞を受賞した作品を紹介します。
展示風景(土曜日の12時頃で混んでいます)

< 農林水産大臣賞 ・ 金賞 >
洋らん部門 ファレノプシス「MS-Pink アポロ」 埼玉県 茂木俊彦さん
茂木さんは、昨年に続き、農林水産大臣賞を獲得しました

受賞のポイント:花茎が16本あり、開花が良く揃っていた。鉢物は鉢を含めて完成品であり、この作品は鉢と株全体のバランスが揃っており、また仕立て方も工夫されており、後ろから見ても個鉢が見えないように水苔をはっているなど細部にまで気を配っていた。この一鉢があるだけでその場の空気感が変わる圧巻な作品である。
< 農林水産省農産局長賞 ・ 金賞 >
洋らん部門 ファレノプシス「アマビリス」 埼玉県 栗田和人さん

< 日本花き卸売市場協会会長賞 ・ 金賞 >
洋らん部門 カトレア「パメラヘザリントン」 埼玉県 鈴木裕一さん

< 全国農業協同組合中央会会長賞 ・ 金賞 >
洋らん部門 シンビジウム「キッシングトーン」 静岡県 高村真之さん

< 農林水産大臣賞 ・ 金賞 >
ばら部門 輪ばら「クリスタルドレス」 群馬県 大谷伸二さん

受賞のポイント:花の揃いとボリューム感に優れ、ブライダルやアレンジで人気のある花色であることから選定しました。
< 全国農業協同組合中央会会長賞 ・ 金賞 >
ばら部門 スプレーばら「フェリーニ」 埼玉県川 村拓己さん

< 日本花き卸売市場協会会長賞 ・ 金賞 >
ばら部門 輪ばら「アマダナ」 群馬県 山口昌生さん

< 農林水産省農産局長賞 ・ 金賞 >
ばら部門 輪ばら「ビーハイブ」 群馬県 吉原一夫さん

< 農林水産大臣賞 ・ 金賞 >
一般鉢物部門 エラチオールベゴニア「コスモノア」 群馬県 須藤裕政さん

受賞のポイント:株と花のボリューム感が非常に良い。花色、花揃い、葉色、いずれもよく仕上げられている。株もかたく、管理の良さが伺える。
< 農林水産省農産局長賞 ・ 金賞 >
一般鉢物部門 オステオスペルマム「プレリュードオレンジ」 群馬県 関口雄二さん

< 全国農業協同組合中央会会長賞 ・ 金賞 >
一般鉢物部門 アジサイ「冬アジサイ ハルハル」 群馬県 小山康弘さん

< 日本花き卸売市場協会会長賞 ・ 金賞 >
一般鉢物部門 プリムラ・マラコイデス「富士桜」 静岡県 大川和也さん

2025年2月1日撮影。< 農林水産大臣賞 ・ 金賞 >
洋らん部門 ファレノプシス「MS-Pink アポロ」 埼玉県 茂木俊彦さん
茂木さんは、昨年に続き、農林水産大臣賞を獲得しました
受賞のポイント:花茎が16本あり、開花が良く揃っていた。鉢物は鉢を含めて完成品であり、この作品は鉢と株全体のバランスが揃っており、また仕立て方も工夫されており、後ろから見ても個鉢が見えないように水苔をはっているなど細部にまで気を配っていた。この一鉢があるだけでその場の空気感が変わる圧巻な作品である。
< 農林水産省農産局長賞 ・ 金賞 >
洋らん部門 ファレノプシス「アマビリス」 埼玉県 栗田和人さん
< 日本花き卸売市場協会会長賞 ・ 金賞 >
洋らん部門 カトレア「パメラヘザリントン」 埼玉県 鈴木裕一さん
< 全国農業協同組合中央会会長賞 ・ 金賞 >
洋らん部門 シンビジウム「キッシングトーン」 静岡県 高村真之さん
< 農林水産大臣賞 ・ 金賞 >
ばら部門 輪ばら「クリスタルドレス」 群馬県 大谷伸二さん
受賞のポイント:花の揃いとボリューム感に優れ、ブライダルやアレンジで人気のある花色であることから選定しました。
< 全国農業協同組合中央会会長賞 ・ 金賞 >
ばら部門 スプレーばら「フェリーニ」 埼玉県川 村拓己さん
< 日本花き卸売市場協会会長賞 ・ 金賞 >
ばら部門 輪ばら「アマダナ」 群馬県 山口昌生さん
< 農林水産省農産局長賞 ・ 金賞 >
ばら部門 輪ばら「ビーハイブ」 群馬県 吉原一夫さん
< 農林水産大臣賞 ・ 金賞 >
一般鉢物部門 エラチオールベゴニア「コスモノア」 群馬県 須藤裕政さん
受賞のポイント:株と花のボリューム感が非常に良い。花色、花揃い、葉色、いずれもよく仕上げられている。株もかたく、管理の良さが伺える。
< 農林水産省農産局長賞 ・ 金賞 >
一般鉢物部門 オステオスペルマム「プレリュードオレンジ」 群馬県 関口雄二さん
< 全国農業協同組合中央会会長賞 ・ 金賞 >
一般鉢物部門 アジサイ「冬アジサイ ハルハル」 群馬県 小山康弘さん
< 日本花き卸売市場協会会長賞 ・ 金賞 >
一般鉢物部門 プリムラ・マラコイデス「富士桜」 静岡県 大川和也さん
次回も、花の品評会で特別賞を受賞した品種を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
もこ
こんもりと盛り上がるように育てられたプリムラ・マラコイデス「富士桜」実に見事ですね。
river
オステオスペルマムも生産量が多い花です。
冬アジサイは群馬県農業技術センターで開発されたもので今では種類も豊富で群馬では普通に売られています。
yasuhiko
さすが、受賞する花はどれも素晴らしいですね。
私のお気に入りは、バラ部門のクリスタルドレス。
これならお祝いに戴いても、家まで持って帰れそうです。
赤やピンクのバラだと、電車に乗るのがちょっと
恥かしいかななんて、妄想を膨らませてしまいました。
長さん
冒頭の2枚だけでは出展数の半分くらいしか映っていないので、凄い数ですよ。
冬アジサイは、台湾原産の常緑樹であるタイワントキワアジサイと、落葉樹であるセイヨウアジサイを交配して開発されました。冬に咲いて、3月頃剪定すると初夏にも咲くそうです。
プリムラ・マラコイデス「富士桜」、鉢植えでこのように咲かせるのは難しいでしょうね。
長さん
今回の記事では、群馬県の生産者の頑張りが目立ちますね。
冬アジサイは、初めて知りました。台湾原産の常緑樹であるタイワントキワアジサイと、落葉樹であるセイヨウアジサイを交配して開発されたのだそうですね。冬に咲かせて、3月に選定すると、初夏にも咲かせることができると知りました。
長さん
花の数が膨大なので、近年は毎年見に行くようにしています。無料ですし(笑)。
バラのクリスタルドレスがお気に召しましたか。上品な花色ですよね。派手な色の花束を抱えているのは私も恥ずかしい。
出展作品は会期終了時刻以降、安く販売されるので、大人気だそうです。
イッシー
見事ですよね~。
最終日とかだとあの花を売ってくれっていう
お客さんが多くいそうですね。
なおさん
長さん
栽培種の最高峰がずらりと並んでいるわけですから、壮観ですよねー。
会期終了後、出展された花が安く買えるというので、午後から並ぶ人が多いそうです。
長さん
自然派のなおさんは見にいらっしゃらないでしょうが、花なら何でもという私らにとっては、こんなにたくさん見ることができて、しかも、無料というのですから、願ってもない機会です。
eko
ファレノプシス「MS-Pink アポロ」の花いっぱい綺麗に揃って咲いて素晴らしいですね。
どのバラも美しいですが、輪ばら「クリスタルドレス」がいい花色ですね。
オステオスペルマム「プレリュードオレンジ」 、オレンジ色の花は初めて見ました。
アジサイ「冬アジサイ ハルハル」、冬に咲かせるなんて凄いですね。
プリムラ・マラコイデス「富士桜」も素敵です。
長さん
冒頭の2枚だけではその多さが分かりませんが・・・。
ファレノプシス「MS-Pink アポロ」の茂木さんは連続農林水産大臣賞ですから、名人の域ですよね。
バラはレベルが高い部門ですから、審査員も苦労したことでしょう。
オステオスペルマムの花色は、紫、ピンク、白、黄色、オレンジ、赤など様々だそうで、八重もあるそうですよ。
プリムラ・マラコイデス「富士桜」、このこんもり感が良いですよね。
もう、雪が降りだしましたか?
ミキ
ぜんぜん知りませんでした。
最も暮らしていたのは十代まででしたが・・・。
バラも金賞に輝いて素晴らしいですね。
冬アジサイは花屋さんで見かけますが、
寒い時期に楽しむには、ビーハイブが
心温かくなりそうです。(^^♪
yoppy702
さすが、「日本で最大規模の花の展覧会」ですね!(^^)
最初の、“ファレノプシス「MS-Pink アポロ」”って鉢物なんですか!
この均整のとれた姿は、切花を綺麗に活けてるんやと思いました。
どんな風に育てたら、こんなんが出来るんでしょうね。(^^ゞ
洋ランは素敵なんですが…
バラが登場した瞬間に、バラに魅了されてしまいました。(^^ゞ
ここのバラが特に素晴らしいのかもしれませんが…
「クリスタルドレス」、イイですね。(^^)
プリムラ・マラコイデス「富士桜」って、これで一つの鉢なんですか?
スゴイですね。
すーちん
結構賑わってますねー
蘭でも
シンビジュームは
身近に感じますねー^^
長さん
群馬県のご出身でしたか。群馬県は冬には晴れた日が多いようですから、温室での早生栽培には向いている土地なのでしょうね。
冬アジサイ、花屋さんでご覧になりましたか。私は初めて知りましたよ。
ビーハイブ、素敵な花色ですね。
長さん
日本で一番の花の催しとあって、花にあふれた会場でしたよ。
農林水産大臣賞の茂木俊彦さん、超ベテランの方のようです。受賞のポイントに「個鉢」という表現があるので、いくつかの鉢を大きな鉢に入れて、育て上げたようです。
ここに並んだようなバラは高級な花屋さんに行かないと入手できないでしょうね。かなりの値段だと思いますよ。
プリムラ・マラコイデス「富士桜」は、大きめの一つの鉢でした。
長さん
土曜日だったので、かなりの人出でしたよ。
最終日は、閉会後、平台展示の花が安く買えるとあって、長蛇の列ができるそうです。
シンビジウム、上から下まで均一に咲かせるのも技術でしょうね。
夕菅
花の展覧会は蘭やバラが多くて私には敷居が高いのですが、ここでは一般鉢物部門もあって馴染み易く思えます。
昨年は「よく咲くスミレ」など安価な庭植えの花苗まで入賞していたのが感激でした。
今年はオステオスペルマムやプリムラ・マラコイデスですね。
長さん
昨年の「展覧会」を見に行かれたのですね。茂木さんのファレノプシスはここで見た後、埼玉県花と緑の振興センターにしばらく展示されていました。茂木さんのご子息が台湾で育てた苗を埼玉県で育てあがるのだそうです。
確かに、バラは高価そうな品種ですが、花苗部門はなじみやすいですね。
>昨年は「よく咲くスミレ」など安価な庭植えの花苗まで入賞していたのが感激でした。
特別賞の作品は3回に分けて紹介します。