今回は、温室4で見た花の続きと、温室3,温室2で見た花などを投稿します。温室3ではシンボルツリー、温室2では世界の熱帯植物が展示されています。
トカラアジサイ(吐噶喇紫陽花)
アジサイ科アジサイ属の常緑低木。吐噶喇列島、奄美諸島(徳之島・沖永良部島)、中国、フィリピンに分布。沖縄県では絶滅寸前。環境省の絶滅危惧IB類(EN)。ガクウツギ、コガクウツギ等も近縁といわれる。別名:カラコンテリギ、トカラコンテリギ、トカラウツギなど。前週のつくば植物園では終盤だったが、ここでは両性花がまだ綺麗に咲いていた


温室3の様子(エントランスホールを兼ねている)

トリキリア・ヒルタ
センダン科トリキリア属の半落葉低木。メキシコ、熱帯アメリカに分布。日本では珍しいようだ。トリキリア属は世界で108種が確認されている

花のアップは失敗したので、こちらを参照して下さい

パピルス
カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草。原産は北アフリカ、中部アフリカ
和名はカミガヤツリ(紙蚊帳吊)。今までに見たものより、茎が長い


こんな花が咲きます
オオシマコバンノキ(大島小判木)
コミカンソウ科オオシマコバンノキ属の常緑低木。奄美大島以南の日本や東南アジアに分布。葉の長さは3cm程度。花は雌雄異花で、1mm程度と、目立たない(今回も見る事は出来なかった)。実の大きさは5mm程度。別名:タカサゴコバンノキ(高砂小判木)


この植物の種子を食べるオオシマコバンノキハナホソガという1種の蛾によってのみ花粉が運ばれるので、この共生を温室内で再現している。この蛾の幼虫は実の中の種を食べて成長する。アジサイ科アジサイ属の常緑低木。吐噶喇列島、奄美諸島(徳之島・沖永良部島)、中国、フィリピンに分布。沖縄県では絶滅寸前。環境省の絶滅危惧IB類(EN)。ガクウツギ、コガクウツギ等も近縁といわれる。別名:カラコンテリギ、トカラコンテリギ、トカラウツギなど。前週のつくば植物園では終盤だったが、ここでは両性花がまだ綺麗に咲いていた
温室3の様子(エントランスホールを兼ねている)
トリキリア・ヒルタ
センダン科トリキリア属の半落葉低木。メキシコ、熱帯アメリカに分布。日本では珍しいようだ。トリキリア属は世界で108種が確認されている
花のアップは失敗したので、こちらを参照して下さい
パピルス
カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草。原産は北アフリカ、中部アフリカ
和名はカミガヤツリ(紙蚊帳吊)。今までに見たものより、茎が長い
こんな花が咲きます
オオシマコバンノキ(大島小判木)
コミカンソウ科オオシマコバンノキ属の常緑低木。奄美大島以南の日本や東南アジアに分布。葉の長さは3cm程度。花は雌雄異花で、1mm程度と、目立たない(今回も見る事は出来なかった)。実の大きさは5mm程度。別名:タカサゴコバンノキ(高砂小判木)
続いて、温室2に入りました。ここには世界の熱帯植物が展示されています。
温室2の展示の様子

ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。原産はインド~マレー
温室展示の定番。いい加減に撮ったら、やはり後ピンだった

ゲンペイクサギ(源平臭木)
シソ科クサギ属の蔓性低木。原産は西アフリカ。花期は6~9月
赤い花と白い萼を源氏の白旗、平家の赤旗になぞらえた
別名:ゲンペイカズラ。 これも温室展示の天板ですね


以上、2024年6月22日撮影。ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。原産はインド~マレー
温室展示の定番。いい加減に撮ったら、やはり後ピンだった
ゲンペイクサギ(源平臭木)
シソ科クサギ属の蔓性低木。原産は西アフリカ。花期は6~9月
赤い花と白い萼を源氏の白旗、平家の赤旗になぞらえた
別名:ゲンペイカズラ。 これも温室展示の天板ですね
次回は、温室2で見た花などの続きを投稿します。
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ここからは、7月3日に撮った街の花や実です。
クリナム・パウエリー
ヒガンバナ科ハマオモト属の常緑多年草(球根)。クリナム・ムーレイとアフリカハマユウの交配種。花径8cm。花期は6~7月
サルスベリ(百日紅)
ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木。中国南部原産。日本へは江戸時代以前に渡来したと言われている。花期は7~10月と長い。別名:ヒャクジツコウ
この記事へのコメント
夕菅
まだ売ってるかしらと念の為Googleで見たら 高い!
見直したら 人工観葉植物でした。時代の変化を痛感!
本物は予想通りの値段でした。
クリナムは愛知で植えていましたが虫が付いて枯れました。
これは道端で良く育っていますね。育ち過ぎて葉が道路にはみ出すから切ってあります。花への思い入れを感じました。
長さん
ご実家でパピルスを育てましたか。ちょっと珍しい?最近は大きくならないパピルスの園芸種が売られているらしいですね。
クリナムに虫が付くのですか?ここは側溝と塀の基礎の間に苗を植えたのかもしれません。通学路だから、長い葉を切り詰めているのでしょう。
eko
クリナム・パウエリーやサルスベリも咲きだしていますね。
毎日猛暑が続きます。ご自愛くださいね。
river
ベニヒモノキとゲンペイクサギは温室の定番ですね。
我が家にはサルスベリが10本ほどあります。赤、白、ピンク、紫、紅に白覆輪などの花が咲きます。現在3本が咲いています。
イッシー
暑い暑い環境になって来つつありますね。
都知事選ももっと熱を帯びるようになればいいのに
茶番ばかりです。
サルスベリが奇麗に咲く季節になりましたね。
長さん
トカラアジサイ、両性花が良い状態で撮れました。
パピルス、ご覧になったばかりでしたか。
定番のベニヒモノキやゲンペイクサギがあると、何か安心するというか(笑)。
今年になって、サルスベリの花を初めて見ましたよ。
毎日暑いですね。昨日は夕立が降りましたが、今日、我が家の辺りは36℃を記録しましたよ。
長さん
やはり、トカラアジサイにとっては群馬の冬は厳しかったですか。「トカラの空」先日、見せていただきましたね。
今回、温室の定番で花があったのはベニヒモノキとゲンペイクサギだけでした。
サルスベリだけで10本ですか。我が町内ではサルスベリが殆どないので、今年はこの赤が初めてでしたよ。
長さん
撮影日も暑かったですから、温室の入口や窓は全開でした。夏は温室なしでも良いほどですが、熱帯の植物たちにとって、日本の冬は、温室無しではやはり厳しいでしょうね。
都知事選、現職はやはり強かったですね。
サルスベリ、他の色の花も探さなくては。
ミキ
どんどん夏がやってきています。
気温が高いのでそう言う事なのでしょうか。
小石川植物園は広いのですね。
温室も立派なようで幾部屋もあるのですね。
色々な花を見せて貰っています。
クリナム・パウエリーの花の色がとてもきれいです。(^^♪
yoppy702
トリキリア・ヒルタも見た事ないです。
センダン科といっても、センダンの花とは、かなり違うんですね。
パピルスって、あの、紙のパピルスですよね?
学校の世界史でも登場した、エジプト文明のパピルス紙。
こんな植物なんや。
花は地味というか…カヤツリグサの仲間って感じですね。
でも、古代の香がしそうや。(^^ゞ
クリナム・パウエリー、綺麗な花ですね。
サルスベリが、もう、こんなに開花してるんですね。
もこ
オオシマコバンノキハナホソガは
オオシマコバンノキの種を食べるのですか
種を食べて育つとは珍しいですね。
そろそろ百日紅が咲きだしましたね
空地に植えた百日紅
昨日見たら蕾が沢山ついて居ました。
なおさん
サルスベリも街なかで咲き出して来ていますね。
長さん
真っ赤なサルスベリ、沢山咲いていましたよ。梅雨明けはまだですが、連日気温が上がっていますからね
小石川植物園、意外に広いですよ。この日、我が家からの往復も含め、14,000歩を越えました。
流石に東大の植物園だけに、収集してある品種が多かったです。この他にも日光植物園もありますからね。
クリナム・パウエリー、午前中なので、まだ花に勢いがありました。
長さん
温室の植物は鉢を頻繁に入れ替えているようで、初めて見る植物が多かったです。
センダン科は世界に46属700種あまりが分布しているので、かなりバラエティに富んでいるようです。
パピルスの写真は長い茎の先に細長い葉が広がった様子です、リンクした花もご覧頂けましたか。
クリナム・パウエリーの花、午後には萎れてしまうのです。
サルスベリ、開花が早いですね。
長さん
パピルス、今まで見た中で、これが一番茎が伸びていました。
>オオシマコバンノキハナホソガは
>オオシマコバンノキの種を食べるのですか
>種を食べて育つとは珍しいですね。
珍しい寄生の方法ですよね。ホソガの仲間にはいくつか例があるようです。
>空地に植えた百日紅、昨日見たら蕾が沢山ついて居ました。
今年は暑いので、サルスベリも開花が早いようです。
長さん
時期的なせいかもしれませんが、過去に訪れたときは、温室の定番が咲いていないことがありましたよ。
サルスベリ、今年は開花が早いようですね。