8月23日に、佐倉市にある国立歴史民俗博物館の「くらしの植物苑」に行って、朝顔展を見てきました(投稿済)が、今回からは、もう一つの特別企画「季節の伝統植物・夏 ウリとヒョウタン」で展示された植物を投稿します。初めて見た品種が多かったです。
「ウリとヒョウタン」チラシの表裏です
画像クリックで、2頁のPDFが開きます
展示場所は、東屋の背後のビニールハウス(下)と、東屋の左手などでした
蔓茘枝(つるれいし)
ウリ科ツルレイシ属。別名:ゴーヤ
熱帯アジア原産の一年草。表皮が苦いので、ニガウリとも。花は雌雄異花で、葉腋に付く。開花後20日くらいの未熟果を収穫する。完熟果は種子をを含む果肉が甘く、食用になる
白茘枝(しろれいし)
ウリ科ツルレイシ属。別名:白ゴーヤ
緑色のゴーヤより「イボ」が大きく、とうもろこしの粒を貼りつけたような、ゴツゴツした果皮が特徴。 また、白ゴーヤのほうがかなり苦味が少なく、 茹でたり塩もみしたりと、下ごしらえしなくても、苦味をあまり感じない
金俵甜瓜(きんぴょうまくわうり)
ウリ科キュウリ属
愛知県江南市、安城市などで生産されるウリ。明治期から栽培されており、「あいちの伝統野菜」に選定されている。果皮は黄色く、俵型で、果肉は白く、香りがよい
銀泉マクワウリ(ぎんせんまくわうり)
ウリ科キュウリ属
富山県砺波市の在来種「縞うり」から選抜、命名。福井県鯖江市にも分布していた。現代の韓国では主要な品種
モモルディカメロン
ウリ科キュウリ属
八丈島と長崎の福江島で栽培されてきた品種。別名:ばばごろし(名の由来は、水分が少なく、ボソボソした食感のため、お年寄りが食べると喉に詰めるという説と、そもそも歯のない老婆には食べられないという説があるそうだ)
白はぐら瓜(しろはぐらうり)
ウリ科キュウリ属
シマウリの一種でメロンの仲間だが、甘みが少ないので、漬物専用に使われ、家庭園芸でもよく作られている。肉厚で柔らかいので浅漬けに適す。名の由来は、歯がぐらぐらしている人でも食べられるから
青はぐら瓜(あおはぐらうり)
ウリ科キュウリ属
白うりの仲間で、マクワウリとの交雑種と考えられている。暑さ、病害に強く、生育旺盛で作りやすいので家庭菜園に最適。柔らかくて甘味があり、美味しいという。生食か浅漬け用
黒 瓜(くろうり)
ウリ科キュウリ属
青ウリとも呼ばれ、愛知県東三河地方や福井県坂井市などで栽培されている。漬瓜として栽培されているが、水分が多く、果肉は軟らか。即席漬けには向くが、長期保存はできない
アールスメロン(あーるすめろん)
ウリ科キュウリ属
マスクメロンの品種のひとつで、高級メロンの品種名。芳醇な香りとなめらかな口当たり、とろけるような甘さが特徴。贈答品としても人気がある
雑草メロン SS-6(ざっそうめろん)
ウリ科キュウリ属
アフリカや西アジア原産の雑草メロンは日本の離島にも雑草として野生化している。よく知られているメロンとは別種で、実は小さく、熟しても甘くならない。それを品種改良したものがSS-6で、黄色く熟すとメロンの香りがして、食べられる
(つづく)
この記事へのコメント
river
ブログも再開できて何よりです。
ヒョウタンの展示会は何回か見たことがありますがウリは見たことがありません。ウリは野菜で観賞対象にされることは少ないのかもしれません。
ゴーヤ、キュウリ、メロンはいろいろ栽培したことがありますが見たこともない瓜もあります。
オグリ君
あの時、あの”市協賛のイベント”でお会いして以来のおつき合い、未熟な”この馬”をひっぱりいただき感謝しています。
お互い同年代、体のあちこちは老化し痛み出し”動き”が鈍くなっています。でも一つをやり遂げることが”自分への活力がみなぎります”・・いつまで続くかわかりません。今後もご教示ください。お互い頑張りましょう。Byオグリ
yasuhiko
実は、私の相方も今月の18日(水)に
日帰りの白内障手術を控えていて…。また色々
教えて戴ければと思います。伝統な瓜が
面白いですね。白ゴーヤ、初めて見ました。
信徳
術後の経過も良くブログ再開出来て良かったですね。
昔はメロンなど無くてマクワウリだけで黄色、縞模様の二種類だったと思います。甘いのは今のメロン程では有りませんが水分も多く美味しいものでした。ヘチマはこれから出るのでしょうか、台湾では小さい実を採って炒めた物が大変美味しかったです。日本では食べた事が有りません。
nobara
白ゴーヤはまだ!食したことはありません。
おかかでポン酢がさっぱりとゴーヤらしい味です(笑)
マクワウリ、ご近所庭先販売で入手できるんです。
少しづつ面白いのを趣味程度に作られるらしくて有難いです。
ともりん=小林香瓜、黄金まくわ、虎まくわ、など。。。
いずれも美味しいですよ!しかも@100で申し訳ないくらいお安い!
ところで?この場所は販売もなさるのかしらん(^o^)丿
白内障、治られてよかったですね。
点眼など、結構、大変だったですよね~
私はもともと目が良いらしく、なんにも変わりませんでした。
疲れなくなった?ことぐらいかしら~
なおさん
太古ではヒョウタンを水筒として利用することを思いついて、普及したことでひとの行動範囲も格段に拡がり、遠くまで進出することが可能になったということらしいですね。
万葉集では、「瓜食めば」のこどもを想う歌が有名ですよねえ。
長さん
担当した医師は毎週10人もの手術をしているベテランなので、安心でした。
これまでヒョウタンの展示はありましたが、ウリの展示は初めての企画だそうです。なので、初めて知るウリ類が多かったです。
長さん
水戸道中膝栗毛同好会の企画に参加させて頂きましたが、あれから既に14年も経つのですね。
あちこち具合が悪くなっているのは私も同様ですが、オグリ君さんを見習って、私も何とかブログだけは続けております。でも、いつまで続けられるでしょうね。
長さん
2年前に右眼の手術をしたので、今回も同じ先生に手術をしてもらいました。よく見えるようになり、今日はメガネのレンズを注文してきました。
妻の手術は1泊でしたが、最近は日帰り手術でも心配することはありません。ただ、一週間は洗顔できないので、女性は辛いでしょうね。
白いゴーヤは見たことがありますが、その他のウリ類は初めて見るものが多かったです。
長さん
右眼の手術は2年前に経験していますが、今回はそれ以上に順調だったので、良かったです。
マクワウリ、子供の頃食べました。当時はごちそうでしたよ。
ヘチマは次の記事で投稿します。花も咲いていました。ヘチマは母が植えていましたが、実(芯)をタワシに使ったり、茎から集めた液体を美顔に使っていました。若い実なら食べられますが、大きくなった実は食用には向きませんね。
長さん
ゴーヤ、勿論食した事はありますが、最近、妻は買ってきません。白い実のほうは、近所でみたことがありますが、食したことはないです。
マクワウリ、我が家では、子供の頃、貴重品でしたよ。マクワウリも色々園芸種が出来ているのですね。
白内障、右眼は2年前に終ったのですが、左はちょっと遅くなってしまいました。点眼は手術の4日前からで、これからも3ヶ月ほど続きます。1日の回数が多いので、ちょっと煩わしいです。右眼に緑内障もあるのですが、これは手術できないので、点眼のみです。
目が良い人は羨ましい。
長さん
歳とってからの白内障手術は1週間の入院が普通でしたが、今は殆ど日帰りです。手術も実質8分くらいですし、医師も手慣れたもので、週1回の手術日には10人もこなすのです。
白内障だと、白いものが黄色っぽく見えるのが困りものでしたが、両目とも手術が終ったので、今はきちんと白く見えるようになりました。
写真撮影はカメラまかせで良いですが、編集の際、正しい色が分るようになったのは良いことです。
ヒョウタンが水筒としての役割を担うようになったのは紀元前3000年頃だと言いますから、かなりの歴史があるのですね。
夕菅
「ウリとヒョウタン」展とは驚きました。
でもそれぞれ大きな果実がぶらさがっていて面白いですね。
「ばばごろし」・「はぐらうり」とか「雑草メロン」など名前もびっくり!
ヘビウリはなかったですか?
イッシー
うちのカミさんは8月に週をずらして両目をやりました。
よく見えるようになって、お前らの下手な写真など見てられんってならないでくださいね。
いろんな種類のウリがあるんですね~
eko
グリーンと白のゴーヤは育てて食べました。
金俵甜瓜と銀泉マクワウリは食べたことがあります。美味しいので私は好きです。
ウリも種類が多いですね。下の方はほとんど知りません。
マスクメロンは大好きです。
yoppy702
「ウリとヒョウタン」の特別展示、、、珍しいなぁ…
このPDFも勉強になります。
「ウリ…ここではキュウリ属という小さなグループの中のメロンの一種」なんですね。
子供の頃、メロンマッカというのを食べてましたが、なんか、納得できた感じです。(^^ゞ
うーん…ゴーヤと白ゴーヤしか知らへん。(^^ゞ
ゴーヤは、夏場には時々食べてますし、白ゴーヤはお浸しにして食べた事があるんです。
アールスメロン…
アンデスメロンやったら知ってますが…(^^ゞ
高級メロンの品種名なんですね。
花が可愛いいですね。
雑草メロンって、スゴイ名前ですね。(^^)
長さん
白内障の手術自体は短時間で終了するのですが、術後から続く化膿防止がとても煩わしいです。
これまで、ヒョウタン類の展示はあったのですが、ウリとヒョウタン展は初めての試みだそうです。私も初めて見るものが多く、名前も面白いものがありますね。
ヘビウリは次回に登場します
長さん
奥様は一週間ずらして両目でしたか。妻もそのやり方ででした。
視界がクリアになって、イッシーさんの写真もより素敵に見えるようになりましたよ。
ウリ類も色々ありますね。「瓜売りが、瓜売りに来て、瓜売りのこし・・・」という早口言葉を思い出しました。
長さん
白内障の手術、術後の点眼などが煩わしいのですが、まだ2ヶ月以上続きます。
ekoさん宅ではウリも色々作られているのですか。
私が子供の頃はマクワウリがごちそうでした。ヒョウタンは母が育てていました。
マスクメロン、高くて口に入りません。
長さん
両目ともクリアに見えるようになって良かったです。近視や乱視も一緒に治ると良いのにね。
「ウリとヒョウタン展」、珍しいですよね。昔から知られているものですが、実物を見たのは初めてのものが多かったです。
メロンマッカ、マクワウリの別名ですね。私が子供の頃はごちそうでしたよ。
雑草メロンは2~5cmほどで食用には適しませんが、品種改良したらこんなに大きくなって、食用になるとはビックウリ(笑)。
ミキ
無理のないようにお大事にして下さい。
マクワウリ、子供の頃よく食べました。
懐かしいです、多分キンピョウマクワウリだと思います。
甘くて香りが良くて、スイカの次に登場した果物?です。
シロレイシは時々見かけますが、苦みが少ないとは
知りませんでした。今度見かけたら食べてみます。(^^♪
コスモス
眼帯が4日目に取れたのは早いようですね。
私は18日に手術予定で、翌日からは保護めがねを着けるそうです。夜はつるをベルトに変え、ゴーグルのようにして眼鏡をつけたまま寝るそうなのですが、寝られるか少し不安です。
ウリもいろいろな種類があるんですね。
ゴーヤは白い方が苦みが少ないですか。お店ではあまり見かけませんが。
長さん
白内障の手術、1日に10人もこなすベテランの医者だったので安心です。
マクワウリ、私も子供の頃はごちそうでしたよ。あのころ、スイカも井戸水で冷やしましたよ。
白レイシ、スーパーでも売っていますか?
長さん
担当の手術医は週1回の手術日に10人こなすのですから超ベテランで安心です。私は常時眼鏡をかけているので、眼帯でしたが、同日に手術したうちの2人は保護めがねを選択していました。保護めがねのまま就寝ですか?何か鬱陶しいような気もしますね。
白いゴーヤ、我が家の近くのスーパーにも並んでいませんでした。