今回は、旅行2日目の11月6日に訪れた箱根湿性花園の企画展示コーナーで見た花や実などを投稿します。
この秋、企画展示コーナーでは、「ジョウロウホトトギスと秋草展」、「秋の山野草の生態展示」、「ダイモンジソウの園芸品種」の3つが開催されていましたが、残念ながら、ジョウロウホトトギスは既に咲き終わっており、他の二つの展示で見たものを紹介することとします。
今回は、白花キバナノツキヌキホトトギスという大変珍しい品種も展示されていましたが、これも同じく、咲き終わっていました。
また、「秋草展」についても、ご覧の通りで、花は残っておらず。
ここからは、「秋の山野草の生態展示」で見た花や実です
ニシキギ(錦木)の実 ニシキギ科ニシキギ属
ジュズサンゴ(数珠珊瑚)の実 ヤマゴボウ科リヴィナ属
イヌウメモドキ(犬梅擬)の実 モチノキ科モチノキ属
マツムラソウ(松村草)の若い実 イワタバコ科マツムラソウ属
こんな花が咲きます → こちら
エンシュウハグマ(遠州白熊) キク科モミジハグマ属
こんな花が咲きます → こちら
テイショウソウ(禎祥草)の花後の綿毛 キク科モミジハグマ属
こんな花が咲きます → こちら
イズノシマウメバチソウ(伊豆島梅鉢草)
ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草。ウメバチソウの変種
伊豆諸島固有種。別名:神津島梅鉢草。花期は8~10月。花径2cm
オオミツルコケモモ (大実蔓苔桃)の実 ツツジ科スノキ属
ハマギク(浜菊)
キク科ハマギク属の多年草。茨城~青森の太平洋岸に自生する日本固有種
花期は9~11月
トウテイラン(洞庭藍)
オオバコ科クワガタソウ属の耐寒性多年草。絶滅危惧Ⅱ類(VU)
中国地方の日本海側、隠岐島などに自生。花期は9~10月
セイヨウカマツカの実
バラ科アロニア属の落葉低木。北米原産
別名:アロニア・クックベリー、チョークベリー
ツメレンゲ(爪蓮華)
ベンケイソウ科イワレンゲ属の多年草。関東地方以西・四国・九州に分布
和名はロゼットの様子が仏像の台座(蓮華座)に似ており、かつロゼットを
構成する多肉質の葉の先端が尖っていて、その形状が獣類の爪に似ることから
開花・結実後、枯れ死するが、その前に子株をたくさん形成する
ノコンギク(野紺菊)‘藍空’ 園芸品種
2024年11月6日撮影。
他に、ダイモンジソウやムシトリスミレなどの展示がありましたが、省略します。
(2024秋の1泊旅行シリーズ終了)
次回から「JOGA秋の洋らんフェア」に出品された作品を紹介します。
この記事へのコメント
nobara
もう終わっていたんですね(*^-゚)⌒☆
代替の写真が合って良かったです。
ニシキギの実はちっちゃなブローチみたいで可愛いですね。
コマユミも同じような?でも、これにはコルク質の羽が着いていますもんね。
ジュズサンゴ、我が家のも真っ赤な実が残っています。
誰かさんがせっせとむしゃぶるようでいくらも残ってません。
イズノシマウメバチソウ、目鼻立ちがはっきりです。
ツメレンゲが可愛いです。綺麗に撮れましたねーーー
もこ
緑に変化した花は咲き終わりのものでしょうか。
白いツメレンゲの花弁にポツンと目立つシベ
可愛いですね。
濃いアオムラサキのノコンギクが目立ちますね。
信徳
紫の濃いコンギクが綺麗です。内のコンギクも見頃に咲いています。
イッシー
今年の11月上旬はまだ暖かかったですものね。
river
家でもニシキギ、マユミ、マンリョウ、センリョウ、ヤブコウジそしてカマツカなども赤い実がたくさんです。
ノコンギク類も終盤で今はダルマノコンギクが盛んです。
なおさん
キイジョウロウホトトギスは、那智の滝の断崖にも生えているらしいですねえ。せっかく箱根まで行ったのに花がすでに終わっていたとはザンネンでした。
長さん
キイジョウロウホトトギス、10月13日にいらしたブログ友さんは花を見たそうです。
ニシキギの実、ブローチに見えましたか。面白い。
ニシキギの赤い部分はコマユミより大きいので、果皮につてしまうのでしょうね。
ジュズサンゴは花期が長いので、実と花が一緒に見られることがありますね。
ジュズサンゴの実は有毒ですね。まさか、むしゃぶっているのは人間じゃないですよね。
イズノシマウメバチソウ、基本種より花は綺麗かも。
ツメレンゲ、こんなにたくさん咲いているのを見たのは初めてです。
長さん
イズノシマウメバチソウ、濃い緑の花弁のような形をした部分は、花弁が脱落した後の萼片でしょう。
ツメレンゲは開花したばかりのような、綺麗な花でしたよ。
ノコンギクは濃色の園芸種ですが、きれいですね。
長さん
キイジョウロウホトトギス、見ごろは9月だったそうで、あまり期待はしていなかったのですが・・・。
企画展示コーナーは屋根があるので、飛んでいる鳥からは実が見えないでしょう。
お宅のコンギク、まだ投稿されていませんよね。
長さん
企画展示コーナーの花は1ヶ月くらい前だともっと多くの種類が咲いていたのですが、遅れている紅葉とは逆に、早く終ってしまったようです。本園の花も同様でした。
長さん
企画展示コーナーの花、今年は暖かいというのに、早く終ってしまった品種が多かったです。
お宅でも赤い実が色々出来ていますか。
ダルマノコンギクは、ヒメノコンギクとか、矮性ノコンギクと呼ばれるものですか?8年前に箱根湿性花園のガイドツアーに参加したとき、初めて知りました。
長さん
ジョウロウホトトギスの見ごろは9月だったそうで、今年は見に行く時期が悪かったです。秋が暖かかったので、もしやと思ったのですが、ジョウロウホトトギスだけでなく、本園の花もかなり終ってしまった品種がありました。
eko
エンシュウハグマはリボン状の花が可愛いですね。
イズノシマウメバチソウは目鼻立ちがはっきりした花綺麗です。左上の緑色は花後ですか?
色々な木々の実が綺麗ですね。赤い実は目立ちますね。
トウテイランが咲き残っていて綺麗な花色です。
ノコンギクも良い花色です。
ミキ
ツメレンゲは見ていませんので、あったのですね、と
思い見せて貰いました。
イズノシマウメバチソウも初めて見ました。
何だかいろいろ見落としているようです。(^^♪
yoppy702
昨年の画像、状態の良い時に撮られたんですね。(^^)
企画展示なので、鉢植が主と思ったら、そうではなくロックガーデンのような所に植えられてるんですね。
まるで、一般展示のような雰囲気ですね。
マツムラソウの実って初めて見ました。
花は良く見てたのでビックリです。
テイショウソウの花後って、花と比べると控えめなんですね。(^^ゞ
イズノシマウメバチソウってウメバチソウよりゴージャスですね。
ツメレンゲの花のアップ、メッチャ綺麗ですね。
やっぱ、ベンケイソウ科の花は可愛いいなぁ~(^^)
すーちん
キイジョウロウホトトギス
咲いていたら見事だったでしょう
ツメレンゲ
初めて見ましたー
コスモス
今年は遅いのでしょうか。
ジョウロウホトトギスは終わっていましたか。
イズノシマウメバチソウは初見ですが可愛い花ですね。
ノコンギクの花色が綺麗ですね。
長さん
キイジョウロウホトトギス、予想したことではあったのですが、残念でした。
エンシュウハグマ、こんな花が・・・というのは余計でしたね。
イズノシマウメバチソウはウメバチソウより華やかな感じですね。左上は花弁が落ちた後の萼片です。
木の実は赤が多いですね。鳥たちが見つけやすい色なんでしょうね。
トウテイラン、いつもは開花し始めた頃なので、これだけは遅く行った甲斐がありました(笑)。
長さん
予想したことではあったのですが、旅行の日程は妻の都合もありますからね。でも、久しぶりに、温泉には何回も浸かりましたよ。
ツメレンゲ、ミキさんがいらした頃はつぼみだったと思います。
イズノシマウメバチソウは毎年出展されていますよ。
長さん
キイジョウロウホトトギスは垂れ下がって咲くので、その特性を生かした展示になっています。写真は大きな鉢植えですが、昨年は壁面に多くの鉢が吊されていました。
企画展示コーナーは大小のロックガーデンに植え込む形で展示されます。
マツムラソウ、今回は花弁が既に落ちでいて、雌しべとその根元の見になる部分が見えていました。これから膨らむでしょう。
テイショウソウの綿毛は雄しべが残ったものなのでしょう。
イズノシマウメバチソウはウメバチソウより華やかな感じですね。
ツメレンゲ、いつもはつぼみが膨らんだくらいでしたが、今年は遅く行ったため、綺麗な花を見る事が出来ました。
長さん
キイジョウロウホトトギス、9月中旬~下旬の最盛期であれば、壁面一杯に吊された鉢に花が咲いていたと思うのですが、残念でしたよ。
ツメレンゲの花期は9~12月なのですが、こんなに綺麗な花を見たのは実に12年ぶりでした。
長さん
2021年11月10日に「カエデウォッチングラリー」を見に行ったのですが、その時は見事に紅葉(黄葉)していましたから、今年は確実に遅くなっていました。遅くなったのは温暖化の影響とは言え、花の方は多くの品種が咲き終わっており、残念でしたよ。
ジョウロウホトトギスの最盛期は9月中旬~下旬なので、尻労みたい場合は、その頃でないとね。
イズノシマウメバチソウ、素敵な花ですよね。ノコンギクは花色を改良した園芸種です。