今回は、熱帯雨林温室の前や、温室内で見た花を投稿しています。
チユウキンレン(地湧金蓮)
バショウ科ムセラ属の耐寒性多年草。別名:雲南地涌金蓮
原産は中国雲南省からインドシナ半島にかけて。 これは定植されたもの
花は大きな苞の間から見える小さなもの。8ヶ月くらい咲き続ける
以下の3品種は温室展示の定番だが、夏は温室前が圃場代わりになっている
ベニバナサンタンカ(紅花三丹花)
アカネ科サンタンカ属の常緑低木。インド原産。温室では通年開花
別名:イソクラ・コッキネア、アカバナサンタンカ、ベニデマリ
ベニマツリ(紅末莉)
アカネ科ベニマツリ属の常緑低木。キューバ、パナマ、南アフリカ原産
花径は1.5cmほど。花期は3~10月
アリアケカズラ(有明葛)
キョウチクトウ科アラマンダ属の常緑蔓性熱帯性低木。南米ギアナ原産
花径は5~10cmで、ヒメアリアケカズラ(同5cm)より大きい
花期は5~10月。黄色の他に、ピンクもある。
背後の階段は練った雨林温室の出口
続いて、熱帯雨林温室に入りました。2階東側の回廊で、北側にラン室がありましたが、今回はガラスの水垢が少なかったので、いくつか撮ってみました。完全に逆光なので、かなりレタッチしています。
デンドロビウム・スブクラウスム・スペキオスム
Den. subckausum var. speciosum マルク諸島、ニューギニアに分布
デンドロビウム・種名不詳
Den. sp.
デンドロビウム・ビロクラーレ
Den. biloculare ニューギニア島に分布 初見です
デンドロビウム・モンタヌム
Den. montanum ジャワ島に分布 初見です
ここからは回廊に展示してあったものです
デンドロビウム・ロセイオドルム
Den. roseiodorum ベトナムの標高1000~2000mの岩や枝に分する着生種
ほのかな香りだったが、開花時には強いバラの香りがするそうだ
フウラン(風蘭、富貴蘭) Vanda falcata
日本、韓国、中国に分布する着生種。日本では、絶滅危惧II類 (VU)
カトレア・ビカラー
C. bicolor ブラジル東海岸沿いに分布
次回も、温室で見た花などを投稿します。
(つづく)
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