今回は、前回に続き、屋外で見た花や実などの続きを投稿します。
ユウガギク(柚香菊)
キク科ヨメナ属の多年草。近畿以北に分布し、山地に生える
花期は7~10月。花径は2~3cm。この花にも雨のしずくがついていた
リョウブ(令法)の若い実
リョウブ科リョウブ属の落葉小高木。別名:ハタツモリ(畑積り、旗積り)
名の由来は、昔、飢饉に備え、若葉を食料にするため、令にて植えさせた
花期は7~9月。2018年8月にはまだ花が咲いていました(こちら)
ヤブラン(藪蘭)
クサスギカズラ科ヤブラン属の常緑多年草。花期は8~10月
やっと、咲き始めたところです
ヒトツバハギ(一つ葉萩)の実
コミカンソウ科ヒトツバハギ属の落葉低木、雌雄異株
が名の由来は、葉がハギに似て単葉だから。葉の長さは3~5cm
花期は6~8月だが、小さな実が出来ていた
雌株にはこんな花が咲く(つくば植物園のHPから)
ヤブミョウガ(薮茗荷)
ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草。関東地方以西の比較的暖かい地域に
分布。花期は8〜9月だが、もう黒い実が出来ている株もあった
ヒオウギ(檜扇)
アヤメ科アヤメ属の多年草。別名:カラスオウギ(烏扇)。花期は7~9月。
咲いていたのはこれ一輪(花弁が2枚脱落?)。黒い種は「ぬばたま」で有名
ハマナス(浜茄子、浜梨)の実
バラ科バラ属の落葉低木。東アジアの温帯から冷帯にかけて分布。花期は6~7月。日本では北海道に多く、南は茨城県、島根県まで。主に海岸の砂地に自生
シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
湿地帯や田などに生息する中型のトンボ。日本全土のほか、ロシア(極東)、
中国、韓国、台湾などに分布。日本では最もよく親しまれているトンボの一つ
ナミキソウ(波来草)
シソ科タツナミソウ属の多年草。日本、朝鮮、中国(東北部)などに分布
名の由来は、海岸の波打ちぎわに近い砂浜に生育することから
花期は6~9月。花の長さは2cm程度。S字状に曲がっているのが面白い
ハマゴウ(浜栲、浜香、蔓荊)
シソ科ハマゴウ属の常緑小低木。日本では本州~琉球に分布
琉球の代表的な海岸植物で、砂浜に這うように生育する
花期は7~9月。花冠の長さは12~16mm
次回も、つくば植物園の屋外で見た花や実などを投稿します。
(つづく)
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