板橋区熱帯環境植物館にて(3) 「らん・ラン・蘭展2025年」③ 植物館のらん展示から(1)

 1月3日、毎年、恒例の「らん展」を見るために、板橋区立熱帯環境植物館に行ってきました。「らん・ラン・蘭展2025年」と題して、1月3日から19日まで実施されています。
 今回は、植物館のらん展示を紹介します。


展示の様子(一部分)
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リンコレリオカトレア・スウィート シュガー ‘イシイ’
Rlc. Sweet Sugar 'Ishii' ( Rlc. Faye Miyamoto x C. Beaufort ) 
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デンドロビウム・クスバートソニー  この種は初見です
Den. cuthbertsonii  ニューギニア高地の小型種。花径は3~3.5cm。
花色は白、黄色、桃色、橙、紅、紫など、極めて変異に富み、
ツートンカラーになる個体もある
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カトレアとリンコレリオカトレアとの交配種
C. Stephen Oliver Fouraker x Rlc. Don De Michaels
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和蘭 ‘高砂’
Cymbidium ’Takasago’
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和蘭 ‘小虎’
Cymbidium 'Kotora'
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和蘭 ‘草薙’
Cymbidium 'Kusanagi'
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和蘭の一種
Cymbidium cv
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和蘭 ‘初音’
Cymbidium 'Hatsune'
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寒蘭 ‘麗冠’
Cymbidium 'Reikan'
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オドントグロッサム・フローゼン ストロベリー(彗星蘭)
Odontoglossum Frozen Strawberry  中南米アンデス山脈の高地に分布
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デンドロビウムの原種の一つ
Dendrobium sp.
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 2025年1月3日撮影。

 次回は、植物館のらん展示を投稿します。
(つづく)

この記事へのコメント

  • なおさん

     審美自由夢ということで、シュンラン系やらカンラン系の和蘭も良いですよねえ。日本のシュンランには香りがないですが、中国シュンランには香りのあるものもあるようですね。
     日本のカンランも貴重なものとなってしまったようですが、姿も香りも東洋の美意識の象徴のような雰囲気ですよねえ。
    2025年01月08日 04:06
  • river

    和蘭とは山梨の向山蘭園が作出したもので、東洋蘭と呼ばれるシンビ原種、「春蘭」「報才蘭」「駿河蘭」「寒蘭」が、25%以上の割合で遺伝子を持っていることが第一条件とされています。洋ランのような華やかさはありませんが日本人好みの渋い東洋ランの面影を残していますね。
    2025年01月08日 13:37
  • 信徳

    新春から綺麗なランが見られてランラン気分でしょう。
    咲き出したばかりのランだけの様で花も美しいですね。
    2025年01月08日 13:38
  • もこ

    リンコレリオカトレア・スウィート シュガー ‘イシイ’
    黄色とオレンジの対比が鮮やかですね。
    和ランはやはりおしとやかな感じです。
    2025年01月08日 14:07
  • 夕菅

    「和蘭」は向山蘭園の登録商標なのですね。
    実は偶々 2012年の淡路夢舞台ラン展を見たのですが、絢爛豪華な表舞台の裏に和蘭のコーナーがあり、これまた印象的でした。
    今日見直したら向山さんのお名前も明記されていました。
    2025年01月08日 17:32
  • eko

    デンドロビウム・クスバートソニーは珍しいですね。ツートンカラーになる個体もあるんですね。
    洋蘭も華やかで綺麗ですが、和蘭は奥ゆかしい感じがしていいですね。
    オドントグロッサム・フローゼン ストロベリーは素敵です。
    2025年01月08日 17:32
  • イッシー

    今回の記事色が綺麗ですね。
    花の魅力が出ていて素敵です
    2025年01月08日 21:14
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    植物館の展示には、シンビジウムも含めて8種類くらいのランについて説明版が用意されていましたが、植物の陰になってしまい。ブロブ向きではないのが残念でした。
    2025年01月08日 21:35
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    >和蘭とは山梨の向山蘭園が作出したもので・・・
     そうなんですか、知りませんでした。和蘭にもいろいろお詳しいのですが。恐れ入りました。
    2025年01月08日 21:37
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    らん好きとしては、小規模ならん展とはいえ、正月から見ることができるのはうれしいです。年末年始の休館中に準備するのですから、大変ですよね。でも、ランは花もちが良いものが多いので、年末に咲き出したもののほうが多いように感じました。
    2025年01月08日 21:41
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    > リンコレリオカトレア・スウィート
     赤と黄色は強烈な印象を受けますよね。
    それに対して、和蘭は確かにおとなしいです。
    2025年01月08日 21:43
  • 長さん

    🚩 夕菅さん、コメントありがとうございます。
    > 「和蘭」は向山蘭園の登録商標なのですね
     そうなんですってね。知りませんでしたよ。
    「淡路夢舞台ラン展」というのがあるのですね。調べてみたら、毎年開かれているようで、今年は淡路花博25周年記念事業なのだそうです。
    2025年01月08日 21:49
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    >デンドロビウム・クスバートソニーは珍しいですね。
     デンドロビウムも品種が多いので、この原種は初めて見ました。花色がバラエティに富むというのも珍しいです。
    その点、和蘭は似たようなものが多いです。
    >オドントグロッサム・フローゼン ストロベリー
     赤っぽい花も見たことがありますよ。
    2025年01月08日 21:56
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    >今回の記事色が綺麗ですね。
     会場が逆光だったり、香料不足だったりして、ASA感度を高めにしたのはよかったのかも。でも、ブレ写真も比率が高かったです。
    2025年01月08日 21:58
  • yoppy702

    リンコレリオカトレア・スウィート シュガー ‘イシイ’、姿、色共にお茶目な感じがして可愛いいですね。(^^ゞ
    ‘イシイ’となってるのは、石井さんの作出?(^^ゞ
    デンドロビウム・クスバートソニーって、色んな花色があるんですね。
    見慣れてるデンドロビウムと感じが違うように見えるのは、こういう品種なんでしょうねぇ…
    和蘭、イイですね。(^^)
    どれも素敵です。
    「和」と付くと正月らしいなぁ。(^^ゞ
    「和蘭の一種」というのが、凛とした感じで綺麗ですね。
    2025年01月09日 00:00
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    リンコレリオカトレア・スウィート シュガー ‘イシイ’、お茶目な感じですか。なるほどー。鍵カッコ内は個体名ですが、作出者の名前を付けたりすることがありますが、これはどうですかねー。
    デンドロビウム・クスバートソニー、花色が多彩なのはらんの中では珍しいほうかも。
    和蘭とは山梨の向山蘭園が作出した、東洋ランと洋蘭を交配した「品種名」なんですって。
    2025年01月09日 09:25
  • すーちん

    おはようございます
    大人しい色合いの蘭
    目の覚めるような
    色合いの蘭
    奥が深いですねー

    2025年01月09日 09:57
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ランは菊に次いで品種数が多いようで、実に多彩な花がありますよね。
    今日も、らん展を見に行ってきたので、来週から投稿予定です。
    2025年01月09日 16:22