新宿御苑の屋外と温室の花 (子福桜、皇帝ダリア、熱帯性スイレン、インパチェンス、エクメア、サンゴアナナス、シンニンギア、紅筆ツツアナナス、ハナアナナス、マンデビラ、オスモキシロン・リネアレなど)

 新宿御苑洋らん展の紹介は1回お休みにして、今回は、屋外と温室内で見た花などを投稿します。

コブクザクラ(子福桜)
 バラ科サクラ属の落葉樹。十月桜と支那実桜の雑種。十月桜同様、秋から冬と春の年2回咲く。花びらは八重。普通、1つの花からは1つの実ができるが、 この子福桜は2つ以上の実をつけることから、「子宝」の桜→「子福桜」の名前になったという
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ジュウガツザクラも咲いていましたが、樹高が低く、人が多くて断念

コウテイダリア(皇帝ダリア)
キク科テンジクボタン属(ダリア属)の多年草。メキシコ~中米原産
別名:キダチダリア     まだ咲き始めというような感じだった
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熱帯性スイレン
水位が安定している池などに生息する。これは昼咲き性で、
温室の外側に作られた細長い池で咲いていたもの
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以下は、温室内で見た花などです

インパチェンス
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の多年草。別名:アフリカホウセンカ
花期は5~11月。葉に鋸歯があるので、インパチェンスと分る
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エクメア・ガモセパラ
パイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年草。ブラジル南部原産
花は萼筒がピンク、花冠は青紫色で、円柱形の花序につく
2枚目の写真は開花の少し手前の状態。別名:ブルーシャンデリア
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サンゴアナナス(珊瑚アナナス)
パイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年草。ブラジル原産。別名:エクメア・フルゲンス。珊瑚の球のような紅色の花穂を出し、橙赤色の球状の萼と子房を付け、その先端に青紫色の花をつける。花期は周年。花は開かずに3日ほどで散るが、萼と小房が長く鑑賞できる
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シンニンギア・エウモルファ(ユーモルファ)
イワタバコ科オオイワギリソウ属の多年草(球根)。ブラジル原産
花期は5~7月
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斑入りベニフデツツアナナス(紅筆筒アナナス)  斑入りは初見です
パイナップル科ツツアナナス属の常緑多年草(着性植物)。南米原産
花茎には50個前後の花を総状につける。別名:オオヅツアナナス
残念ながら、写真は花後の姿。 紅筆筒アナナスの花はこちら
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ハナアナナス(花アナナス)
パイナップル科ハナアナナス属の常緑多年草。エクアドル原産
別名:チランジア・キアネア
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パキスタキス・ルテア
キツネノマゴ科パキスタキス属の非耐寒性常緑小低木。原産は西インド
諸島から南アメリカ。別名:ウコンサンゴバナ。コエビソウの花序を
垂直にしたような形で、黄色い苞の中から白い花が咲く。温室展示の定番
前々回のものは苞か汚れていたが、これはきれい
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マンデビラ ‘サンパラソル ビューティ’
キョウチクトウ科マンデビラ属の非耐寒性常緑つる性木本。サントリーが開発した園芸種(ジャパンフラワーセレクション2020-2021 ライフデザイン特別賞)。赤花も見える
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オスモキシロン・リネアレ
ウコギ科オスモキシロン属の常緑小低木。マレーシア原産
雌雄異花同株(一つの花序に雄花と雌花が咲く)で、雌性先熟型。つまり、
雌花が先に咲いて、ほかの株の花粉をもらい、実になり始めるころ雄花が
咲くという面白い性質で、写真は、花粉が見えるので、雌花
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 2024年11月23日撮影。

 次回は、新宿御苑洋らん展の続きを投稿します。
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