今回は、旅行二日目に訪れた箱根湿性花園で見た花などを投稿します。
今回の主な目的は「ジョウロウホトトギスと秋草展」(9/14~11/10)なのですが、その前に、園内をざっと見て歩くことにしました。
開花情報
キミノガマズミ(黄実の莢蒾)の実
レンブクソウ科ガマズミ属の落葉低木。通常は赤い実がなるが、これは黄色い実の品種。牧野富太郎博士が命名とのこと
サワヒヨドリ(沢鵯)の綿毛
キク科ヒヨドリバナ属の多年草。北海道~南西諸島の草原や湿地に生える(箱根にも多い)。花期は8月中旬~9月中旬
リュウノウギク(竜脳菊)
キク科キク属の多年草。いわゆる野菊の一種。日本固有種
本州(福島県・新潟県以西)・四国・九州(宮崎県)に分布
花期は10~11月。花径2~2.5cm。葉の形から判断したのだが・・・
ノコンギク(野紺菊)
キク科シオン属の多年草。本州〜九州の山野で普通に見られる
花期は8〜11月。花径は約2.5cm
シロヨメナ(白嫁菜)
キク科シオン属の多年草。岩手県以南~九州に分布
花期は8〜11月。花径は1.5~2cm。葉に鋸歯がある
ヤマトリカブト(山鳥兜)
キンポウゲ科トリカブト属の多年草。花期は9~10月
ヒュウガミズキ(日向水木)
マンサク科トサミズキ属の落葉低木。近畿西部、石川、福井、岐阜の山地に
分布。別名:イヨミズキ。 黄葉と呼べるほどではなかった
フジイバラ(富士茨)の実と葉
バラ科バラ属の落葉低木。本州(富士、箱根、丹沢、紀伊半島など)と四国北部に分布。箱根の山頂に多い
葉の形から、マツヨイグサの咲き残りと思われる
ノハラアザミ(野原薊)
キク科アザミ属の多年草。本州中部以北に分布
花期は8~10月。花径は3~5cm
イチモンジセセリ(一文字挵)
次回も、箱根湿性花園の本園で見た花などを紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
すずきまこと
nobara
ミヤマガマズミを見てきましたが実が大きいでした
リュウノウギクは今の時期のお花ですね☆彡
キク科の色々な花が咲いていましたね。
ヒュウガミズキは蕾が侍ってますが
温かいと咲いたりするせっかちさんがいます。
ノハラアザミも頑張ってたんですね~💪
river
サワヒヨドリはヒヨドリバナによく似ています。花がやや小さく湿地を好むところでしょうか。フジバカマと違いは葉が三裂しません。
ノコンギクはよく見かけますが変異が多いです。
シロヨメナは山では見かけますが平地で見られるのはカントウヨメナですが最近はあまり見かけなくなりました。家で保護しています。
夕菅
花はガマズミと同じく白。箱根湿生花園の名物のようですね。
八王子の長池公園にもあるようです。
長さん
第1回、第2回のJALひょうたん島王国にご参加いただきましたか。それはありがとうございました。当時の小学生が、もう40代半ばですか。月日が流れるのは早いものですね。私は81歳になりましたよ。
でも、インディアンパパこと丸田さんの呼びかけで、スタッフの同窓会のようなものが今も続いています。私は、膵臓を取ってしまったため、酒は飲めないので、欠席していますが・・・。
長さん
黄色い実のガマズミは珍しいですね。花は赤実のガマズミと同じなので、秋にならないと区別が出来ませんが。ミヤマガマズミの実は径が1cm近くありますね。皇居東御苑等で見たことがあります。
キク科の花は似たものが多いので、苦手ですが、リュウノウギクは花弁が他より幅広なので分りやすい。アザミも何種類か咲いていました。
ヒュウガミズキ、小さな花芽が確認できますね。
長さん
>キミノガマズミは初見です。
riverさんが見たことがないのなら、余程珍しい品種ですね。
サワヒヨドリは名札がありませんで志賀が、過去の記録で場所が分るので・・・・
今回のノコンギクは花色が薄いタイプですね。
カントウヨメナ、個体が減少していますか。
長さん
キミノガマズミ、初めてでしたか。やはり、珍しいものなのですね。
以前にここで見たことがあるので、今回はすぐ分りました。しかし、ガマズミやフウリンガマズミは実が発見出来ませんでした。
グランドマザー
黄色いガマズミの実は珍しい、赤い実だけと思ってました
初めて見ました
トリカブトのブルーの花は 同じように箱根の平原歩きの時に見ましたね 根が猛毒になるんですね
イッシー
綺麗な色合いですね!!トリカブトはまだ頑張ってるんですね。
やはり暖かいんですね。
eko
リュウノウギクは綺麗ですね。野菊類も色々咲いていますね。
ヒュウガミズキの紅葉は残念です。
ノハラアザミも頑張っていますね。イチモンジセセリがこちらも見ているようで可愛いです。
yoppy702
このノコンギクは普段目にするノコンギクですね。
前記事のとは、色は勿論ですが、花弁もかなり違いますね。
ボクの好きなノコンギクは、こっちの方です。(^^ゞ
シロヨメナ、一杯咲いてますね。
トリカブトの花は、夏のイメージがあるんですが、これの花期で9~10月なんですね。
オッ、セセリチョウ、夢中や。
やっぱ、アザミは、虫さんに人気がありますね。(^^)
信徳
なおさん
箱根にはトリカブトも多いようですね。冴えた青紫が良いものです。
長さん
返信が遅れ、申し訳ありません。
黄色い意味のガマズミ、珍しいですよね。ここ以外で見たことはありません。
トリカブトの花、箱根で自生のものをご覧になりましたか。トリカブトには全草にアコニチンなどの有毒アルカロイドが含まれており、葉に触るのも控えた方が良いです。
長さん
返信が遅れ、申し訳ありません。
キミノガマズミ、大変珍しいです。葉や花はガマズミと同じなので、実が出来てみないと見分けは出来ません。
トリカブト、園内の数カ所で咲いていました。暖かいのは確かですが、その割には花が終ってしまった品種が多かったです。
長さん
返信が遅れ、申し訳ありません。
キミノガマズミ、珍しいですよね。他では見たことがないです。
ここでは、キク類が名札の無いところでも咲いているので、似ているものの見分けが難しいのですが、リュウノウギクは花弁が幅広なので分かりやすいです。
ヒュウガミズキに限らず、今年は紅葉(黄葉)が遅くて残念でした。
イチモンジセセリはじっとしているタイミングがあり、ピントが合わせやすいです。
長さん
返信が遅れ、申し訳ありません。
この開花情報、毎日更新されるわけでもなさそうで、咲き終わっている花もありましたよ。
このノコンギクは園芸種ではないので、箱根強羅公園のものより色が薄いですね。
トリカブトは花期が過ぎても咲いていることがありますが、もう一ヵ所は既に終っていました。
アザミの花弁は細いので、セセリチョウ名で、何度も長い口吻を差し入れなければならないので、大変そうです。
長さん
返信が遅れ、申し訳ありません。
キク類はあちこちで咲いているので、名札のあるところに咲いていない場合が多く、見分けが難しいものがあります。そのてん、リュウノウギクは花弁が幅広なので見分けやすいですね。
ここのノコンギクは青紫が薄めで、右下の花は同じ株なのに白に近いですね。
長さん
返信が遅れ、申し訳ありません。
キミノガマズミの実、ご覧になったことがありませんか。やはり珍しいのですね。
リュウノウギクは葉を揉むと良い香りがしますか。植物園では試してみるわけにも行きませんね。
箱根の山に生えているトリカブトは、ヤマトリカブトの変種で、ハコネトリカブトと呼ばれるものが多いそうです。