今回も、クレマチス園で見た花のうち、これまで紹介した区分以外のクレマチス、即ち、日本の名花を除く、20世紀に作出された品種を投稿します。
なお、クレマチスは、キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)の常緑ないしは落葉性蔓性多年草(又は、半低木)です。
‘八橋’(やつはし)
パテンス系、12~15cm、咲く時期により花色が変化する
‘踊場’(おどりば)
ヴィオルナ系、4cm、1990年・ 小沢一薫氏作出
‘青トンボ’
ビチセラ系、5~10cm、花弁がトンボの羽のように咲く
‘寿’(ひさ)
ラヌギノーサ系、15~18cm
‘晴山’(はるやま)
パテンス系、12~15cm、及川フラグリーン作出
‘大和’(やまと)
パテンス系、12~16cm、古来の品種(昭和29年作出)
‘ブルー・ライト’
パテンス系、11~15cm、風変わりな花芯、Mrs.Cholmondeleyの突然変異
‘カクパ’
ラヌギノーサ系、15~20cmの巨大輪
‘ミセス・チョムリー’(ミセス・チムリー)
ラヌギノーサ系、12~18cm
‘アイ ノール’
パテンス系、12~15cm、ウクライナのM.A.Beskaravainaya氏の作出
‘ピール’
ジャックマニー系、6~12cm
‘ラプソディー’
ジャックマニー系、8~12cm
‘マーモリ’
ジャックマニー系、8~12cm
‘エリオステモン’
インテグリフォリア系、4~6cm
‘ベティー・コーニング’
ビチセラ系、4~6cm
‘パミアット・セルツァ’(パミャーティ・セルツァ)
インテグリフォリア系、2~11cm、ウクライナのM.A.Beskaravainaya氏の作出
‘パンボーン・ピンク’
インテグリフォリア系、4~5cm、1989年・英国・Bill Baker氏の作出
まだまだご紹介したいのですが、この辺でクレマチスの投稿は終了とし、次回は、屋外で見た花などの続きを紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
すーちん
手術無事に終えられ良かったですー
年と共に如何しても
視野が狭くなってきますねー
クレマチスも
種類おおいですねー
紫系が多い気がしますー
長さん
手術で以前の視野が戻ってきたので、よく見えるようになりました。これで、視力も良くなると良いのですが、そうは行かないようです・
クレマチス、今回は紫色の花が多かったですね。
river
私のところでは数種類10鉢ほどになりましたが以前は倍以上ありました。鉢栽培は意外に面倒です。
今はロマンチカ、プリンセスダイアナ、モンゴリアンベルズなどが咲いています。
nobara
我が家は〝白万重″が仲間入りしました。
冬咲きクレマチス(アンスンエンシス)は勢いがいいですが、
〝ビエネッタ″は風前のともしび?状態です。
やはり広いお庭でないと厳しいですね。
案外、強い花だと思うのですがね~~
紫色が揃い踏みでしたね。
信徳
色々有って好きな人は堪らないでしょう。以前はクレマチスも庭を飾っていましたが今は好みが薄れたようで一品種だけが庭の隅っこで咲いています。
eko
わが家は一種類だけ‘ブルー・ライト’のような風変わりな花芯の花です。もう終わってしまいました。
イッシー
長さん
クレマチスはつるが伸びるので、鉢植えだと大変ですね。
つくば植物園は殆どが地植えですが、絶えてしまったものも散見されます。
長さん
‘白万重’をお買いになりましたか。万重咲きで多花性だし、色の変化も楽しめるし、良いですよね。
‘ビエネッタ’はテッセンの花をこんもりさせたような花ですよね。それが風前の灯火ですか。鉢植えだと厳しそうですね。
長さん
クレマチスの園芸種はバラには及びませんが、かなりの品種があるそうです。
同じ品種を毎年咲かせていると、飽きが来てしまうのでしょうか。
なおさん
長さん
クレマチス、今年の1月に冬咲きのクレマチスを2種類投稿されていましたよね。それ以外に、ブルー・ライトに似た品種をお持ちなのですか?
長さん
クレマチスは上向きに咲く品種が多いですが、俯き咲きも良いですよね。
ベル型の小さな花の品種もあって、29日の記事で投稿しました。
長さん
嵌まりもののランやバラと比べると、クレマチスはあまり世話無しでも咲いてくれるから、人気が高いですよね。
yoppy702
つくば植物園のレポやから、以前にも、このMAPを見てたかもしれないんですが…(^^ゞ
ここのクレマチス園も、さすがに素晴らしいですね。
「八橋」って、咲く時期により花色が変化するんですね。
楽しみなクレマチスですね。
「青トンボ」を見た時、開花が進み過ぎ?と思ったら、こういう咲き方なんですね。
ビックリです。
「ブルー・ライト」!
これは、実に面白い!(^^)
長さん
クレマチスは原種を除いて8種類の系統に分けられるようですが、それらの系統に含まれないものもあるそうです。
一般的に、「クレマチスは、肥料・日当り・温度などにより花色がかなり変化します。適肥・日当り・気温15~20度の条件下では鮮明な花色が出ます」とされています。八橋の開花期は5月上旬だそうですが、赤に濃淡が出たり、濃い赤の場合は花弁中央の白い部分まで赤みを帯びるようです。
ブルー・ライトはしべの本数が多く、それが花弁化したもので、万重咲きとも呼ばれます。
ミキ
遅ればせながら、おめでとうございます。
私も1月に片目ずつ白内障の手術をしましたので、
視力の不自由さはよくわかります。
視野が広がり嬉しいだろうなぁと思っています。
クレマチス、いろいろな種類があり楽しんで
見せて貰いました。
実は今日遠出をしてクレマチスを観に行ってきました。
次回見ていただきます。(^^♪
長さん
眼瞼下垂の手術は両目で1.5時間ほどでしたが、まぶたにテープを貼られ、翌日からは1日三回化膿止めを塗る煩わしさがありました。今は、視野も広がり快適です。白内障手術をされましたか。今まで白と思っていたのは黄土色だったと気付かされたでしょうね。私も右眼は1年半前に手術し、この9月に左眼の予定です。
クレマチスをご覧になりましたか。記事を期待しています。