今年は、猛暑の影響でヒガンバナの開花が遅れ、お彼岸には間に合いませんでしたが、9月末にやっと見ごろを迎えたとのことです。ヒガンバナが咲くところは、本堂の右手前と本堂裏手の雑木林(合計1,500坪)です。しかし、花数は過去最少だった昨年を更に下回り、大変残念でした。
本堂に向かって右手前(南側)の雑木林で密度が高いところ
最盛期は落ち葉が見えないほどだったのに、今年もスカスカ
こちらは本堂裏(西側)の雑木林で、一番密度が高い辺り
上とは反対側から(奥に本堂の屋根が見える)
赤花
赤花と白花
白花
黄花
クリーム色
来年はたくさん咲くように、管理者の石川園さん、お願いしますよ。
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日光植物園にて_2024年9月(6)
9月23日に訪れた日光植物園で見た花や実などの続き(6回目、ラスト)を投稿します。
イワナンテン(岩南天)の実
ツツジ科イワナンテン属の常緑低木。関東以西の本州(主に紀伊半島、中部地方南部、関東地方西部)の岩場に分布。花期は7~8月。西洋岩南天と比べ、枝が茶色になるのが見分けのポイント。別名:イワツバキ


ヤナギタンポポ(柳蒲公英)
キク科ヤナギタンポポ属の多年草。日本、朝鮮半島、中国等に分布。名の由来は花がタンポポに似て、葉がヤナギのように細いことから。花期は8~10月なので、残り花。花径は3cm。ヤナギタンポポ属は600種もある大きな属で、ヨーロッパ原産の帰化植物であるコウリンタンポポも同属


キンロバイ(金露梅)
バラ科キンロバイ属の落葉小低木。日本では、北海道、本州、四国の亜高山帯から高山帯に分布。絶滅危惧II類(VU)。花期は6~8月なので残り花。花径2~2.5cm

2024年9月23日撮影。ツツジ科イワナンテン属の常緑低木。関東以西の本州(主に紀伊半島、中部地方南部、関東地方西部)の岩場に分布。花期は7~8月。西洋岩南天と比べ、枝が茶色になるのが見分けのポイント。別名:イワツバキ
ヤナギタンポポ(柳蒲公英)
キク科ヤナギタンポポ属の多年草。日本、朝鮮半島、中国等に分布。名の由来は花がタンポポに似て、葉がヤナギのように細いことから。花期は8~10月なので、残り花。花径は3cm。ヤナギタンポポ属は600種もある大きな属で、ヨーロッパ原産の帰化植物であるコウリンタンポポも同属
キンロバイ(金露梅)
バラ科キンロバイ属の落葉小低木。日本では、北海道、本州、四国の亜高山帯から高山帯に分布。絶滅危惧II類(VU)。花期は6~8月なので残り花。花径2~2.5cm
日光植物園シリーズ終了
次回は、9月24日に訪れた、上三依水生植物園で見た花などを投稿します。
この記事へのコメント
river
白花はショウキズイセン(黄色)とヒガンバナの自然交雑と考えられています。そのため、純白のものからピンク、赤みを帯びたもの、黄色味を帯びたものまでさまざま存在します。
キンロバイは尾瀬の至仏山で自生を見ました。
夕菅
黄花のショウキズイセンはまだ見たことがありません。
これが在来種で種子も出来ることも初めて知りました。
もこ
赤一色よりやはり白が入った方が見栄えがしますね。
黄色やクリーム色の花が増えると
また一段と華やかになりますね。
イッシー
私のご近所でもなんだかな~の感じで。
昨日も(武蔵丘陵森林公園に行くのに)巾着田のそばは通った
んですが、パスしちゃいました。
なおさん
長さん
ヒガンバナの定点観測では、今年は1日遅れで済みましたか。祖光院の場合、7割が雑木林で日当たりが少なく、土の温度がそれほど上がらなかったと思えるのに、花がまばらで、逆に日当たりが良さそうなところはたくさん花が咲いていました。
八重咲きヒガンバナ、実物は見たことがないです。自然交配で誕生したらしいですね。
キンロバイは最期の2輪でした。
長さん
つくば植物園のヒガンバナも今年は少ないですか。
黄花のショウキズイセンは、黄花オーレアという名称で販売されているようですね。
長さん
ヒガンバナ、赤一色も良いですが、色違いが混じった方がアクセントになって良いですね。赤以外はこれまでと同じくらい咲いていたので、赤は環境の変化に弱いのかもしれませんね。
長さん
ここのヒガンバナ、全盛時代を知っているので、残念でなりません。
埼玉県の巾着田や幸手の権現堂公園はたくさん咲いたらしいですよ。
長さん
なるほど、そういう考え方に立てば、いつでもあるがままの中から美しさを探すと言うふうになるのですね。さすが、プロの視点は違いますね。
eko
イワナンテンの花は知っていても実は初めて見ました。熟すと赤くなりますか?
yoppy702
「過去最少だった昨年を更に下回り」という事ですが、今回のレポでも、やっぱスゴイと思いました。
特に、本堂裏の密度が素晴らしい!(^^)
こちらの方は遅れているかして咲き始めの所も多いです。
家のなんて、チョコッと顔を見せ始めたところなんで、今年は咲くのかどうか…
葉っぱだけが伸びてくるのかも知れません。(^^ゞ
ヤナギタンポポ属は600種もあるんですか!
柳葉のタンポポ、可愛いいですね。
すーちん
彼岸花
大分遅れましたね
咲くとホッとしますね^^
長さん
ここは雑木林の中なので、そんなに土の温度が上昇するとは思えないので、ヒガンバナが大幅減少したのは何か他の原因があるのかもしれません。日当たりのより、本堂裏のヒガンバナがそこそこ咲いているのですから。
赤が減ってしまったので、他の色のヒガンバナが目立っていました。
アメリカイワナンテンやセイヨウイワナンテンには出会ったことがあるのですが、イワナンテンの赤みは見たことがないです。
長さん
ここのヒガンバナは30万本という触れ込みなので、それから比べれば大変少ないといわざるを得ません。
お宅にヒガンバナは頭を出したところですか。かなり遅れていますね。
ヤナギタンポポ、花が1輪残っていて良かったです。
長さん
ヒガンバナ、秋の始まりを象徴する花ですからね。
来年はたくさん咲くように祈っています。
オグリ君
花も年々歳をとり、わが身のごとく老い絶えてきてるよう!・・頑張らなくっや!
ことしは何処も花の咲き具合が良くなかったようで、あまり咲いてませんよね。
祖光院で私の行った前日、八千代市の彼岸花園へ行ってきたというご夫妻の方にあいました・・丘のようになっていてとてもきれいでした!と話してました。Byオグリ
長さん
2年前まではそこそこ咲いていましたが、昨年から急減しましたね。やはり、雑木林も大きくなって、零れ日が少なくなったためかもしれませんね。
八千代市に彼岸花園があるのですか?調べて見ましょう。