板橋区熱帯環境植物館にて(2) 「らん・ラン・蘭展2025年」② 神代洋らん友の会の作品から(2)

 1月3日、毎年、恒例の「らん展」を見るために、板橋区立熱帯環境植物館に行ってきました。「らん・ラン・蘭展2025年」と題して、1月3日から19日まで実施されています。
 今回は、神代洋らん友の会の作品の続きを紹介します。


カトレア・ワルケリアナ(シブリング)
C. salkeriana x sib ( 'Tokyo No.1 x glamea 'jucelene' )
髙崎 富雄さん    ブラジルで発見された超人気品種
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シブリングは、同一品種同士を掛け合わせて作出した実生苗の事です

バンダ・ラメラタ・レメディオサエ
V. lamellata var. remediosae    滋野 智賢さん
フィリピンやボルネオ島等に分布。和名はコウトウヒスイラン(紅頭翡翠蘭)
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カトレア・ワルケリアナ ‘サンチャ’ x ‘トウキョウNo.1 ’
C. walkeriana 'Sancha' x 'Tokyo No.1 '    岡本 秀夫さん
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リンコスティリス・ギガンテア ‘ピンク’
Rhynchostylis gigantea 'Pingk'   熱帯アジア地方原産の大型着生種
木本 博佳さん
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カトレア・ワルケリアナ・ベノサ ‘メシェデ’
C. walkeriana f. venosa 'Meschede'    髙崎 富雄さん
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オンコステレ・ワイルドキャット ‘レッド ファンタジー’
Oncostele Wildcat 'Red Fantazy' ( Oncostele Rustic Bridge
× Oncidium Crowborough )      滋野 智賢さん
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オンコステレ属は、オンシジウム属とリンコステレ属の人工交配属です 

カトレア・プリンセス ベルズ ‘ベティス ブーケ’
C. Princess Bells 'Betty's Bouquet' (C. Empress Bells x C. Bob Betts )  
島村 正義さん
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リンコレリオカトレア・アルマ キー ‘ティップマリー’
Rlc. Alma Kee 'Tipmalee' ( C. Alma x Rlc. Cheah Bean-Kee ) 
島村 正義さん
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カトレア・マキシマ・コンカラー(シブリング)
C. maxima f.concloer x sib. ( 'Select' x 'Pink Martini' )  島村 正義さん
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コエリア・ベラ ‘パイン クローズ’
Coelia bella 'Pine Close' ベリーズ、コスタリカ原産  木本 博佳さん
残念ながら、良い状態の花はそっぽを向いていた。  こんな花です(こちら
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カトレア・カンハミアナ・コエルレア ‘コバルト’
C. Canhamiana var.coerulea 'Cobalt' ( C. mossiae × C. purpurata )
島村 正義さん
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カユーザカラ・ミウラ オトメ ‘クリスマス イブ’
Chz. Miura Otome 'Christmas Eve'     島村 正義さん
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Chz.はブラサボラ、カトレア、グアリアンセ、リンコレリアの4属交配種

レリア・アンセプス
Laelia anceps メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスに分布
滋野 智賢さん
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セロジネ・グリーン スパイス
Coel. Green Spice ( Coel. lawrenceana x Coel. brachyptera )
木本 博佳さん
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カトレア・ジェンマニー(シブリング)
C. jenmanii x sib     髙崎 富雄さん
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 2025年1月3日撮影。

 次回は、植物館のらん展示を投稿します。
(つづく)

この記事へのコメント

  • もこ

    お正月早々ラン展へ行き
    華やかな蘭たちを満喫されたのですね。
    今年も又 色々な素敵な花、
    珍しい花のブログ心待ちしています。
    2025年01月07日 13:44
  • イッシー

    カトレア・ワルケリアナは良く写真には撮っている気がするんですが名前は憶えてなかったので、ここで覚えておきましょう。
    10日の午前中にはサンシャインのラン展に行く予定なんですが
    それまで覚えてられるかな~。(笑)
    2025年01月07日 18:29
  • river

    カトレア・ワルケリアナは草丈の割には花が大きく変種もあるので原種でも人気があり日本ワルケリアナ協会があるほどで愛好家が多いですね。
    品種改良が進み人工交配属もたくさんありますがカユーザカラ・ミウラ オトメ ‘クリスマス イブ’は4属交配種ですね。人工交配属はなかなか属名を覚えられません。
    2025年01月07日 18:41
  • nobara

    バンダ・ラメラタ・レメディオサエ
    バンダでこんなのもあるんですね~@@
    リンコスティリス・ギガンテア ‘ピンク’
    これは可愛らしいです❤
    コエリア・ベラ ‘パイン クローズ’
    蘭にみえませんね。
    カトレアはやっぱり端正ですね(*^-゚)⌒☆
    2025年01月07日 20:07
  • なおさん

     以前、昭和記念公園のラン展で、リンコステイリス・ギガンティアとフウラン朱天王の交配種を買ってしばらく育てたことがあります。でも、いまは時間の余裕もないので何も育てては居ないのです。
    2025年01月07日 21:33
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    らん好きとしては新年早々のらん展は見逃せませんよ。
    今後もいろいろな花を取材していくつもりなので、ご覧いただけると幸いです。
    2025年01月07日 21:38
  • 長さん

    🚩 イッシーさん、コメントありがとうございます。
    カトレア・ワルケリアナはシンプルな花型なので、記憶しやすいですよね。
    池袋サンシャインは1月10日ですか。その日は、交差点ではたふり当番なので、9日か11日に行くことになると思います。
    2025年01月07日 21:55
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    カトレアはゴージャスな花が多い中で、カトレア・ワルケリアナはこのシンプルな花形が良いですよね。
    ランは荒廃しやすい植物のようですが、4種交配ともなると、作り出すのに長期間取り組まないとなりませんね。進歩は早いですから5種交配なんて言うのも現れるでしょうね。
    2025年01月07日 21:59
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    バンダ・ラメラタは紅頭翡翠蘭という和名がついているほどですから、らん展ではこの花色が多いです。ほかに、黄緑やピンクが買ったものもあります。
    リンコスティリス・ギガンテアは大型の株になりますから、花付きもよいです。
    コエリア・ベラは正面から見た写真が撮れませんでした。写真の上の「こんな花です(こちら)」をクリックしていただければ過去に撮った正面からの写真が表示されます。それを見ていただければ、らんの顔つきだとお分かりいただけると思います。
    2025年01月07日 22:19
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    私も何年か数種類のらんを育てましたが、今は一つもありません
    。痰(後鼻漏)が出るようになり、耳鼻咽喉科に見てもらったら、何かのアレルギーと言われました。らんの花粉症アレルギーもあるらしいで、栽培をやめたのです。
    2025年01月07日 22:25
  • eko

    バンダ・ラメラタ・レメディオサエはこんなバンダもあるんですね。
    リンコレリオカトレア・アルマ キー ‘ティップマリー’の花色はランにしては珍しくありませんか。
    やはりカトレアは安定の美しさですね。
    2025年01月07日 22:54
  • yoppy702

    この記事だけでも、洋ランの多様が良く解りますね。
    「シブリング」って、そういう意味なんですね。
    カトレア・ワルケリアナは、ピンクの大型蝶って雰囲気です。(^^ゞ
    バンダ・ラメラタ・レメディオサエ…こんなパンダもあるんですね。
    和名にナルホド…と思いました。
    島村正義さんのお名前、記憶にあります。
    カトレア・マキシマ・コンカラー、細身なんですね。(^^ゞ
    カトレア・カンハミアナ・コエルレア ‘コバルト’…姿、色共に美しいですね。
    2025年01月08日 00:18
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    バンダというと、網目模様の大きな花弁の花を連想しますが、こんな品種もあるんですよ。
    リンコレリオカトレア・アルマ キー、多くのらんを見ている私としては特に珍しいというほどでもありませんが…。
    2025年01月08日 11:58
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    会員の皆さんのお好きなランを展示されたと思いますが、カトレア類がやはり多かったです。
    ランは寿命が長いですが、シブリングで増やすのも一つの方法です。
    カトレア・ワルケリアナから蝶を連想だれましたか。
    バンダというと網目模様の大きな花弁の品種が多いのですが、こんなパンダもあるんですよ。
    島村正義さんの作品はここでしか見たことがないのですが、よくご記憶でしたね。
    カトレア・マキシマ、細身の花弁が多いですが、コンカラーは特に細身ですね。
    >カトレア・カンハミアナ・コエルレア ‘コバルト、紫色がお好みですか?
    2025年01月08日 12:14