今回は平台展示の作品の続き紹介します。出展は個人および、JOGA加盟の洋らん栽培業者や販売企業などからです。
展示風景(その2)
ブラッソカトレア・ワイプナ ‘アカラ’
Bc. Waipuna 'Akala' ( B. nodosa × C. cernua ) 須和田農園
カトレア・マキシマ ルブラ ‘ナチュラル ワールド’
C. maxima fma. rubra 'Natural World' 須和田農園
マキシマはカトレアの中でも大型の有名品種
カトレア・ファイナル イメージ ‘ジャイアント ホワイト’
C. Final Image 'Giant White' 須和田農園
近年、作出されたものらしい。花径は20cmにもなる
ゼレンコア・オヌスタ 初見の原種です
Zelenkoa onusta オンシジュウムの近縁種。中米パナマからコロムビア、
エクアドル、ペルーにかけて自生する着生種。 須和田農園
リンコレリオカトレア・マキシマム ギフト ‘タチカワ’
Rlc. Maximum Gift 'Tachikawa' 須和田農園
ネットに記載が無く、交配種と思われる。勿論、初見
オンシジウム・ファイナル レッド ‘ロゼ’
Onc. Final Red 'Rose' ナーセリーイデ
ネットに記載が無く、交配種と思われる。勿論、初見
ブラサダ・ヒビヤ スター ‘スパイダー スプリット’
Brsa. Hibiya Star ‘Spider Split’ ナーセリーイデ
ブラソカトレア・サンヨー コンプトン
Bc. Sanyo Comton ( Bc. Katherine H.Chatham x C. Shellie Compton )
ナーセリーイデ
シンビジウム・イースタン クラウド ‘冬時雨’
Cym. Eastern Cloud 'Fuyusigure' ( Cym. Nagalex × Cym. Green Sky )
(株)向山蘭園
パフィオペディラム ‘カミカネ’
Paph. ( Enzan Yearly x Enzan Fkeyret ) 'Kamikane' (株)向山蘭園
パフィオペディラム・エンザン スーパー オロー ‘カミカネ’
Paph. Enzan Super Oroh 'Kamikane' ( Orchilla x Enzan Super Red )
(株)向山蘭園
ジゴペタルム・マッケイ ’エリコ’
Z. mackayi 'Eriko' ブラジル産の原種で、香りが良い やまはる園芸
セロジネ・アッサミカ
Coel. assamica やまはる園芸
ブータン、アッサム地方、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国に分布
セロジネ ・グリーン ピクシー
Coel. Green Pixy ( mooreana x fuscsescens ) やまはる園芸
デンドロビウム・リューコシアナム ’ブルー ファンタジー’
Den. leucocyanum ‘Blue Fantasy’ CBR/JOGA やまはる園芸
パプア・ニューギニア北部の標高2,500m位に分布する着生種。花径1cm
次回も、平台展示の作品の中から紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
もこ
でも、カトレア・ファイナル イメージ ‘ジャイアント ホワイトの花に 清楚な優しさを感じました。
信徳
river
カトレア・ファイナル イメージ ‘ジャイアント ホワイト’は大きな花ですね。開花時には湿度を少し高めると大きく咲くようです。
なおさん
長さん
らん展の華はやはりカトレア類になりますね。
カトレア・ファイナル イメージ、花径20cmにもなる大輪のカトレアですが、白の中にオレンジが控えめに入っているだけなので、優しい感じになりますよね、
長さん
カトレア類は原種が多いですが、更に交配で様々なタイプが出来ています。人間は常に新しいものを求めるものなので、まだまだ新たな交配種が増えそうです。オンシジウムもその例外ではありません。
長さん
須和田農園は3回も世界らん展日本大賞を受賞された江尻光一さんの息子さんたち(宗一さん、光二さん兄弟)が頑張っておられます。
カトレア・ファイナル イメージ ‘ジャイアント ホワイト’は写真では分かり難いですが、花径20cmにもなる大輪で、素晴らしかったです。
長さん
なおさんも以前はランを育てておられたのですね。
私も少し育てていたのですが、花粉アレルギーらしいことが分って、止めてしまいました。
お仕事続けておられるなおさんと違って、私らは毎日が日曜日ですから、近場のらん展は見に行くようにしています。
ランは通販で何でも手に入るようになりましたが、会場では販売業者のブースが必ずと言って良いほどありますから、実物を見て買うことも出来ますね。
イッシー
オンシジウム・ファイナル レッド ‘ロゼ’は面白い花ですね
初めて見ました。次の花も色合いがいいな~
ミキ
見せて貰うたびに新しい品種があり
とても楽しみです。
ゼレンコア・オヌスタ のこの黄色は見事ですね。
淡い色の黄色があっても、こんなに濃い黄色のランは
初めて見ました。原種という事ですが美しいですね。(^^♪
eko
オンシジウム・ファイナル レッド ‘ロゼ’はたくさん咲いて可愛いです。ジゴペタルム・マッケイ ’エリコ’、セロジネ・アッサミカなど個性的な花ですね。
yoppy702
マキシマと付くのは、咲くやこの花館でも見かけます。
その下のは、花径が20cmにもなるんですか!
オンシジウムは華やかですね。
‘スパイダー スプリット’は正にスパイダーや。
オッ、パフィオが二種ある。(^^)
どちらも艶っぽくてイイですね。
それに、どちらも‘カミカネ’と付いてるんですね。
ジゴペタルム・マッケイ ’エリコ’…自然のアートですね。(^^)
すーちん
ゼレンコア・オヌスタ
強烈な黄色ですねー
形もランとは違って見えます
長さん
須和田農園は、世界らん展日本大賞を3度も受賞した餌食光一さんの息子さん兄弟が経営されています。ランについては親譲りで、優秀な個体を育てられています。
オンシジウム・ファイナル レッド ‘ロゼ’は小輪多花性の品種です。ネットに記載が無いので、ナーセリーイデが最近開発した品種でしょう。
長さん
ランは新しい交配種がどんどん出てくるので、それも、見る楽しみの一つです。
原種も品種が多いので、ゼレンコア・オヌスタのように、初めて見る花にもお目にかかれます。オンシジウムの近縁種だけに、黄色がきれいですね。
長さん
カトレア類は交配種も含めて品種数が多いし、ファンも多いので、出展が多くなりますね。
カトレア・ファイナルイメージは大きな花で、よく目立っていました。
オンシジウム・ファイナル レッドは初めて見ましたが、小輪多花性で、見事です。
セロジネやジゴペタルムは、ランの多様性を示す良い例です。
夕菅
ランの栽培はプロもアマチュアも同じ土俵でしょうか?
長さん
ブラソカトレアは唇弁以外が細い特徴がありますね。
マキシマは大輪の品種につけられることが多い名ですね。
オンシジウムは小輪ですが、多くは多花性ですね。
パフィオ、お好きでしたね。今回のパフィオは花色が両極端ですね。どちらも同じ個体名ですが、カミカネさんという方が作出したのかも。
ジゴペタルム・マッケイ、模様後独特ですが、香りが良いのが特徴です。
長さん
ゼレンコア・オヌスタ、オンシジウムの近縁種と言われると、その花色や花の形は納得です。
長さん
JOGAは日本洋蘭農業協同組合の略称ですから。加盟の企業で作出されり、生産されたりしている品種も出展されます。それらと、アマチュア育成家が競うのですから、レベルは高いですね。
ろこ
ここまで花姿も色も変わっているんですね。
すごいです。
オンシジウム・ファイナル レッド ‘ロゼ’
変わった花姿ですね。
目に留まりますね。
長さん
カトレア類は品種数が多いし、花の色も色々変かがあるから人気なんですね。
オンシジウム・ファイナル レッドに似た花が咲く品種もありますが、これは茎が立ち上がって、花付きが多いのが良いです。