今回は、植物館のらん展示の続きを紹介します。
展示の様子(一部分)
パフィオペディルム・ツヤ イケダ ‘コイソ’
Paph. Tsuya Ikeda 'Koiso' ( Paph.Golden Fleece
x Paph.PhipsPaph.Golden Fleece x Paph.Phips )
1958年に日本で登録された、古典的人気種です
パフィオペディルム・ニベウム × シブリングクロス
Paph. niveum x sib
パフィオペディルム・ビロースム 初見です
Paph. villosum ビルマ、タイに分布する 秋~冬咲き
パフィオペディルム・プリムリヌム 初見です
Paph. primulinum インドネシア原産 花期は10~12月
同じ花芽から何度も花が咲き、花持ちが良い 左下につぼみがある
パフィオペディルム・ベナスタム アルバ ‘グリーン フィールド’
Paph. venustum alba 'Green Field' インド原産 この種は初見です
秋から冬にかけて開花し、花は 1 ~ 3 か月続く
パフィオペディルム・ベラツルム(シブリング)
Paph. bellatulum x sib ビルマ、タイ原産の不定期咲き 花径は4~8㎝
パフィオペディルム・グラトリキシアナム
Paph. Gratrixianam ラオスからベトナムにかけて分布
リンコスティリス・ギガンテア ‘カルトゥーン ストレイン’
Rhynchostylis gigantea 'Cartoon Strain' 熱帯アジア地方原産の大型着生種
フレッドクラーケアラ・アフターダーク ‘SVO ブラック パール’
Fdk. After Dark 'SVO Black Pearl' (Mo. Painted Desert x Ctsm. Donna Wise)
エピデンドラムの一種
エピデンドラムは熱帯アメリカ原産で、開花は不定期
セロジネ・インターメディア
Coel. Intermedia (Coel. cristata×massangeana)
セロジネ・リンダ バックレイ ’コスモ ワン’
Coel. Linda Buckely 'Cosmo One' BM/JOGA ( mooreana x cristata )
カトレア・ラッキー チャンス ‘メロディー’
C. Lucky Chanc 'Malody' ( Tokyo Magic x Beaufor ) ミニカトレアの有名品種
オンシジウムの一種
植物館のらん展示が少し残りましたので、次回はそれらの紹介に続き、温室などで見た花を投稿します。
(つづく)
都合により、コメ返が遅れることがあります。
この記事へのコメント
river
フレッドクラーケアラ・アフターダーク ‘SVO ブラック パール’は2年前の高崎高島屋で開かれた群馬洋らん展で見ましたがブラックオーキッドの代表のように黒い花が葉のない茎とともに印象的でした。
群馬洋らん展は毎年1月に開かれているのですが今年はまだ開催日が発表されていません。
nobara
鹿児島、隼人の友人宅、ご主人が端正なさってたんですが
急逝されて、その後はどうなったか?聞けずにいます。
いろんな形があるのですね~~
中でもパフィオペディルム・ベラツルム(シブリング)
こんなの、初めてみたような気がします。
エピデンドラムも小花がいっぱい着くのが好みです。
オンシジウム、やっぱりイイですね~~💛
信徳
イッシー
パフィオペディルムは今回多いですね。
みんな個性的ですね~。
長さん
パフィオペディルム・は袋状のリップを持つため、スリッパとはサンダルと呼ばれていますが、栽培しやすいせいか、ラン展では出展が多く、上位5品種に入るのではないかと思います。
フレッドクラーケアラ・アフターダークは交配種ですが、これ以上花が黒いランは見たことがないです。
ららん藤岡ぐんまの洋蘭展のことですか?昨年は3月に開催されていますから、今年も3月では?
長さん
パフィオペディルムは新便が袋状になっているのが独特ですね。
ランは育てるのが簡単なものもあれば難しいものもありますから、近くで見ておられた奥様といえども、難しいかもね。
パフィオペディルム・ベラツルムは花の形も花弁に入ったブチ模様も独特ですね。興味に行ったラン展にも出展されていましたよ。
エピデンドラムやオンシジウム、小鼻の品種の代表ですね。
長さん
ラン展では審査区分があって、各々から1~3席が選出されるのが一般的ですが、品気品種のカトレアやパフィオペディルム等はやはり出展数が多いです。そうした品種は盛んに異種同士の交配が盛んになりますね。
長さん
ランの人気品種は6つぐらいのグループに分かれますが、近年はパフィオペディルムを育てる人が多くなっているようです。恐らく、それほど大きくならないし、育てやすいという利点からだろうと思います。愛好家が多いということは、いろいろな品種を数多く育てるということやそれらを交配して新品種を作ろうという人が増加するのでしょうね。
eko
ランにもフレッドクラーケアラ・アフターダーク ‘SVO ブラック パール’のような黒色があるんですね。黒光りして凄いですね。
yoppy702
ボクが行ってる所で、パフィオを見れる所は、「咲くやこの花館」だけなんですが、“パフィオペディルム・ニベウム × シブリングクロス” や “パフィオペディルム・ベラツルム”のような姿は見た事が無いです。
このコ達って、背がく片が無いのか退化してるんかなぁ…?(^^ゞ
こういう姿も可愛いいですね。
先日、シブリングの事は教えて頂きましたが、シブリングクロスというのもあるんですね。
‘グリーン フィールド’も綺麗けど、パフィオペディルム・ベラツルムが素敵ですね。(^^)
やっぱ、パフィオってアートですね。
フレッドクラーケアラ・アフターダーク ‘SVO ブラック パール’…インバクトがあるなぁ。
すーちん
パフィオペディルムも
色んな形、色があるんですねー
長さん
パフィオペディルムに限らず、人気品種は原種も多いし、交配種も多いですから、バラエティに富んでいますね。
パフィオペディルム・ベナスタム アルバ、即花弁がピンと真横に伸びて、花色もよい感じですよね。
フレッドクラーケアラ・アフターダーク ‘SVO ブラック パール’は交配種ですが、これより色の濃いランは見たことがないです。
長さん
パフィオペディルムは人気品種ですから、ラン展に行くといろいろな品種がみられますよ。
一度ラン展に行ってみませんか?至近では、第20回関西らんフェスタin京阪が、2025年1月16日(木)~21日(日)、京阪百貨店守口店で開催されます。
>
>今回は、パフィオが一杯あるので嬉しいです。(^^ゞ
>ボクが行ってる所で、パフィオを見れる所は、「咲くやこの花館」だけなんですが、“パフィオペディルム・ニベウム × シブリングクロス” や “パフィオペディルム・ベラツルム”は、3枚の花弁が大きく、丸みを帯びているのが特徴です。
シブリングクロスはシブリングと同じ意味です。
黒いランといえば、フレッドクラーケアラ・アフターダークが一番でしょう。
長さん
パフィオペディルムは原種も多いし、交配種も多いから、人気品種なんですよ。らん展にはたくさん出展されます。
夕菅
雌雄異株、これが雄花!雌花も見たいですね。
長さん
花の茎を下にたどって、ウツボカズラだと分かりましたが、ウツボカズラに花が咲くなんて思ってもみませんでした。
雌雄異株ですが、同時に花が咲くことは少ないそうです。
水戸市植物公園でもまれに咲くそうです。