シュウメイギク(秋明菊)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。花期は8月中旬~11月
別の場所でピンクも咲いていた
フジバカマ(藤袴)
キク科ヒヨドリバナ属の多年草。本州・四国・九州、朝鮮、中国に分布
花期は9~10月
コガネオオハリバエ(黄金大針蠅) 初見です
ハエ目ヤドリバエ科。日本で一番大型のハエ(体長13~20mm)。北海道から沖縄に分布(成虫は、5月~10月に見られる)。寄生バエで、蛾のエビガラスズメに寄生する(エビガラスズメの幼虫に卵を産みつけ、ガが地中でサナギになったときに成虫になって出てくる)
ヒガンバナ(彼岸花)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。原産地は中国大陸で、日本においては史前帰化植物に分類される。花期は9月。別名:曼珠沙華、カミヒガンバナ
サラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。北海道〜九州に分布
花期は8〜10月。花弁は3〜5mm(早く落ちる)。雄しべの長さ5〜6mm
ウラギンスジヒョウモン(裏銀筋豹紋) 初見です
タテハチョウ科ヒョウモンチョウ属。国外ではユーラシア大陸北部から中部、日本では北海道~九州にかけ広く分布する。絶滅危惧II類 (VU)
口吻を花に差し込んだ瞬間のようだ
シラハギ(白萩)
マメ科ハギ属の落葉低木。ミヤギノハギの変種
別名:シロバナハギ、シロハギ。花期7~9月。花径は1~1.25cm
ミヤギノハギ(宮城野萩)
マメ科ハギ属の落葉低木。ケハギから作られた園芸品種。花期は8~10月
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)
アジサイ科キレンゲショウマ属の多年草。紀伊半島、四国、九州に自生
花期は8月。花径は0.7~1.3cm。絶滅危惧II類 (VU)。まだいくつも咲いていた
クガイソウ(九蓋草、九階草)の実
オオバコ科クガイソウ属の多年草。日本の本州に広く分布し、
山地や高原の日当たりの良い草地に生育する。花期は7~8月
(つづく)
この記事へのコメント
river
フジバカマは不可解な植物です。秋の七草の1つであり万葉の昔からあるとされています。フジバカマと呼ばれる植物はいくつもありますが本物と言われるものは極めて少ないです。私も7種類のフィジバカマと言われる植物を集めてことがあります。いずれが本来のフジバカマか分かりませんでした。
ミヤギノハギ、アスカノハギ、ムサシノハギ、エドシボリが咲いていますがシラハギが今年枯れてしまいました。
yasuhiko
秋の花が色々と咲いてる中で、
キレンゲショウマがまだ頑張ってるのも
印象的です。ハチかと思ったらハエなんですか。
油断のならない図々しい奴なんですね。
なおさん
フジバカマと呼ばれるものにもいろいろありますね。万葉のいにしえから歌に詠まれていますが、いちばん自生を見る機会がないものです。
白萩、ヤマハギは以前庭にありました。枝が伸びるものですので、剪定が欠かせません。その点、ヤクシマハギと呼ばれるタイプのは良いですね。
クガイソウの枯れ姿は、昨年11月の上高地で見てきました。見慣れると枯れ姿でもわかりますね。
イッシー
面白いハエ?に目が釘付けです!生態も恐ろしいですね!
信徳
キレンゲショウマがまだ頑張って咲いていたんですね。
長さん
シュウメイギク、我が家にもあります。良く増えて、強そうな植物のように思えますが、枯れましたか。残念ですね。
フジバカマの自生地が少なくなって、見かけるのは全て園芸種と思って間違いないでしょうね。
シラハギは暑さに負けたんですかね。
長さん
シュウメイギク、今が旬ですね。日当たりが悪い我が家の白花も咲き始めました。
キレンゲショウマ、残り花ですが、まだつぼみが残っていましたよ。
こんな大きな蝿、初めて知りましたよ。
長さん
シュウメイギクは濃いピングの八重が原種だそうですが、植物園の展示は一重が多いような気がします。
フジバカマ、見かけるのは大抵園芸種のようですね。
ハギも秋の七草ですが、近所で見かけるものはもう終盤の様相ですね。
クガイソウ、実の状態になっているのは初めて見ました。
長さん
毛むくじゃらの見慣れないハチがいるなと思って、Google Lensで調べて見たら、日本一大きな蝿だと知ってビックリ。その生態も凄いですね。
長さん
この植物園は9月に入ると花の種類が減るのですが、秋の花はまだ色々咲いていました。
ここのキレンゲショウマはかなり株数が多いので、またつぼみが残っているのもありましたよ。
eko
コガネオオハリバエは寄生バエですか。色々な生態の虫がいますね。
サラシナショウマで吸蜜するウラギンスジヒョウモンが綺麗に撮れていますね。
キレンゲショウマがまだ咲いて良いですね。
yoppy702
ピンクさん、可愛いいですね。
フジバカマ、これだけ咲いてたら甘い香りが漂ってたでしょ?
コガネオオハリバエは初めてです。
日本で最大なんですね。
ウラギンスジヒョウモン、サラシナショウマに夢中や。(^^)
このサラシナショウマ、フレッシュ感がありますね。
オッ!キレンゲショウマが、お顔を見せてる。(^^)
すーちん
幼虫に寄生して
養分横取りしちゃうんですねー
凄いハエ
キレンゲショウマ
良いですねー
夕菅
白絹病が大敵、急に枯れることがあります。
つくば植物園のサラシナショウマは9月末にはまだ花がが見られませんでした。
長さん
シュウメイギク、白とピンクが何カ所かで咲いていましたよ。
フジバカマ、ヒガンバナ、サラシナショウマも秋の花ですね。
今回は蝶だけでなく、ハエの親分(笑)みたいなものにも出会えました。
ここはキレンゲショウマの大株が何本もあって、まだまだ咲きそうでした。
長さん
シュウメイギク、我家でも先週から咲き始めました。ピンクじゃなくて、白ですが・・・。
フジバカマもそうですが、写真を撮るのが先で、香りを確かめるのを怠りました。
こんなに大きな蝿がいるなんて、ビックリです。それに、生態も凄い。
蝶の方はサラシナショウマに夢中で、こちらが動いても平気でした。
キレンゲショウマ、高いところで咲いていたので、しべが見えました。
長さん
このハエ、さなぎの中から出てくるのですから、寄生された方は確実に死んじゃいますよね。寄生されたエビガラスズメもサツマイモの葉を食い尽くす勢いだというから、害虫なんですけどね。
長さん
シュウメイギク、白花がお好みですか。妻も白花が好きで、一昨年購入しました。今の所、増えすぎるくらい元気です。
つくば植物園のサラシナショウマ、開花が遅れていましたか。