今回は、社殿裏手の回廊に展示されたスプレー菊、七本仕立、江戸菊、三本仕立て、盆養などを紹介します。
回廊での展示の様子
スプレー菊
優等首席 品種名「南砺サンビーム」 松永則雄さん ウチダケミカル賞
優等二席 品種名「南砺サンビーム」 大和弘幸さん
七本仕立て
優等首席 品種名「国華金山」 村山和男さん 農山漁村文化協会会長賞
江戸菊
盆 養(3本仕立て)
大菊を鑑賞するときは、花の大きさだけに注目されがちですが、盆養は全体の容姿で仕立ての美しさを鑑賞します
盆養・細管 優等首席 文京区商店街連合会会長賞
品種名「瀬戸の鷹」 松永則雄さん
盆養・間管 優等首席 文京区愛菊会会長賞
品種名「泉郷女星」 豊田たかさん
盆養・太管 優等首席 東京商工会議所文京支部長賞
品種名「泉郷寿水」 松永則雄さん
盆養・厚物 優等首席 農林水産大臣賞 品種名「国華清華」 齊藤 豊さん
盆養・厚走 優等首席 文京区教育長賞 品種名「太平の銀月」 齊藤 豊さん
盆養・競技花・厚物 優等首席 精興賞賞 品種名「精興威風」 齊藤 豊さん
盆養・一文字・掴み 優等首席 全日本菊花連盟会長賞
品種名「岸の天守閣」 中川スミ子さん
千輪咲・巴錦 優等首席 オキサワ企画賞 品種名「北斎巴錦」 豊田敏行さん
巴錦は花弁の内側が錦色、外側が金色の複輪咲きが特徴の古典菊で、200年の歴史がある。巴錦の命名は加賀藩主前田公と伝わる。近年、バイオ技術により、ウィルスフリー栽培がされている。「北斎巴錦」は小布施町が商標登録したもの
ダルマ仕立て
1茎から3枝に分岐させ、花首までの草丈を60cm以内に育てたもの。草丈を低くするため、「ビーナイン」という成長を抑えるホルモン剤を定期的に散布する
福助仕立て
5号菊鉢に1本植えて、花首までの草丈を40cmいないに育てたもの。7月に挿し芽して促成栽培する。肥料をたっぶりやると大きな花が咲くが、「ビーナイン」を使用するのはダルマ仕立てと同様
福助・管物 優等首席 文京愛菊会会長賞 品種名「さがみ川」 鎌田曙美さん
福助・厚物 優等首席 マルタ小泉賞 品種名「国華越山」 大和弘幸さん
(シリーズ終了)
次回から、「新宿御苑洋らん展」で見た花を紹介する予定です。
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