今回も、温室の周囲で見た花などを投稿します。ここには園芸種なども植えられています。
ナツロウバイ(夏蝋梅)
ロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木。 熱帯雨林温室の前で
中国浙江省原産。別名:シノカリカントゥス・キネンシス
花径7~9cm。早春に咲くロウバイとは全くイメージが異なる
チユウキンレン(地湧金蓮)
バショウ科ムセラ属の耐寒性多年草。別名:雲南地涌金蓮
原産は中国雲南省からインドシナ半島にかけて。熱帯雨林温室の前で
花は大きな苞の間から見える小さなもの。8ヶ月くらい咲き続ける
タチテンノウメ(立ち天の梅)
バラ科テンノウメ属の常緑小低木。中国南西部と台湾が原産のシセンテンノウメの仲間で、小笠原諸島に分布する固有種。名の由来は、立ち上がった枝に、梅に似た花を上向きに咲かせるから。 熱帯雨林温室の西側で
以下は、サバンナ温室に至る通路で
エキウム・ウィルドプレッティ
ムラサキ科シャゼンムラサキ属の二年草。スペインカナリア諸島原産
花は螺旋状に咲き、花穂は2mにもなるので、宝石の塔とも呼ばれる
ギナンドリリス・シシリンチウム 初見です
アヤメ科モラエア属の多年草。原産は地中海沿岸~西アジア
花径は2~3cm。和名はセイヨウヒメアヤメ(西洋姫菖蒲)
キリンソウ(麒麟草)
ベンケイソウ科ベンケイソウ属の多年草
日本では、北海道~九州の山地の岩場などに分布
コンボルブルス・サバティウス ‘ブルーコンパクタ’
ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属の常緑多年草。地中海沿岸原産
デロスペルマ・ブリッテニアエ
ハマミズナ科(←ツルナ科)デロスペルマ属の常緑多年草
原産は南アフリカ。 花径は2cmほど 初見です
ここからは、熱帯資源植物温室の南側で
フロミス・フルティコサ
シソ科フロミス属の常緑小低木。 別名:エルサレムセージ
原産は地中海沿岸地方。レモンの香りがする
マルバストラム・ラテリティウム
アオイ科マルバストルム属の耐寒性多年草
アルゼンチン・ウルグアイ原産、別名:枝垂れ芙蓉
サルビア・ネモロサ(サルビア・ネモローサ)
シソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草(冬期半常緑~落葉種)
原産はヨーロッパ~アジア中央部。花色は紫、赤紫、ピンク、白など
別名:サルビア・シルベストリス、ウッドランドセージなど
ここからは、熱帯資源植物温室の入口で
トビカズラ(飛蔓)
マメ科トビカズラ属の常緑つる性植物。原産は中国の長江流域
日本では、九州のごく一部に自生するのみ。別名:アイラトビカズラ
花の長さは7~8cmほど
葉の様子
2024年5月15日撮影。ロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木。 熱帯雨林温室の前で
中国浙江省原産。別名:シノカリカントゥス・キネンシス
花径7~9cm。早春に咲くロウバイとは全くイメージが異なる
チユウキンレン(地湧金蓮)
バショウ科ムセラ属の耐寒性多年草。別名:雲南地涌金蓮
原産は中国雲南省からインドシナ半島にかけて。熱帯雨林温室の前で
花は大きな苞の間から見える小さなもの。8ヶ月くらい咲き続ける
タチテンノウメ(立ち天の梅)
バラ科テンノウメ属の常緑小低木。中国南西部と台湾が原産のシセンテンノウメの仲間で、小笠原諸島に分布する固有種。名の由来は、立ち上がった枝に、梅に似た花を上向きに咲かせるから。 熱帯雨林温室の西側で
以下は、サバンナ温室に至る通路で
エキウム・ウィルドプレッティ
ムラサキ科シャゼンムラサキ属の二年草。スペインカナリア諸島原産
花は螺旋状に咲き、花穂は2mにもなるので、宝石の塔とも呼ばれる
ギナンドリリス・シシリンチウム 初見です
アヤメ科モラエア属の多年草。原産は地中海沿岸~西アジア
花径は2~3cm。和名はセイヨウヒメアヤメ(西洋姫菖蒲)
キリンソウ(麒麟草)
ベンケイソウ科ベンケイソウ属の多年草
日本では、北海道~九州の山地の岩場などに分布
コンボルブルス・サバティウス ‘ブルーコンパクタ’
ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属の常緑多年草。地中海沿岸原産
デロスペルマ・ブリッテニアエ
ハマミズナ科(←ツルナ科)デロスペルマ属の常緑多年草
原産は南アフリカ。 花径は2cmほど 初見です
ここからは、熱帯資源植物温室の南側で
フロミス・フルティコサ
シソ科フロミス属の常緑小低木。 別名:エルサレムセージ
原産は地中海沿岸地方。レモンの香りがする
マルバストラム・ラテリティウム
アオイ科マルバストルム属の耐寒性多年草
アルゼンチン・ウルグアイ原産、別名:枝垂れ芙蓉
サルビア・ネモロサ(サルビア・ネモローサ)
シソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草(冬期半常緑~落葉種)
原産はヨーロッパ~アジア中央部。花色は紫、赤紫、ピンク、白など
別名:サルビア・シルベストリス、ウッドランドセージなど
ここからは、熱帯資源植物温室の入口で
トビカズラ(飛蔓)
マメ科トビカズラ属の常緑つる性植物。原産は中国の長江流域
日本では、九州のごく一部に自生するのみ。別名:アイラトビカズラ
花の長さは7~8cmほど
葉の様子
次回は、トビカズラの鉢が置いてある熱帯資源植物温室に入ります。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
チュウキンレン、散歩道にもありますが
今年は花を見ません、バナナみたいな葉は育ってますが。
タチテンノウメ、どなたかがマートルと勘違いなさったモノ?
エキウムは京都植物園で見ました。
最初、帯化してるの?と思いましたよ!
花のひとつひとつがとても綺麗ですよね~
マルバストラム、大好きで何年も育ててました。
今の環境ではなかなか育ってくれません。
トビカズラ、ジブリの世界ですね。
ちっちゃな生き物が湧いてるみたい(笑)
イッシー
これは面白いですね~。見たい花いっぱいです。
つくばが近ければ頻繁に行くのですが、
いかんせん遠いからな~。
長さん
ナツロウバイは外側の花弁より内側の黄色い花弁の苞が若干肉厚です。
チユウキンレン、日当たりが悪かったり、肥料が足りないと花が咲かないようですよ。
タチテンノウメは、マートルの花よりしべが少なく、葉も小さいですから、勘違いしますかねー。
エキウム、今日と植物園でご覧になりましたか。山中湖花の都公園の温室でみたことがありますが、もっと花付きが良かったです。
マルバストラム、育てたことがおありですか。耐寒性はありそうですが、日当たりの問題?
トビカズラ、不思議な花ですね。
なおさん
長さん
街中で見かけるような花もありますが、植物園だけに、珍しいものも色々ありますよ。
青梅からつくばまで、圏央道を使っても遠いですか。
長さん
ここは、やはり国立科学博物館の付属施設だけあって、世界から色々な植物を集めていますからねー。
river
キリンソウは山でよく見ますが葉が細いタイプが多いような気がします。
長さん
チユウキンレンは東南アジアが原産ですが、耐寒性はあるようで、どこでも屋外で咲いています。バナナの花序を逆さにしたような形をしていて、苞の間から小さな花が咲きます。
山で咲くキリンソウの葉は細いですか。意外です。
eko
エキウム・ウィルドプレッティは花穂が約2m、一つひとつの花は可愛いですが、大きくなりますね。
西洋ヒメアヤメは初見です。
マルバストラム・ラテリティウムの花色綺麗ですね。
トビカズラは実のような不思議な花ですね。初見です。
ろこ
初めて見たお花ばかりですが、
エキウム・ウィルドプレッティは多肉植物みたいですね。
お花が綺麗な色で可愛いですね。
キリンソウ(麒麟草)も初めてですが、好きになりそうなお花姿です。
トビカズラ(飛蔓)は笑ってしまいそうなお花ですね。
生き物がぶらさがっているみたいで。。。
yoppy702
ロウバイ科でも、春のロウバイとは、全然、ちゃいますね。
タチテンノウメ、驚きの光景です。
花は…ホンマ、梅や。
テンノウメ属ですか…
葉っぱは、マメ科のにも似てますね。
エキウム・ウィルドプレッティの花穂が2m…
アップの画像を見たら、メッチャ綺麗から、こりゃー、正に、宝石の塔ですね。
トビカズラって、日本にも自生地がある事に驚きました。
もこ
夕菅
チユウキンレンは今年は貧弱ですね。
暖冬だったからもっと咲いているかと思いましたが。
トビカズラにはまだ会ったことがありません。次は是非!
すーちん
トビカズラ
変わった花ですねー
特定の場所に
自生してるんですねー
コスモス
初めて見る花が多いですね。
長さん
ナツロウバイ、ご覧になりましたか。枝先に一輪のしか開花しないので、ちょっと寂しいですね。
エキウム・ウィルドプレッティ、写真のものはまだ小さいので、花もまばらですが、たくさん咲いたら綺麗でしょうね。
西洋ヒメアヤメ、名札が無ければ、他のアヤメと区別が出来ません。
トビカズラ、花が面白いですが、茎の下の方にしか咲かないというのも不思議です。
長さん
植物園の良いところは、普段見られない植物に出会えることです。
エキウム・ウィルドプレッティ、二年草で多肉。植物ではありませんが、花茎葉しっかりしています。
キリンソウ、初めてでしたか?街中でも見られますよ。
トビカズラの花、面白いですよね。
長さん
ナツロウバイはロウバイとは別属で、クロバナロウバイの仲間です。でも、花は全然違いますね。
タチテンノウメはバラ科なのに、変わった花ですよね。バラ科は羽状複葉ですが、この種はそれが小さいです。
エキウム・ウィルドプレッティ、現地では、芽生えてから18ヶ月後には2m位になり、16,000~20,000個の花を咲かせるそうですよ。
トビカズラ、熊本県には樹齢1,000年ものもがあり、国の天然記念物になっています。
長さん
流石に植物園だけあって、外国産の植物も色々あります。基本的にはラテン語の表示なので、やむを得ませんが、和名の分るものは書き添えています。
長さん
ナツロウバイ、長いこと育てておられましたか。茶花としても使われているようなので、日本でも流通しているのですね。
チユウキンレン、貧弱ですね。植えっぱなしだから、栄養が足りないのかも。
トビカズラ、ここでは初めてですが、とちぎ花センターではもっと大きな株に花がたくさん咲いているのに出会ったことがあります。
長さん
トビカズラの花、とても不思議な形と色ですね。日本では、古い時代からの生き残りのようで、熊本県には樹齢1,000年ものもがあり、国の天然記念物になっています。
長さん
エキウム・ウィルドプレッティ、10年前に山中湖花の都公園の温室でみたことがありますが、花が螺旋状に繋がって咲いていて、本当にタワーみたいでしたよ。