何度か書いていますが、この公園は2007年の開設です。松戸市内の篤志家が用地(約1万㎡)を造成し、レストハウスまで建てた上で、松戸市に寄贈してくれました。
レストハウスは、屋根が木蓮の花弁をしていることから「マグノリアハウス」と名付けられています。各種イベントにも使われる他、地階が公園事務所になっています。
10時ころ、公園の門を入ったところ。快晴です
「ゆいのはな」の花文字(文字は葉ボタン、周囲はビオラなど)

ボランティアさんたちが管理するエリアも「YUI」の花文字だった
こちらは、敷地の南西角の花文字
入り口を入って右手に大きなロウバイの木が2本あります
ソシンロウバイ(素心蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属の落葉広葉樹・小高木。別名:シロバナロウバイ
中国原産。花期は1~2月
雌性期の花
昆虫が花粉を運んできたときに中央の雌しべに花粉がつく。6本の雄しべは
外側に広がっており、まだ花粉は出ていない。雄しべは、花糸の外側に
葯があるので、自分の花粉がめしべに付くことはない

雄性期の花
咲いてから3日以上経過した花で、5個の葯(おしべの花粉を入れた袋)
が中心の雌しべを囲んでいて、昆虫が運んできた花粉は雌しべに
つかないが、自分の花粉は昆虫に付着しやすい

ニホンスイセン(日本水仙)
ヒガンバナ科スイセン属の多年草。地中海沿岸が原産。日本とつくが、
平安時代末期に中国を経て日本に渡来したとされている。
花期は12月~4月。一叢で20輪ほどが咲いていた


セイヨウマツムシソウ(西洋松虫草)
マツムシソウ科マツムシソウ属多年草(一年草)。ヨーロッパ南部原産
別名:スカビオサ。花期は4~10月頃だが、まだ咲いていた


ミツマタ(三椏)のつぼみ
ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉、またはほぼ常緑の低木。中国原産。
日本には慶長年間に渡来し、和紙の原料植物として利用。
つぼみは年明け前には膨らみますが、花期は3~4月です


ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属の落葉低木。中国原産。花期は、一般的には3月中旬~5月上旬
このボケは早咲きのようで、つぼみがほころび始め、2輪、咲いていました

これは二番花

2025年1月22日撮影。昆虫が花粉を運んできたときに中央の雌しべに花粉がつく。6本の雄しべは
外側に広がっており、まだ花粉は出ていない。雄しべは、花糸の外側に
葯があるので、自分の花粉がめしべに付くことはない
雄性期の花
咲いてから3日以上経過した花で、5個の葯(おしべの花粉を入れた袋)
が中心の雌しべを囲んでいて、昆虫が運んできた花粉は雌しべに
つかないが、自分の花粉は昆虫に付着しやすい
ニホンスイセン(日本水仙)
ヒガンバナ科スイセン属の多年草。地中海沿岸が原産。日本とつくが、
平安時代末期に中国を経て日本に渡来したとされている。
花期は12月~4月。一叢で20輪ほどが咲いていた
セイヨウマツムシソウ(西洋松虫草)
マツムシソウ科マツムシソウ属多年草(一年草)。ヨーロッパ南部原産
別名:スカビオサ。花期は4~10月頃だが、まだ咲いていた
ミツマタ(三椏)のつぼみ
ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉、またはほぼ常緑の低木。中国原産。
日本には慶長年間に渡来し、和紙の原料植物として利用。
つぼみは年明け前には膨らみますが、花期は3~4月です
ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属の落葉低木。中国原産。花期は、一般的には3月中旬~5月上旬
このボケは早咲きのようで、つぼみがほころび始め、2輪、咲いていました
これは二番花
次回も「ゆいの花公園」で見た花などを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
river
我が家のソシンロウバイもようやく咲き始めましたがヒヨドリの群れがやって来て食べたりつぼみを落としていくので困っています。大群がやってくるので被害が大きいです。
家のボケも寒ボケや更紗が咲くのですが今年はまだです。
もこ
皆さんの管理が行き届いているのでしょうね。
ボケの花がもう咲いているのですね。
nobara
そこを寄贈なさった篤志家の方も素晴らしいです
造成してレフトハウスまで寄贈とは\(◎o◎)/
マグノリアって西洋ではよく使われている素材ですよね。
ハボタンがいい働きしていますね~
ソシンロウバイ、引いて撮ってると様子がわかります。
二ホンスイセンも葛西臨海公園で水仙まつりやるそうですね。
2月に入ってからなら、いくらか咲きそうです
西洋マツムシソウ、ド根性すぎません?(笑)
公園に大きなミツマタの木があったのですが
ある日突然、枯れてしまったんです。害虫のせい?
とても楽しみにしてたので、とても残念です
長さん
花文字に使われる花は季節ごとに更新されているのです。
ソシンロウバイ、咲き始めましたか。ヒヨドリにも困ったものですね。
当市は、この冬、零下まで下がったのは2回だけなので、ボケも開花も早いです。
長さん
花文字はこの公園の年間テーマになっています。
ボランティアさん、この日は午前中だったので見かけませんでした。
ボケの花、やはり今年の冬は暖かいのかも。
長さん
篤志家のお宅は大地主だったようで、相続税対策でもあったのでしょうが、太っ腹ですよね。
マグノリアハウスと名付けられたこともあって、モクレンは4本くらい植えられています。
葉ボタンもいろいろな園芸種があるのですね
南房総の水仙ロードに行こうかということになったのですが、時機を失してしまいました。
>西洋マツムシソウ、ド根性すぎません?(笑)
そうですよねー。
ミツマタの木が虫害で枯れましたか。それは残念ですね。スパイダーダニやテッポウムシの可能性があるそうですよ。
なおさん
ミツマタはうちにもありましたが、やはり枯れてしまいました。甘い香りが良いですよねえ。僕は大歩危野郎??ですので、木瓜の花はなじみ深いのです。
eko
花壇のハボタンがいい仕事していますね。絵文字が素敵です。
ソシンロウバイが咲いていい香りがしていることでしょう。
ニホンスイセンも咲きだしましたね。セイヨウマツムシソウがまだ咲いているとは寒いのに頑張っていますね。
ミツマタの蕾がたくさんついて花が咲くまでが長いですね。
早咲きのボケが綺麗です。
長さん
相続税対策と思われますが、それにしても気前の良い人がいたものですね。我々貧乏人とは比べ物になりません。
お宅のミツマタ、枯れたのは、やはり虫害ですか?
寒い時からわき始めるボケ、けなげですねー。
長さん
真冬でも、サンサンと太陽が当たってると、気分的には暖かいです。
花文字はここのトレードマークみたいなことになっていますが、毎年、花色が良く考えられています。
ソシンロウバイ、良い香りなのですが、私は花粉アレルギーらしいので、あえて香りを確かめません。
二ホンスイセン、千葉県の南の方(房総半島の先端)ではもう花の盛りが過ぎたらしいです。
ミツマタのつぼみ、この状態の期間が長いですよね。
yoppy702
それを「花公園」として、職員さんやボランティアさんが立派に管理されてるなんて素晴らしいです。(^^)
いつもながら、花壇の花文字が素敵です。
ロウバイの花って、こんなシステムがあるんですね。
全然、知りませんでした。(^^ゞ
ソシンロウバイの、こんな風に開花してるのって記憶に無いかも。
というか、全く、気にしてなかったので見落としてるんですね。
機会があれば観察しときます。(^^ゞ
エッ!?セイヨウマツムシソウが咲いてたんですか。
すーちん
寄付してくださる資産家
いらっしゃるんですね
隣の市でも
駅前の広大な敷地寄付され
色んなイベント行われてます
長さん
1万坪の土地と整備費、レストハウスの建設、相続税対策だったようですが、かなりの金額ですよね。
>いつもながら、花壇の花文字が素敵です。
年に3回位植え替えられています。
>ロウバイの花って、こんなシステムがあるんですね。
今度機会があったら、咲いて間もないものと、少し花色が薄くなった花を見比べてみてください。
>エッ!?セイヨウマツムシソウが咲いてたんですか。
暖冬傾向とはいえ、頑張ってますねー。
長さん
お隣の市にも大きな敷地を寄付された資産家がいらっしゃいますか。
我が家には寄付する余裕はないので、だれか私に土地をくれないかな(笑)。
イッシー
青空に似合いますね。
長さん
青空をバックににすると、ロウバイのような黄色い花は目立ちますね。