今回は、植物園の屋外(本園の池の北側)で見た花などの続きを投稿します。
チョウジソウ(丁字草)
キョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草。日本では北海道~宮崎に分布
名の由来は、横から見ると「丁」に字に似るから。全草にアルカロイドを含む
コマユミ(小檀)の若い実
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。北海道〜九州に分布
花はこちら。そして、実が熟すとこうなる(こちら)
キョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草。日本では北海道~宮崎に分布
名の由来は、横から見ると「丁」に字に似るから。全草にアルカロイドを含む
コマユミ(小檀)の若い実
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。北海道〜九州に分布
花はこちら。そして、実が熟すとこうなる(こちら)
ウグイスの鳴き声(谷渡り?)
植物園の奥の方からW8区(山地草原低地性・高地性区画)まで戻ってくると、あちこちからウグイスの鳴き声が聞こえてきました。姿は見えませんが、スマホで動画撮影してみました。YouTubeの動画でお聞き下さい(32秒)
ご覧になれない場合はこちら
中央広場まで戻ってきました
ムラサキセンダイハギ(紫先代萩)
マメ科ムラサキセンダイハギ属の耐寒性宿根草、北アメリカ原産
別名:ワイルドインディゴ、バプティシア。白花もある
黄色い花が咲くセンダイハギとは属が異なる
クロバナロウバイ(黒花蝋梅)
ロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木。原産は北アメリカ南東部
コガクウツギ(小額空木、小萼空木)
アジサイ科アジサイ属の落葉低木。本州の東海地方以西、四国、九州に分布
日本固有種。名の由来はガクウツギよりも花が小さいことによる
花弁に見えるのは装飾花の萼(径は3~ 5cm)。長野県絶滅危惧IA類(CR)
チリアヤメ(ハーベルチア)
アヤメ科ヘルベルティア属の多年草(球根)。原産は南アメリカ(チリ、アルゼンチンなど)。一日花。花径は3~4cm。日本で流通しているのは、‘ラフエ’ が一般的。良く増えるそうだ
シャクヤク(芍薬) 園芸品種
ボタン科ボタン属の多年草(ボタンは落葉低木)。アジア大陸北東部原産
‘エンジェルチークス’
‘モンシェリージュレスエリー’
マグワ(真桑)
クワ科クワ属の落葉低木。中国原産で、養蚕用のため広く栽培された
キスツス・キプリウス
ハンニチバナ科ゴジアオイ属の常緑小低木。原産は南欧~北アフリカ
同属の中では最も樹高が高くなる(~4m)。一日花で、花径は8cm位
和名はゴジアオイ(午時葵)
2024年5月19日撮影。植物園の奥の方からW8区(山地草原低地性・高地性区画)まで戻ってくると、あちこちからウグイスの鳴き声が聞こえてきました。姿は見えませんが、スマホで動画撮影してみました。YouTubeの動画でお聞き下さい(32秒)
ご覧になれない場合はこちら
中央広場まで戻ってきました
ムラサキセンダイハギ(紫先代萩)
マメ科ムラサキセンダイハギ属の耐寒性宿根草、北アメリカ原産
別名:ワイルドインディゴ、バプティシア。白花もある
黄色い花が咲くセンダイハギとは属が異なる
クロバナロウバイ(黒花蝋梅)
ロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木。原産は北アメリカ南東部
コガクウツギ(小額空木、小萼空木)
アジサイ科アジサイ属の落葉低木。本州の東海地方以西、四国、九州に分布
日本固有種。名の由来はガクウツギよりも花が小さいことによる
花弁に見えるのは装飾花の萼(径は3~ 5cm)。長野県絶滅危惧IA類(CR)
チリアヤメ(ハーベルチア)
アヤメ科ヘルベルティア属の多年草(球根)。原産は南アメリカ(チリ、アルゼンチンなど)。一日花。花径は3~4cm。日本で流通しているのは、‘ラフエ’ が一般的。良く増えるそうだ
シャクヤク(芍薬) 園芸品種
ボタン科ボタン属の多年草(ボタンは落葉低木)。アジア大陸北東部原産
‘エンジェルチークス’
‘モンシェリージュレスエリー’
マグワ(真桑)
クワ科クワ属の落葉低木。中国原産で、養蚕用のため広く栽培された
キスツス・キプリウス
ハンニチバナ科ゴジアオイ属の常緑小低木。原産は南欧~北アフリカ
同属の中では最も樹高が高くなる(~4m)。一日花で、花径は8cm位
和名はゴジアオイ(午時葵)
(つくば植物園シリーズ終了)
この記事へのコメント
イッシー
食べたことはないんですが美味しいって聞いたことがあります。
我が家の方は鶯も多いですが、綺麗な声で鳴いているのは
ガビチョウが真似して鳴いていることもあります。
夕菅
クリンソウの実がたくさんできていたのですね。
花だけ見てあとは見逃していたことに気付きました。
ヒョウタンボクの実、美しいですね。
但しこれは猛毒のようですから庭に植えるときは要注意です。
キスツス・キプリウス、初めて見たときあまりの可愛さに感動しました。
(↑ブログ欄にお手つきをしてごめんなさい。)
夕菅
お詫び申し上げます。
eko
ウグイスは声はよく聞きますが、姿を見たのは一度だけ、地味な羽色のなので、木々の葉に隠れてしまいます。
クロバナロウバイが素敵です。初春に咲く黄色のロウバイとは趣が全然違いますね。
ゴジアオイが綺麗です。花びらの赤い点が可愛いですね。条件が揃えば発火作用があるとか、ちょっと怖いですね。
river
コガクウツギは家には伊予小紋、伊予大輪、移り紅、斑入りコガクウツギがあります。瀬戸の月、白楽天、花笠、満月は枯れてしまいました。ガクウツギは寒さに弱くオキコンテリギ、台湾コンテリギ、トカラアジサイ、ヤエヤマアジサイが枯れてしまいました。
なおさん
ウグイスは武蔵丘陵森林公園でも良く鳴いています。小国でもよく聞きましたし、夜にはヨタカやホトトギス、朝にはアカショウビン、カッコウ、ツツドリなど聞こえました。
クワの実はどどめなどとも呼ばれますね。こどもの頃、小学校の帰りに桑畑で実を食べたことがあります。服に汁がつくと落ちにくいので怒られますね。クワの実のジャムも美味しいものです。
長さん
クワの実はヤマグワとマグワがあり、マグワの方が実が長いです。花の田舎で小学生の夏休みに食べたのはヤマグワで、甘かったです。マグワの方は食べたことが無いですが、ヤマグワのほうが甘いとか。
ガビチョウがウグイスの鳴き声を真似するんですか。知らなんだ。
長さん
本当は花をじっくり見るのが良いのですが、名札と花を先に撮って、上手く写っていれば次に廻るようにしています。そうしないと、多くの種類を撮ることが出来ないんですよ。
クリンソウの実も、帰宅後写真を見て気付きましたよ。
ヒョウタンボクの実は熟したばかりのようですね。有毒の注意書きがありましたよ。
キスツス・キプリウス、花弁の付け根の赤がポイントですね。
>あらあら、6月1日の記事と2日の記事のコメントが混じってしまいました。
多分そうだと思いましたよ。
長さん
コマユミは翼果が膨らむのですね。熟した実はいかにもニシキギ科ですよね。
ウグイスは人の姿が見えないところで鳴くのだそうです。ご覧になれたのはラッキーでしたね。
クロバナロウバイの花色は赤黒いですね。この隣に、黄緑色鵜花が咲く同属のニオイロウバイも植えてあるのですが、花は既に終っていました。
ゴジアオイの茎には揮発成分があって、自然発火するそうですね。種は火に強いので、他の草は焼けても、ゴジアオイだけは生き残るという戦略らしいです。
長さん
ウグイスの鳴き声は何度か聞いたことがありますが、今回はそれまでの鳴き声とは違っていたので、録音してみました。
コガクウツギにも色々園芸種があるのですね。ガクウツギは寒さに弱いですか。それは残念でエスね。
長さん
私がチョウジソウを見たのは目黒の自然教育園が最初です。私のWebネームに似ているので、好きな花の一つです。自然公園でも敷地のあちこちに増え広がっていますよ。
チョウジソウは絶滅危惧種なので、園芸用にはヤナギバチョウジソウの方が多く出回っているどうですね。
ウグイスの鳴き声、街中では聴けないので、今回は美しい無き後上だったので録音してみることにしました。
クワの実は私も小学生の夏休みに、母の実家付近で食べた記憶がありますよ。甘かったのでヤマグワの実だったようです。
yoppy702
有毒植物って、結構、ありますね。(^^ゞ
ウグイスの鳴き声…癒されます。
この時季は、やっぱ、イイですね。(^^)
コガクウツギ、花盛りですね。
コガクウツギの萼片の形は、波打ち弁のような姿なんですね。
これ、イイですね。
チリアヤメ、好きな花です。
あんまし、生で見た事ないんですが。(^^ゞ
すーちん
毎日買い物で通る場所
ウグイスが鳴いてますー
同じウグイスでしょうか-^^
良い声ですがーこれから段々
下手になりますね^^
長さん
有毒植物はどこにでもありますね。植物園だから花や葉を食べる人はいないでしょうが、見るだけにしておきましょう。
ウグイスの鳴き声、これは1羽だけのようですが、他の場所でも聞けましたよ。
コガクウツギの白い萼片は、ガクウツギと違って、先端に切れ込みが入るのが可愛いです。
チリアヤメの花は花弁の付け根の模様が特徴的で、いかにもアヤメ科らしい花です。
長さん
毎日鴬の声が聞こえるなんて、良い環境に住いですね。へー、日が経つと鳴き方が下手になるのですか。相手を見つけたら美しく鳴く必要が無くなるのかな。