井頭公園の高山植物館にて_2024年7月(12) シャスターデージー、オオバナノコギリソウ、クナウティア・アルベンシス、ゲラニウム、イトシャジン、メコノプシス、シナワスレナグサ & 街の花や実(シモツケ、サンゴジュ)

 7月6日、栃木県井頭公園(いがしらこうえん)の「花ちょう遊館」に行ってきました。1年ぶり、7回目です。目的は「高山植物館」で高山植物の色々を撮影するためで、今回はその報告の12回目です。今回も海外産の植物が殆どです。

シャスターデージー
キク科フランスギク属の多年草。フランスギクに日本のハマギクを
交配して作出した園芸品種。花期は5~9月
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シャスターデージー ‘スノードリフト’
糸状の花弁の花が色々に咲き乱れる様から、別名:クレイジーデージー
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オオバナノコギリソウ(大花鋸草)
キク科ノコギリソウ属の多年草。ヨーロッパ原産。花径は1.5cm程度。花期は6~9月中旬。エゾノコギリソウはこれの変種。7月3日に投稿したアキレア・プタルミカはこれの八重咲き園芸種(こちら
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後ピンだった。かなり疲れてきていたのかな
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クナウティア・アルベンシス  初見です
スイカズラ科クナウティア属の多年草。原産は北アメリカ。花期は5~7月。マツムシソウの近縁種。別名:ブルーライラック、フィールド・スカビオス(西洋マツムシソウとしているサイトもあった)
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ゲラニウム・エンドレッシー
フウロソウ科フウロソウ属の耐寒性半常緑多年草。スペインのピレネー山地に自生。花期は6~8月
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カンパニュラ・ロツンディフォリア(多分)
キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。基本種は青紫の花で、その白花種
アルプス、ピレネー、アペニン、ノルウェー、イギリス、東アジア北部、
北米などに分布。和名はイトシャジン(糸沙参)
花期は6~9月(日本では5~6月)。花径は2cmほど
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メコノプシス・ホリドゥラ
ケシ科メコノプシス属の多年草(一年草)、メコノプシスは「青いケシ」として知られる。ヒマラヤのネパール西部~ブータン、チベット、中国青海省の高山帯に分布。ブータンの国花・。これまでに見たメコノプシス・ホリドゥラより青が薄く、花弁の付け根が赤い。花弁も細い
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受付で聞いたら、青いケシは3日前まで咲いていたとのこと。残念

シノグロッサム・アマビレ
ムラサキ科オオルリソウ属の耐寒性多年草。原産は中国西南部~チベット
花期は5~6月。和名はシナワスレナグサ(支那勿忘草)。別名:細葉瑠璃草
ワスレナグサに良く似ているが、違いは花央部が黄色くないことなど
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 2024年7月8日撮影。

 今回は8種類、投稿済と併せて、累計91種類を紹介しました。
(つづく)

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 ここからは、眼科に通院した帰り道で撮った街の花や実です。

シモツケ(下野)
バラ科シモツケ属の落葉低木。原産は日本~東アジア
花期は6~8月。別名:キシモツケ(木下野)。この木は開花が遅い
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サンゴジュ(珊瑚樹)の実
レンプクソウ科ガマズミ属の常緑高木。名の由来は、秋に果実が赤く熟す様子をサンゴに例えたもの。8月には赤く熟すが、鳥たちがすぐやってくる
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一番赤に近い実
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 2024年7月17日撮影。

 旅行中につき、コメント欄を閉じています。宿からお伺いしますが、コメントはご容赦願います。

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