井頭公園の高山植物館にて_2024年7月(10) タリクトラム、アスチルベ、カラチダケサシ、ベロニカストラム、ナチアワモリショウマ、セイヨウナツユキソウ、ハルシャギクなど & 街の花(リュウキュウアサガオ、ケイトウ)

 7月6日、栃木県井頭公園(いがしらこうえん)の「花ちょう遊館」に行ってきました。1年ぶり、7回目です。目的は「高山植物館」で高山植物の色々を撮影するためで、今回はその報告の10回目です。今回は海外産の植物が殆どです。

タリクトラム・デラバイ
キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草。チベット東部~中国西部に分布
花期は初夏。流通名:オオシキンカラマツ(大紫錦唐松)、ウンナンカラマツソウ(雲南唐松草)。日本のシキンカラマツ(紫錦唐松)にそっくり
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アスチルベ・アレンジー
ユキノシタ科アスチルベ属の多年草。20世紀初頭にシネンシス種やジャポニカ種、ツンベルギー種等が複数交配されて生まれた園芸種。花期は6~9月
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カラチダケサシ(唐乳茸刺)
ユキノシタ科チダケザシ属の多年草。シベリア、中国、朝鮮半島に分布
別名:アスチルベ・キネンシス。 アスチルベの交配親。花期は5~9月
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ベロニカストラム・バージニカム ‘ダイアナ’
ゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草。原産は米国オンタリオ州~テキサス州
花期は6~8月。草丈は100cm以上。写真は園芸種です
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ナチアワモリショウマ(那智泡盛升麻)  初見です
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草。和歌山県に分布。通常のアワモリショウマよりも小型な山野草で、葉が深緑でツヤと厚みがあるのが特徴。
名札が無かったが、多分合っているでしょう
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セイヨウナツユキソウ(西洋夏雪草)
バラ科シモツケソウ属の多年草。原産地はヨーロッパや西アジア
英名メドウスィート。花からアスピリンが抽出されて、有名になった
花にはアーモンドのような甘い香りがあり、ハーブとして利用される
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不明
名札が見当らない。マメ科レンリソウ属の多年草、ラシリスの仲間に似ているように見えるが、葉も枝振りも似ていない
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ハルシャギク(波斯菊)
キク科キンケイギク属の一年草。北アメリカ原産。日本には、明治時代初頭に来たとされる帰化植物。全国的に広く逸出、野生化している。ハルシャはペルシャのこと。別名はジャノメソウ(蛇目草)。
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 2024年7月8日撮影。

 今回は8種類、投稿済と併せて、累計75種類を紹介しました。
(つづく)

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 ここからは、近所で撮った街の花です。

リュウキュウアサガオ(琉球朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属の多年草。原産は熱帯アメリカ。花期は6~11月と長い。早朝は、濃い青色だが、午後にかけて紫色に変化する性質を持っている
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ケイトウ(鶏頭)
久留米ゲイトウの、やや銅葉のタイプ
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 2024年7月17日撮影。

 明日、早朝より旅行に出かけますので、コメント欄を閉じています。