朝顔の投稿が4回続いたので、今回は、苑内に展示された花や実などを紹介します。
エダウチオグルマ(枝打小車?)
キク科オグルマ属の多年草。四国と九州に分布。別名:サクラオグルマ
牧野富太郎博士がこの佐倉市内で発見し、サクラオグルマと命名したが、
現在ではエダウチオグルマと同一とみなされている。花径は3~3.5cm
センノウ(仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は7~9月。花径は5~6cm
中国(東部~中部、南西部)原産。鎌倉時代末から室町時代初めごろ
京都府山城嵯峨の仙翁寺に伝わったとされる。
別名:センノウゲ、センノウケ、センヌケなど
日陰だったので、花色がつぶれてしまった
マルバアサガオ(丸葉朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属の一年草。熱帯アメリカ原産の帰化種(江戸時代に
観賞用として持ち込まれ、野生化した)。花期は6~10月。花径は8cm
‘ブラックナイト’
‘ミルキーウェイ’
マルバアサガオ紅髭咲(青丸葉濃ピンク髭咲)
ルコウソウ(縷紅草)
ヒルガオ科サツマイモ属の非耐寒性つる性多年草。原産は熱帯アメリカ
花期は7~10月。花径は2cmほど。花色は白色、赤色、ピンク色など
これはルコウソウの葉を撮ったもの
マルバルコウ(丸葉縷紅)黄花
ヒルガオ科サツマイモ属の一年草。北アメリカ原産の帰化植物
花期は6~10月。花径は1~2cm
ヒメノアサガオ(姫野朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多年草。熱帯アジア原産の帰化植物
(沖縄県)。原産地では周年開花。花径は2.5cm。沖縄での花期は11~4月
ホシアサガオ(星朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産の帰化植物
花期は9~10月。花径は15~20mmほどで、葯は白色
マメアサガオ(豆朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。北アメリカ原産の帰化植物
別名:ヒラミホシアサガオ(平実星朝顔)。花は白(まれに淡紫色)
花期は6~10月。花径は1.5cm。葉はハート型
ヨルガオ(夜顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産
花期は7~10月。花径は15cmほど。夏は夜8時頃から、晩夏以降は
夕方4時くらいから開花し、翌朝にはしぼむ。花はこちら(一昨年、近所で)
アマ(亜麻)
アマ科アマ属の一年草。原産はコーカサス地方から中東とされる。花期は6~8月。花径は1.5~2cm。茎の繊維を紡いで亜麻糸が作られ、亜麻糸を織るとリネン(亜麻布)となる。種子(亜麻仁)を圧搾すると亜麻仁油が採れ、食材および塗料・油彩用の油として用いられる。
ツナソ(綱麻) 初見です
アオイ科ツナソ属の一年草。原産はインドおよびバングラディシュ。花径は1.5cmくらい。花期は8~10月。別名:コウマ(黄麻)、インド麻、カルカッタヘンプ、熊本県や岡山県ではイチビ。英名はジュートで、ジュート繊維の代表的植物。同属のシマツナソは「モロヘイヤ」の名でよく知られる。
2024年8月23日撮影。キク科オグルマ属の多年草。四国と九州に分布。別名:サクラオグルマ
牧野富太郎博士がこの佐倉市内で発見し、サクラオグルマと命名したが、
現在ではエダウチオグルマと同一とみなされている。花径は3~3.5cm
センノウ(仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。花期は7~9月。花径は5~6cm
中国(東部~中部、南西部)原産。鎌倉時代末から室町時代初めごろ
京都府山城嵯峨の仙翁寺に伝わったとされる。
別名:センノウゲ、センノウケ、センヌケなど
日陰だったので、花色がつぶれてしまった
マルバアサガオ(丸葉朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属の一年草。熱帯アメリカ原産の帰化種(江戸時代に
観賞用として持ち込まれ、野生化した)。花期は6~10月。花径は8cm
‘ブラックナイト’
‘ミルキーウェイ’
マルバアサガオ紅髭咲(青丸葉濃ピンク髭咲)
ルコウソウ(縷紅草)
ヒルガオ科サツマイモ属の非耐寒性つる性多年草。原産は熱帯アメリカ
花期は7~10月。花径は2cmほど。花色は白色、赤色、ピンク色など
これはルコウソウの葉を撮ったもの
マルバルコウ(丸葉縷紅)黄花
ヒルガオ科サツマイモ属の一年草。北アメリカ原産の帰化植物
花期は6~10月。花径は1~2cm
ヒメノアサガオ(姫野朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多年草。熱帯アジア原産の帰化植物
(沖縄県)。原産地では周年開花。花径は2.5cm。沖縄での花期は11~4月
ホシアサガオ(星朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産の帰化植物
花期は9~10月。花径は15~20mmほどで、葯は白色
マメアサガオ(豆朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。北アメリカ原産の帰化植物
別名:ヒラミホシアサガオ(平実星朝顔)。花は白(まれに淡紫色)
花期は6~10月。花径は1.5cm。葉はハート型
ヨルガオ(夜顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産
花期は7~10月。花径は15cmほど。夏は夜8時頃から、晩夏以降は
夕方4時くらいから開花し、翌朝にはしぼむ。花はこちら(一昨年、近所で)
アマ(亜麻)
アマ科アマ属の一年草。原産はコーカサス地方から中東とされる。花期は6~8月。花径は1.5~2cm。茎の繊維を紡いで亜麻糸が作られ、亜麻糸を織るとリネン(亜麻布)となる。種子(亜麻仁)を圧搾すると亜麻仁油が採れ、食材および塗料・油彩用の油として用いられる。
ツナソ(綱麻) 初見です
アオイ科ツナソ属の一年草。原産はインドおよびバングラディシュ。花径は1.5cmくらい。花期は8~10月。別名:コウマ(黄麻)、インド麻、カルカッタヘンプ、熊本県や岡山県ではイチビ。英名はジュートで、ジュート繊維の代表的植物。同属のシマツナソは「モロヘイヤ」の名でよく知られる。
次回は、東屋内部に展示された正木系統と出物系統を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
river
丸葉のアサガオ類はいろいろ種類が豊富ですね。(ハゴロモ)ルコウソウは以前何回か栽培したことがありますが今はありません。
ツナソは見たことがありませんが確かにモロヘイヤに似ています。ジュート紐は園芸作業に多用します。麻紐よりも早く劣化しますので園芸にはもってこいの素材です。
信徳
昨日は雨の降る前に久し振りに利根川散歩道を歩いたのですがマルバルコウが凄い勢いで延びていました。ルコウソウも植えたと思われる所に生えて前回の散歩と植栽が変わっていました。アマは以前植えた事が有ります。群生させると素敵ですが風、雨に弱いのが難点です。
nobara
サクラオグルマ、牧野博士の命名ですか。
センノウも朱色で独特の色ですね。
マルバアメリカアサガオ、こちらで見かけるのは空色です。
ルコウソウも可愛いですよね~
マルバルコウがいつも見られるのですが、
道を拡張したら、絶えてしまいました。
亜麻って美しい花ですよね~うっとりします。
イチビならわかるんですが?ツナソですか?
葉の感じがモロヘイヤですね~
長さん
オグルマは今月、つくば植物園で見てきましたが、エダウチオグルマはそれと良く似ていますね。
毎年、朝顔展が開催されると、同属のアサガオ類が一緒に展示されます。
モロヘイヤは5年前につくば植物園で花を見たことがあります。ツナソの方が花が小さいようです。
ジュート紐は麻紐より劣化が早いのですか。それじゃ、不要になっても取り外さなくて良いのですね。
長さん
利根川の遊歩道でマルバルコウが繁殖していましたか。誰かが種を蒔いたものが増えたんですかね。ルコウソウが追いやられてしまったんですか?
アマは風雨に弱いのですか。それじゃ、あまり増えることはないですね。
長さん
サクラオグルマは牧野博士の命名ですが、当時はエダウチオグルマが発見されていなかったのか、それとも、牧野博士が知らなかったのですかね。
マルバアサガオとアメリカアサガオは別種だと思うのですが、マルバアメリカアサガオはアメリカアサガオの変種らしいですね。
マルバルコウ、ウォーキング範囲に数年前まであったのですが、こちらもいつの間にか無くなっていました。
アマの花は良い色ですよね。
モロヘイヤの花は一度だけ見たことがあります。ツナソの花はそれより小さい印象でした。
イッシー
黄花は見たことがありません。いろいろ魅力的な植物苑
なんですね!
eko
マルバアサガオ’ミルキーウェイ’は白地にピンクが入って可愛らしいです。
紅白のルコウソウも素敵です。マルバルコウやホシアサガオ、マメアサガオは散歩道に咲いていると思いますが、猛暑と台風の雨などで散歩もままならず、今年はまだ見ていません。
アマは綺麗な花ですね。
yoppy702
エダウチオグルマ…初めてです。やっぱ、オグルマと同じ顔をしてますね。
センノウって見た事が無いんです。フシグロセンノウは、六甲高山植物園で見た事がありますが、かなりちゃいますね。
マルバアサガオ達、可愛いいです。(^^)
‘ミルキーウェイ’、イイですね。
ルコウソウも可愛いいです。
ホシアサガオ、マメアサガオは見た事がありますが、見た時、これ何?って思ってしまいました。
こんなちっちゃいアサガオがあるんですもんね。(^^)
ヨルガオ!そんなんあるんですね!
アサガオ、ヒルガオ、ヨルガオ…
これだけでも、アサガオにびっくりです。(^^ゞ
アマ…綺麗や。
花は初めて見ました。
これが、亜麻色の由来になった花なんですね。
すーちん
センノウの赤は
目を引きますね
ルコウソウは
散歩道で見掛けますー^^
長さん
「くらしの植物苑」と言うだけに、日本人の暮らしになじみのある草花や花木、樹木が展示してあります。知名度は高くないですが、魅力的な植物苑ですよ。
長さん
サクラオグルマ、牧野博士の命名ですが、今は別名扱いになりました。
日陰だったので、センノウの色を再現するのは難しいです。
アマやツナソを除き、マルバアサガオをはじめ、後半のものは住宅街でも目にすることがありますね。
ルコウソウ、ピンクもあるのですが、今回は花が咲いていませんでした。
長さん
オグルマは先日、つくば植物園の花で紹介しましたが、エダウチオグルマは珍しいです。
センノウの仲間も色々ありますが、単にセンノウとうのは珍しい部類かも。
アサガオの仲間、サツマイモ属ですが、色々あるものですね。
昔、島谷ひとみの「亜麻色の髪の乙女」という歌が流行りましたが、あれはアマの花色じゃないですね。
長さん
センノウの花色、1枚目なんか実物の色が再現出来ていません。
ルコウソウを育てているお宅があったのですが、数年前から見かけません。ウォーキング範囲ではここだけだったんですよ。
なおさん
帰化植物のアサガオ類もいろいろありますよね。小ぶりの花ですが、どれも良い感じです。