カクチョウラン(鶴頂蘭)
種子島・屋久島以南に分布する我が国最大サイズの蘭
名の由来は、花を斜め横から見ると鶴が飛んでいるように見えることから
学名:ファイウス・タンケルヴィレア(Phaius tankervilleae)
ベニギリソウ(紅桐草) ‘アカジョウ’
イワタバコ科ベニギリソウ属の多年草。原産は熱帯アメリカ
エピスキア・クプレアタの、葉の色が変化した園芸種
アカジョウ(Acajou)は「カシューナッツ」を意味する
ここからは、温室の「集落景観」エリアです
ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。原産はインド~マレー半島
やはり、前記事の鉢植えより、成木に花が咲いているほうが良いですね
アンスリウム
サトイモ科アンスリウム属の多年草。コロンビア~エクアドル原産
和名はオオベニウチワ(大紅団扇)
コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科ジャスティシア属の常緑低木。メキシコ原産。これは園芸種
カリアンドラ・ハエマトケファラ
マメ科ベニゴウカン属の常緑低木。原産は南北アメリカなど
和名はオオベニゴウカン(大紅合歓)
モクセンナ(木旃那)
マメ科カッシア属の落葉小高木。熱帯アジア~オーストラリアに分布
別名:カッシア・スラッテンシス、スクランブルエッグツリー
ここからは、熱帯低地林区画です
ルエリア・マコヤナ
キツネノマゴ科ルイラソウ属の多年草(亜低木)。ブラジル原産
花径は4cm。別名:モンキープラント(名の由来は不明)
アメリカシャガ(亜米利加著莪)
アヤメ科ネオマリカ属の多年草。1属1種で、日本のシャガとは別属
アメリカと付くが、原産はニカラグア~ブラジル。花径は7~8cm
コウトウシュウカイドウ(紅頭秋海棠)
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草。原種は絶滅危惧II類(VU)
ウナヅキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)
アオイ科フヨウ属の常緑低木。温室展示の定番。原種は赤でピンクは園芸種
ウナヅキヒメフヨウの木の下から温室空間を見上げたところ
最後に、地下のミニ水族館を覗いて、帰路につきました
テッポウウオ(鉄砲魚)
スズキ目テッポウウオ科。 アジア・オセアニア(スリランカ、インドからニューギニア、オーストラリア北部にかけて)に分布し、主にマングローブ林の汽水域に生息。口から水を発射して水面上にいる小動物を撃ち落とし、捕食する
(シリーズ終了)
次回から、池袋サンシャインシティで開催されたラン展の出品作品を投稿します。
k
この記事へのコメント
なおさん
もこ
ベニヒモノキ、アンスリューム、
コエビソウ、モクセンナ等々
この時期に暖かい部屋で
色々な花が楽しめる場所が
彼方此方あって良いですね
長さん
カクチョウランを育てていらっしゃいましたか。日本では種子島や屋久島が北限ですね。
花茎も長いし、花径が10㎝ほどにもなる大型種ですね。
長さん
通常、温室は温度を上げていますが、ここは体感的には20数℃で、それほどでもなかったです。熱源は同じ敷地にあるごみ焼却場ですから、もっと下がってきたら温水が循環します。
eko
ベニヒモノキ、アンスリウム、コエビソウなど、温室定番の花も綺麗です。
テッポウウオは水上の木の上などにいる小動物を口から水を発射して正確に打ち落としますね。生きていくために凄い技を身につけましたね。
nobara
群れて飛んでいますね~
斜め横から見た方がいいんですね(^o^)丿
アンスリウム、鮮やか~ですね。
艶がありますね。
ルエリア・マコヤナ、
花だけ見たらハクチョウゲ??みたい。
アメリカシャガ、今頃咲いてるんですか?
温室だとしても?イレギュラーですかね~
ミニ水族館、興味津々です(笑)
テッポウウオ。水鉄砲見られましたか?
river
ベニヒモノキ、アンスリウム、コエビソウ、オオベニゴウカンなどは温室の定番でよく見ます。
テッポウウオが虫を水鉄砲のように撃ち落とすのは面白いですね。
信徳
後半のアメリカシャガ、コウトウシュウカイドウなども初見です。テッポウウオも知ってはいますが見た事は有りません。虫を打ち落として捕食するところなど見たいものです。
長さん
カクチョウラン、なばなの里のベゴニアガーデンで育てられているのですね。
テッポウウオ、ここではエサが与えられるので、水を噴き出す行為は必要なくなってしまいました。
長さん
カクチョウラン、鶴がたくさん飛んでいましたよ(笑)。
アンスリウム、今回は真っ赤になっていました。
ルエリア・マコヤナ、花はハクチョウゲを大きくした感じです。花径は4㎝くらいです。
アメリカシャガ、つくば植物園や新宿御苑、熱川バナナワニ園でも見たことがありますが、温室では周年開化のようです。
ミニ水族館、子供たちが群がっていましたよ。
テッポウウオ、ここではエサが与えられるので、水を吹かなくてもよくなったのでしょう。
長さん
カクチョウラン、あちこち植物園の温室を見て歩いていますが、ここと、つくば植物園、熱川バナナの3か所しか目にしていません。
テッポウウオ、エサを与えずにおなかを空かせて、その後、虫を見せたら習性を思い出すかも。
イッシー
鉄砲魚が狙える獲物いるのかな~。笑
長さん
カクチョウランやベニギリソウの展示はぐんまフラワーパークにはありませんでしたか。ぐんまフラワーパークは資材価格の高騰などで、4月の再開は難しくなったようですね。
テッポウウオ、水鉄砲で捕食させるようにしたら、日本初になるでしょうね。野生種を捕まえて、虫も補給しなきゃならないから、無理でしょうが・・・。
長さん
カクチョウランの花、白い花弁なので、鶴が羽ばたいているような感じに見えますね。
テッポウウオ、水槽の上には枝も何もありません。一旦飼育されてしまったら、水鉄砲を実現させるのは無理でしょうね。
yoppy702
今回は、知ってる名前が多いので、リラックスして拝見してます。(^^ゞ
アンスリウムって、緑から赤に変わるんですね。
最初から、この部分は赤やと思ってました、(^^ゞ
カリアンドラは大好きなんですが、中でも、オオベニゴウカンは一番好きです。
この個体も綺麗ですね。
ここまで咲いてると、ホンマ、化粧パフですね。
ここは、ミニでも水族館があるのが素晴らしいですね。
テッポウウオって、忘れる程以前に、見た記憶があります。(^^ゞ
すーちん
アンスリウムは
室内で
結構育てやすいですね
夕菅
美しい命名ですね。
カリアンドラ ハエマトケファラ はエマルギナータより花が大きいのですね。
毎日珍しい植物を見せていただいてありがとうございます。
長さん
カクチョウラン、花が大きいので鶴に見立てたのでしょうね。
アンスリウムは付け根のところから赤くなっていきます。ピンクになる園芸種もありますよ。
オオベニゴウカン、今回はつぼみも一緒に入れてみました。
水族館は子供たちに人気で、温室より人が多かったです。
長さん
アンスリウムは小型のものもあって、棚に置いて鑑賞している人もいますね。
長さん
カクチョウラン、初めてでしたか。2021年3月に、つくば植物園の熱帯雨林温室に展示してありました。いつかご覧になれるとよいですね。
カリアンドラ・エマルギナタは、昨年12月29日の記事に載せましたが、確かにハエマトケファラより花が小さいです。
コスモス
カクチョウランは鶴が飛んでいるように見えますね。
このコエビソウは緑がかった色なんですか。
ウナヅキヒメフヨウは赤が原種で、ピンクは園芸種ですか。夢の島には赤しかなかったですね。ピンクもいいなと思います。
長さん
この植物館は正月にらん展があるので、7,8年前から通っています。
カクチョウラン、大型の蘭で、花弁が鶴の羽のように見えますね。
コエビソウ、原種の苞は赤っぽいですが、これは園芸種です。
>ウナヅキヒメフヨウは赤が原種で、ピンクは園芸種ですか。夢の島には赤しかなかったですね。
夢の島熱帯植物館にはピンクのウナヅキヒメフヨウもあります。Bドームの中央、藁ぶき休憩所の上の方です。