洋らん展には、洋らん愛好家(アマチュアに限る)からの応募作品200点に加え、新宿御苑で栽培されている洋らんも展示されました。
洋らんの展示は、温室入口から奥に延びる通路壁面に添って、優秀賞と奨励賞、新宿御苑の洋らん、更に、温室遊歩道の左側に出展作品、温室出口付近に入賞作品が並べられていました。
今回紹介するのは特別賞(6点)と奨励賞(14点のうち7点)です。
特別賞の展示の様子
休日の土曜日とあって、入館者が多く、どうしても人が入ってしまう
カトレア・ミスティ ガール ‘オータム シンフォニー’
C. Misty Girl 'Autumn Synphony' 鈴木隆夫さん
オドントブラッシアとオンシジウムの交配種
Odbrs. (= Brs × Odm) Gordondillon × Onc. spilo ptelum 草谷裕子さん
隠し画像あり 画像クリックで表示されます
カトレア・マキシマ
C. maxima 南米大陸太平洋側に分布するカトレアの代表種 斉藤正博さん
隠し画像あり
オンシジウム・ ジューバオ ゴールド ‘タイナン’
Onc. ( ← Oncsa.) Jiuhbao Gold 'Tainan'
(Onc.Shonan x Onc.Kaizumic Delight) 冨澤兵三さん
隠し画像あり
リンコブラソレア・ワカモドサ ‘大山’
Rby. Wakamodosa 'Ohyama'(Cattleya x Brassavola x Rhyncholaelia の
3属間交配) 松岡久永さん 隠し画像あり
バルボフィラム・トリコノイデス
Bulb. tricornoides 唐木善孝さん
インドシナ半島~インド標高1,200~1,290mに分布。花の長さは1cm
隠し画像あり
奨励賞の展示の様子
カタセタム・メラナ デビソン
Ctsm. Melana Davison 安藤美恵子さん
カトレア・マキシマ ‘スワダ’
C. maxima 'Suwada' 小佐野滋子さん
カトレア・マキシマ ‘アソンブロ’
C. maxima 'Aspmbro' 山田明次さん
ブラソカトレア・シェリー ノドサ ‘マリ’
Bc. Shellie Nodosa 'Mari' SM/JOGA 木本博佳さん
リンコレリオカトレヤ・ドン デ マイケルズ ‘A525’
Rlc. Don De Michaels 'A525' ( Rlc. Fleur de Lys x C. Oakland )
岡本秀夫さん
パフィオペディラム・ダイアン ビッケリー ‘ミミック’
Paph. Diane Vickery 'Mimic' ( glaucophyllum × henryanum ) 丹羽一樹さん
カトレア・マキシマ・ルブラ ‘グロリアス タワー’
C. maxima fma. rubra 'GloTower'Tower' 川井修一さん
ラン展示の途中、鉢植えのパキスタキスです。
花は綺麗に咲いていますが、苞の汚れ?が気になったので、記録しました
2024年11月23日撮影。休日の土曜日とあって、入館者が多く、どうしても人が入ってしまう
カトレア・ミスティ ガール ‘オータム シンフォニー’
C. Misty Girl 'Autumn Synphony' 鈴木隆夫さん
オドントブラッシアとオンシジウムの交配種
Odbrs. (= Brs × Odm) Gordondillon × Onc. spilo ptelum 草谷裕子さん
隠し画像あり 画像クリックで表示されます
カトレア・マキシマ
C. maxima 南米大陸太平洋側に分布するカトレアの代表種 斉藤正博さん
隠し画像あり
オンシジウム・ ジューバオ ゴールド ‘タイナン’
Onc. ( ← Oncsa.) Jiuhbao Gold 'Tainan'
(Onc.Shonan x Onc.Kaizumic Delight) 冨澤兵三さん
隠し画像あり
リンコブラソレア・ワカモドサ ‘大山’
Rby. Wakamodosa 'Ohyama'(Cattleya x Brassavola x Rhyncholaelia の
3属間交配) 松岡久永さん 隠し画像あり
バルボフィラム・トリコノイデス
Bulb. tricornoides 唐木善孝さん
インドシナ半島~インド標高1,200~1,290mに分布。花の長さは1cm
隠し画像あり
奨励賞の展示の様子
カタセタム・メラナ デビソン
Ctsm. Melana Davison 安藤美恵子さん
カトレア・マキシマ ‘スワダ’
C. maxima 'Suwada' 小佐野滋子さん
カトレア・マキシマ ‘アソンブロ’
C. maxima 'Aspmbro' 山田明次さん
ブラソカトレア・シェリー ノドサ ‘マリ’
Bc. Shellie Nodosa 'Mari' SM/JOGA 木本博佳さん
リンコレリオカトレヤ・ドン デ マイケルズ ‘A525’
Rlc. Don De Michaels 'A525' ( Rlc. Fleur de Lys x C. Oakland )
岡本秀夫さん
パフィオペディラム・ダイアン ビッケリー ‘ミミック’
Paph. Diane Vickery 'Mimic' ( glaucophyllum × henryanum ) 丹羽一樹さん
カトレア・マキシマ・ルブラ ‘グロリアス タワー’
C. maxima fma. rubra 'GloTower'Tower' 川井修一さん
ラン展示の途中、鉢植えのパキスタキスです。
花は綺麗に咲いていますが、苞の汚れ?が気になったので、記録しました
(つづく)
次回は、入賞作品と、奨励賞の作品(残り7点)などを紹介します。
この記事へのコメント
river
特別賞や奨励賞の展示でも雛壇ではないのが珍しいです。
安藤美恵子さんのカタセタム・メラナ デビソンが独特な色と形で印象的です。
信徳
yasuhiko
中には、全国各地のユリノキの母樹と呼ばれる
巨木もあって…。新宿御苑の温室は、
ラン栽培の草分けと言ってもいい所なので、
こうした洋らん展がよく似合いますね。
イッシー
花を載せる棚はあるけれど準備中みたいな。。。
イチョウやユリノキもいい感じで黄葉はじまってるんですね
長さん
6年ぶりに洋らん展を見に行ったら、出品数が3倍くらいになっていて、ビックリです。温室内で展示するのは無理なので、特別賞や奨励賞の作品だけ通路路にはみ出したような格好です。
カタセタムは白花もありますが、この様な色の品種もあり、「黒いラン」としても有名です。
長さん
ランで商売するには同じ品種をいくつも育てなければなりませんが、アマチュアは一つ一つに愛情を込めて育てているようですから、素晴らしいランも出来るのでしょうね。
最近はご自身で交配して新種を作るアマチュアもいらっしゃいますよ。
長さん
新宿御苑でユリノキは、日本で初めて、明治20~30年代に植えられたそうですね。冒頭のユリノキがそれで、1本に見えるかもしれませんが3本が纏まって植えられています。母樹となったユリノキはもっと西側に植えられた木で、たしか、その旨のプレートが付いていたように記憶しています。
新宿御苑のラン栽培については、次の記事に若干説明を書きました。
長さん
あらら、洋らん展の準備中に行かれたんですか。それは惜しいことをしましたね。
らん展は来年1月9日から13日まで、池袋シャンシャインシティで行われるので、是非どうぞ。
ユリノキは見事に紅葉していましたが、イチョウは黄葉し始めで、カエデはまだまだでしたよ。
eko
ユリノキの大木の黄葉が見事ですね。
yoppy702
こういうのは素敵や。(^^)
オドントブラッシアとオンシジウムの交配種の花の付き方が面白いですね。
バルボフィラム・トリコノイデスって、隠し画像の方を見ると、いかにもランって顔をしてますね。
カタセタム・メラナ デビソンは、色も姿もインパクトありますね。
ファンになりそうや。(^^ゞ
やっぱ、カトレアの仲間は華やかですね。
なおさん
新宿御苑は長いラン栽培の伝統がありますので、此処でランの展示をするというのも意義深いものなのでしょうね。
すーちん
ラン
一度ランの魅力に取り付かれたら
離れること出来ないんでしょうねー^^
男性が多いんでしょうか^^
長さん
カトレア・ミスティ ガールじゃはリップがアカで、それ以外の花弁がピンクという、ととも美しい品種です。対して、カタセタム・メラナ デビソン黒いランのひとつですから、対照的ですよね。
長さん
特別賞と奨励賞が展示されているバックは、グリーンカーテンのような感じで、企画ものの展示を想定したものだと思います。
オドントブラッシアとオンシジウムの交配種の花の付き方はオドントブラッシアの特徴が良くでています。
バルボフィラムは赤茶色のような花ですが、これは黄色できれいです。
カタセタムはクロ要らんと言われるものの一種です。
長さん
この温室は当初よりは品種数も増えて、何とか見られる状態になりましたが、いかんせん、スペースが狭いです。
新宿御苑のラン栽培は明治8年に始まったそうなので、日本では草分け的な存在ですね。今回、栽培されている品種の一部が展示されましたが、鉢に挿してあるラベルが読み取れず、その他大勢扱いでした。
長さん
私も一度でランに嵌まった部類ですが、その美しさ、多様さは他の草花と比べたら、段違いです。
アマチュア栽培家には女性も多くいらっしゃいますよ。世界らん展日本大賞もお二人の女性が獲得されています。