なお、会場では、特別展示「カトレヤの自生地を訪ねて」、ワークショップ、展示花解説、特別講演「自生地からのヒント」、カトレアとミニ洋ランの栽培教室、バイオリンミニコンサートなどが行われ、販売コーナーには55ほどの業者による販売が行われました。入場は無料です。
今回から、会場の最奥に展示された入賞作品を紹介します。
会場入口の表示(右に斉藤正博会長挨拶、左は参加愛好団体)
ウェルカムブラワーはランのタワー
右手奥は、特別展示「カトレヤの自生地を訪ねて」
特別展示「カトレヤの自生地を訪ねて」の様子
会場の様子(配置は昨年と同様)初日のせいか、入場者が多かった
先ずは、会場最奥部の「入賞作品展示コーナー」へ
今回紹介するのは上段中央の上位作品(すべてブルーリボン)からです
人が少なくなってきた12時半ころ撮影
< 最優秀賞 >
パフィオペディルム・ フェイリアナム ‘ローヤル パープル’
Pah. fairrieanum 'Royal Purple' 原産は東ヒマラヤからアッサムにかけて
尾崎祥英さん(京葉洋ラン同好会)
< 会長賞 >
パフィオペディルム・ファンタスティック ランファン
Paph. Fantastic Ranfan 尾木克行さん(全日本蘭協会)
< 協会賞 >
リンコレリオカトレア・ファイコン デライト ‘ノビタ’
Rlc. Faikon Delight 'Nobita' ( Haadyai Delight x C. Beaufort )
佐藤春雄さん(全日本蘭協会)
< 優秀賞 >
パフィオペディルム・アセンビック ストーン ‘ノブト-GY’
Paph. Athnbic Stone ’Nobuto GY’ この品種名はネットで発見できない
寺田昭廣さん(全日本蘭協会)
< 優良賞 >
バルボフィラム・グランディフローラム ‘エルム’
Bulb. grandiflorum 'Elm' インドネシア、ニューギニアに分布
小佐野慈子さん(川崎洋蘭クラブ)
< 優良賞 >
カトレア・プレシャス モーメント ‘エクセレント リップ’
C. Precious Moment 'Exellent Lip' BM/JGP
( C. Wedding Gift x C. Izumi Melody )
江尻宗一さん(全日本蘭協会)
次回も、入賞作品の続きを投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
river
初日とあって入賞作品は1点の痛みもなく見事な蘭が並びましたね。バックが黒く花が浮き出して見えます。
最優秀賞のパフィオペディルム・ フェイリアナム ‘ローヤル パープル’はパフィオペディルムにしては珍しい花形ですね。
eko
ブルーリボンの上位作品の花はどれも素晴らしいです。最優秀賞のパフィオペディルム・ フェイリアナム ‘ローヤル パープル’は変わっていますね。髭を生やしカンムリを冠った王様の顔に見えてしまいました(笑)
信徳
素晴らしい作品はパフィオペディルムが多いと思うのは私の素人感覚でしょうか?
イッシー
どれも見た花なのですが、ここで説明付きで見せていただくと
味わいが深まります。
(私はちゃちゃって撮って終わりでしたから・笑)
長さん
展示品数からいけば、このラン展は、世界らん展日本大賞を上回るのではないかと思います。じっくり見ていたら時間がいくらあっても足りないので、リボンのついた作品を中心に写真を撮ってきました。
長さん
タイトルは百花繚乱ですが、800品種ですから大変な数です。
ブルーリボン、どれも素敵な作品ですよね。
黒紫のバックはありがたいですが、意外なことに、蛍光灯って写真を撮るには暗いんですよ。
最優秀賞のパフィオは原種なので、花のバランスが良くないです。パフィオは整形花が人気なので、こうした大きなラン展でないと原種は見る機会が少ないでしょう。私は5,6回、見ていますが・・・。
長さん
800点もあると、一つ一つ見ていったら、4,5時間はかかるかも(笑)。
ウエルカムフラワーは市販の蘭が使われているようです。
パフィオペディルム・ フェイリアナム 、原種蘭なので珍しいと思われるでしょうね。
> 髭を生やしカンムリを冠った王様の顔
それ、面白いです。
長さん
この展示会は、池袋駅から見ると、サンシャインシティの一番奥、文化会館の2階です。水族館があるのはその手前のワールドインポートマートビルです。
パフィオペディルムは人気が高いグループなので、育てている方が多いです。審査区分は22あるのですが、そのうち、カトレア類とその近縁種で8部門、次いで、パフィオペディルム属が7部門となっています。
長さん
私の場合は、一作品につき、出展表、副賞名、リボンの色、作品(遠近)の写真を撮るので、最小でも3枚以上になります。だから、結構時間がかかるんですよ。
mami
お立ち台は各カテゴリーでブルーリボン(1位)の株を壇上に集めています。
お立ち台の賞は、全日本蘭協会の部と愛好団体の部に分かれています。
この中で全日本蘭協会の部は、1位は会長賞の尾木氏、2位が最優秀賞の佐藤氏、3位が優良賞の江尻宗一氏(須和田農園 園主)となっています。
愛好団体の部の1位が最優秀賞の尾崎氏、2位が個人出品の寺田氏で、Paph Athntic Stone は、東京オーキッド作出の整形花で、昨年の世界らん展で東京オーキッドから出品されていました。3位が優良賞で小佐野氏です。
全蘭の部と愛好団体の部で分けて掲載頂けると判りやすいと思います。
また、全日本欄協会と表示されていますが「蘭」でお願いします。
長さん
詳しい情報をお寄せいただき、ありがとうございます。
私は単なるラン好きのブロガーで、展示会などに行って撮った写真を投稿しています。
作品の紹介の仕方については、ご意見を参考に、今後の投稿に生かしていきたいと思います。
「蘭」が「欄」になっていますね。誤変換気づかず、コピー&ペーストしてしまいました。すべて訂正しました。
yoppy702
ウェルカムブラワー、立派に作られてますね。
垂れた状態が、ジャングルを想像させるなぁ…
「カトレヤの自生地を訪ねて」の展示は原種なんですか?
今回は、パフィオが多いですね。(^^)(^^)(^^)
最初のパフィオ、素晴らしい!
一つ一つも、勿論、素敵やけど、この一枚目の画像…並んでる姿にキュンとしました。(^^ゞ
これ、背萼片が広いんですね。
次のパフィオも綺麗やし可愛いいです。
リップが風船みたいや。(^^ゞ
長さん
大規模な展示会ですが、多くの業者ブースを設けるなどで、採算は取れているのでしょうね。
>「カトレヤの自生地を訪ねて」の展示は原種なんですか?
勿論です。
パフィオペディルムはカトレアに次いで愛好家が多いので、出展区分が多く、それぞれのブルーリボンの作品が並んでいます。
パフィオペディルムの出展は花の姿が整った交配種が多い中、フェイリアナムは原種なので、素朴な姿ですね。
もこ
パッ と見た瞬間王冠を被り立派な髭を生やしたキングに見えました。ランは華やかさもあり やはり花の王様ですね。
夕菅
パフィオペディルム・ フェイリアナム ‘ローヤル パープル’は見応えがあります。
Paph. Athnbic Stone ’Nobuto GY’ の検索を試みましたが、やはり不可能でした。
これだけ人が多くては撮影も大変だったことでしょう。
長さん
>パフィオペディルム・ フェイリアナム ‘ローヤル パープル
>パッ と見た瞬間王冠を被り立派な髭を生やしたキングに見えました。
それ、面白い表現ですね。上の花弁を王冠に、左右の小さい花弁を髭に見立てたんですね。
長さん
この展示室には濃い紫色のパティションが備品として準備してあるようです。
パフィオペディルム・フェイリアナム のような原種のパフィオは見る機会が少ないです。
Paph. Athnbic Stone ’Nobuto GY’、綴りが間違っているのではないかと思います。時々、あるんですよ。
人が多いので、ひな壇の全景を撮るのは、入場者が減ってくる昼食の時間帯でないと難しいです。