今回から温室で見た花などを投稿します。前記事の最期にトビカズラの変わった花を投稿しましたが、その鉢が入口に置いてあった熱帯資源植物温室からです。
熱帯資源植物温室の入口
↑ ガラス戸に、カメラを覗く私の姿が映り込んでいました)
バニラ・ボルニエンシス
ラン科バニラ属の蔓性植物。原産は、タイのアッサム州からボルネオ島のマレーシア半島(ジョホール州)まで。花径は7cm弱。リップのピンクと白い毛が目立つ。花の寿命は約8時間だそうで、出会えたらラッキー
こちらは黒くなった果皮。仄かに芳香がある
これまで、この色の花をバニラ・プラニフォリア(原産はメキシコ、中央アメリカ)と紹介してきましたが、正確には表記のもと判明しました(今年から、名札が変更になっていた)。プラニフォリアの花は淡い黄緑色の花を咲かせるそうです。↑ ガラス戸に、カメラを覗く私の姿が映り込んでいました)
バニラ・ボルニエンシス
ラン科バニラ属の蔓性植物。原産は、タイのアッサム州からボルネオ島のマレーシア半島(ジョホール州)まで。花径は7cm弱。リップのピンクと白い毛が目立つ。花の寿命は約8時間だそうで、出会えたらラッキー
こちらは黒くなった果皮。仄かに芳香がある
オドントネマ・カリスタキウム
キツネノマゴ科ツツサンゴバナ属の常緑半低木。メキシコ、中央アメリカ原産
英名はパープルファイヤースパイク(紫の炎の穂状花序の意)
ハメリア・パテンス
アカネ科ハメリア属の常緑低木。アメリカのフロリダ州から西インド諸島、
中央アメリカ、パラグアイからボリビアに分布。花後の液果は飲料になる
筒花で、これ以上開かない(残念ながら、後ピンだった)
シダ・ファラクス(シダ・メイエニアナ)
アオイ科シダ属(キンゴジカ属)常緑小低木。ハワイ諸島原産(オアフ島の島花)。別名:イリマ。花径は2.5~3cm。これの園芸品種はもっと花が大きく、ハワイではレイに使われているそうだ
ブリランタイシア・ラミウム 初見です
キツネノマゴ科ラミウム属の非耐寒性常緑多年草。アフリカ中西部原産
花の長さは2~3cmで、周年周年開花(最盛期は夏)
別名:トロピカルジャイアントサルビア
コスタス・スピラリス
ショウガ科コスタス属の多年草。原産はコスタリカとパナマ
別名:オレンジチューリップジンジャー。根茎は食用とならない
ストロマンテ・サンギネア
クズウコン科ストロマンテ属の多年草。原産は南アメリカの熱帯地方
和名:ウラベニショウ。赤い苞の先端に白い花が見える
ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。原産はインド~マレー
レンブ(蓮霧)の実
フトモモ科フトモモ属の常緑小高木。原産はインド、東南アジア。別名:ジャワフトモモ。白い実の品種もある。リンゴと梨を合わせたような味わいで、やや酸味があるとのこと(生食のみ)。 こんな花(こちら)が咲く
セイロンマツリ(セイロン末莉)
イソマツ科ルリマツリ属の半つる性低木。セイロン原産
萼の部分に腺毛が生えているのが面白い。花弁が細いタイプもある
2024年5月15日撮影。キツネノマゴ科ツツサンゴバナ属の常緑半低木。メキシコ、中央アメリカ原産
英名はパープルファイヤースパイク(紫の炎の穂状花序の意)
ハメリア・パテンス
アカネ科ハメリア属の常緑低木。アメリカのフロリダ州から西インド諸島、
中央アメリカ、パラグアイからボリビアに分布。花後の液果は飲料になる
筒花で、これ以上開かない(残念ながら、後ピンだった)
シダ・ファラクス(シダ・メイエニアナ)
アオイ科シダ属(キンゴジカ属)常緑小低木。ハワイ諸島原産(オアフ島の島花)。別名:イリマ。花径は2.5~3cm。これの園芸品種はもっと花が大きく、ハワイではレイに使われているそうだ
ブリランタイシア・ラミウム 初見です
キツネノマゴ科ラミウム属の非耐寒性常緑多年草。アフリカ中西部原産
花の長さは2~3cmで、周年周年開花(最盛期は夏)
別名:トロピカルジャイアントサルビア
コスタス・スピラリス
ショウガ科コスタス属の多年草。原産はコスタリカとパナマ
別名:オレンジチューリップジンジャー。根茎は食用とならない
ストロマンテ・サンギネア
クズウコン科ストロマンテ属の多年草。原産は南アメリカの熱帯地方
和名:ウラベニショウ。赤い苞の先端に白い花が見える
ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。原産はインド~マレー
レンブ(蓮霧)の実
フトモモ科フトモモ属の常緑小高木。原産はインド、東南アジア。別名:ジャワフトモモ。白い実の品種もある。リンゴと梨を合わせたような味わいで、やや酸味があるとのこと(生食のみ)。 こんな花(こちら)が咲く
セイロンマツリ(セイロン末莉)
イソマツ科ルリマツリ属の半つる性低木。セイロン原産
萼の部分に腺毛が生えているのが面白い。花弁が細いタイプもある
次回は熱帯資源植物温室の北側にある熱帯雨林温室に入ります。
(つづく)
この記事へのコメント
river
ベニヒモノキは温室の定番でどこの温室でも見かけます。
信徳
生食用のレンブは台湾で良く見たり食べました。台湾東南部の
台東が主産地で品種改良で大きくて酸っぱさよりも瑞々しくて甘い「黒真珠」と言う品種が当時は出てきて人気でした。今はまた新しいものが出ているでしょう。何しろ果樹の品種改良技術には凄いものが有ります。
yasuhiko
それは凄い。いいなぁ。豆の鞘は見た事
あるんですけど、花にはまだ出合ってなくて…。
こんな可愛い花を咲かせるんですね。
ラン科だけに、小さくても魅力的な花だと思いました。
なおさん
ホンモノの高級バニラアイスには、ランのバニラの種子のごくごく小さい黒い点が見えるということらしいですが、僕のような下々の者ではなかなか確認することもおぼつかないものです。
長さん
この植物園ではバニラの人工授粉に成功していて、バナナの実も展示されています。キュアリングはサツマイモなどにも使われているそうですね。
ベニヒモノキは良く増えるし、花がたくさん付くので、温室展示としては打ってつけですね。
長さん
レンブの実は、昔、沖縄で食べたことがありますが、味はあまりしなかったような・・・。タイワンではカジを改良した品種が作られていますか。タイワンでは、色々な果物を食べることが出来て良かったですね。
長さん
バニラの花、ラン科と菊と納得ですよね。花は開花時期が限られている上に、半日花ですから、あまり見る機会が無いですよね。
長さん
高級バニラアイスには小さな黒い粒ですか?普通のバニラアイスだし、食べるときにそんなことには思いが及びませんでしたよ。今は膵臓を切ってしまったため、糖尿病になったので、バニラアイスを食べることが出来ないのは残念です。
イッシー
バニラの匂いを嗅いで、レンブも食べてみたいな~
長さん
流石に歴史ある植物園だけに、品揃えも豊富ですよね。
レンブの実は淡泊な味だったと記憶しています。
eko
熱帯の珍しい花ばかり、いろいろ見られるのが良いですね。
ベニヒモノキは温室の定番なので知っています。
レンブの花は蕊だけで可愛いです。どんな味がするのか食べてみたいです。
yoppy702
エッ!バニラの花って、8時間の寿命やったんですか!
幸運の花ですね。(^^)
でも、自然界では虫媒でしょうから、8時間やったら、受粉率が低くなりそうですね。
ブリランタイシア・ラミウム、メッチャ、可愛いですね。
別名がトロピカルジャイアントサルビアなんですね。
タイトルでこの名前を見た時、かなり大きなイメージをしてしまったんですが、そうではないんですね。(^^ゞ
セイロンマツリって、蕾もルリマツリってン感じですね。
「茉莉」とあるので、ジャスミンの仲間かと思ってしまいました。(^^ゞ
すーちん
バニラの花
寿命8時間ですかー
丁度観れて良かったですねー
レンブの実
食べてみたいですね
nobara
コンニャクの花はだいたいこんな花ですよね。
こんな仏炎苞だけのもあるんですね。
パソコン越しに臭いが伝わってきたような(^o^)丿
クロサンドラも変わった?花弁ですよねーー
タッカ・シャントリエリ、悪魔は云い得て妙ですね。
オトメチドリ、名前も姿も可愛いです。
コウトウシランなら沖縄で見たことあります。
コバノズイナ、咲き始めましたね~
これは随分、花穂が華奢?!ですね。
タイワンフタリシズカって??
白花大イヌタデみたい!
セイロンマツリ、ルリマツリと変わりませんね。
お花に水やりすると萼の部分に腺毛がくっついてきます(笑)
あと記事にコメント仕立ててましたら?
瞼の手術なんですってね。うまくいくといいですね~
「眼瞼下垂」とは違うのですか?
長さん
まぶたの手術の関係で返信が遅れ、大変申し訳ありません。
バニラは植物園でも展示が少ない上、一日花なので、見る事が出来たのはラッキーでした。
レンブは沖縄で食べたことがありますが、淡泊な味だったような記憶です。
長さん
まぶたの手術の関係で返信が遅れ、大変申し訳ありません。
バニラ、ラン科と知ると、花の形にも納得ですね。自然界での受粉はよく分りませんが、この植物園では人工授粉をしているそうです。
ブリランタイシア・ラミウムの別名ですが、なぜジャイアントなのかはネット情報が皆無で分りませんでした。
セイロンマツリの花はルリマツリに良く似ていますが、花弁が細いタイプが多いようです。
長さん
まぶたの手術の関係で返信が遅れ、大変申し訳ありません。
バニラの花、2輪も咲いていて、ラッキーでした。
レンブの実は傷みやすいらしく、関東ではあまり流通していないようです。
長さん
まぶたの手術の関係で返信が遅れ、大変申し訳ありません。
ゾウコンニャクの花、仏炎苞の多き葉は30cm位ですが、不気味な姿ですね。
クロサンドラは街中でも見られますが、このフロアでは他に綺麗な花が咲いていなかったので・・・。
タッカ・シャントリエリ、花が咲いていれば良かったのですが、これもちょっと不気味ですね。
コバノズイナは鉢植えなので、花付きはこんなものでしょう。
タイワンフタリシズカ、1枚目の画像の右上に小さな実が写っています。
セイロンマツリはルリマツリと花の形はそっくりですが、花色が白ですね。それに、細い花弁のものが多いようです。
まぶたの手術、簡潔に言うと眼瞼下垂のためです。抜糸は29日で、それまでは鬱陶しいです。