今回は、コレクション特別公開「さくらそう品種展」(4/13~4/21)の第二会場に展示されたサクラソウの紹介その4(最終回)で、よしず張りの仮設展示場で見た筑波大学コレクションから紹介します。
上段左から、鈴の音(すずのね)、誰が袖(たがそで)、天の羽衣(あまのはごろも)、鳴海潟(なるみがた)。 下段左から、玉敷の宮(たましきのみや)、浅間(あさま)、対面(たいめん)
上段左から、花大将(はなたいしょう)、銀覆輪(ぎんふくりん)、八橋(やつはし)。 下段左から、唐縮緬(からちりめん)、紅天明鶴(こうてんめいかく)、有馬山(ありまやま)
上段左から、初烏(はつがらす)、酒中の玉(しゅちゅうのたま)、機嫌獅子(きげんじし)。 下段左から、窓の梅(まどのうめ)、戦友(せんゆう)、緋の重(ひのかさね)
上段左から、三保の古事(みほのこじ)、京撫子(きょうなでしこ)、初日野(はつひの)。 下段左から、異端紅(いたんべに)、舞子の旭(まいこのあさひ)、金陵台(きんりょうだい)
左から伊達男(だておとこ)、金孔雀(きんくじゃく)、千鳥遊(ちどりあそび)
上段左から、向花笠(むこうはながさ)、春の粧(はるのよそおい)、帛捌(ふくささばき)。 下段左から、竜田の夕(たつたのゆう)、笹鳴(ささなき)、零れ紅(こぼれべに)
左から、雲の上(くものうえ)、新四海(しんしかい)、玉川染(たまがわぞめ)
上段左から、思いの儘(おもいのまま)、春霞(はるがすみ)、通小町(かよいこまち)、瑠璃殿(るりでん)。 下段左から、十州の空(じっしゅうのそら)、蛇の目傘(じゃのめがさ)、勇獅子(いさみじし)、鹿島(かしま)
上段左から、泥中の玉(でいちゅうのたま)、樊會(はんかい)、真如の月(しんにょのつき)。 下段左から、貴妃の夢(きひのゆめ)、駅路の鈴(えきろのすず)、瑶台の夢(ようだいのゆめ)
上段左から、浜名の重(はまなのかさね)、春の雪(はるのゆき)、車白(くるまじろ)、蜃気楼(しんきろう)。 下段左から、銀世界(ぎんせかい)、風車(ふうしゃ)、夕霞(ゆうがすみ)
2024年4月20日撮影。
(つくば植物園シリーズ終了)
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我が家の花
日当たりが悪いですが、妻の世話のお陰で、何種類か花が咲いています。
ヒメカンゾウ(姫萱草)
ユリ科ワスレグサ属の多年草(球根)。昨日が開花初日で、9輪咲きました
シンビジウム
ラン科シンビジウム属の多年草。18年前、新築祝いで頂いたもの
シラン(紫蘭)とクチベニシラン(口紅紫蘭)
ラン科シラン属の多年草。今は亡き妹宅から嫁に来て早13年
ミヤコワスレ(都忘れ)
キク科ミヤマヨメナ属の多年草。別名:野春菊、東菊
購入してから18年目。毎年、虫に食われて絶えそうになりながら・・・
この記事へのコメント
river
今回、紹介されたサクラソウの59品種はすべて栽培経験があります。撤退を宣言して多くの品種は失われましたが今でも残っているものがあります。今年は25品種を処分する予定です。
なおさん
以前の国営武蔵丘陵森林公園のサクラソウの展示の折には、数量限定でサクラソウ苗のポットのプレゼントもあったのですが、今はやっていないようですねえ。
ヒメカンゾウは、僕も以前神代植物公園の売店で苗を買い、何年か育てて居ました。株で増えるもので、丈夫で育てやすいものですね。シランは絶滅が危惧される貴重な野生ランだったとはシランかった、というひとも多いでしょう。庭や公園でよく見られますね。
eko
お家でもいろいろな花が咲いて良いですね。ヒメカンゾウがもう咲きだしましたね。18年間も咲いているシンビジウムも素敵です。シラン、クチベニシラン、ミヤコワスレも可愛いです。
イッシー
カンゾウも咲きましたか。
今年は夏が早そうですね。
長さん
今回制裁の園芸種は、全て手がけられましたか。流石ですね。
葉に隠れて品種名が恥部見えないので、同定するのに時間が掛かりましたよ。
長さん
園芸品種名の名付けは作出者の思い入れもあるのでしょが、雅な名前が多いですね。それに、読み方を変えているものもありますね。
ここでも受付のある教育棟で業者による販売がありましたが、殆ど売れてしまったようです。
シランやヒメカンゾウの様な根塊植物や球根植物は丈夫で良く増えますね。
長さん
筑波大学も、多分、見栄えが良い品種を選んだんじゃ無いですかね。筑波大学の研究室、教職員、学生、市民ボランティアさんなどが一緒に維持管理をされているのだそうです。
狭い庭なので、この他に、今咲いているのはチロリアンランプや、白花タツナミソウくらいなものです。
長さん
前記事で、サクラソウの部位別の特徴を書き添えましたが、これがひとつ違っても、新進主として登録される可能性があのでしょう。
カンゾウ類の殆どが7月から開花ですが、ヒメカンゾウとチウカンゾクだけは早咲きの品種なんです。
yoppy702
原種系も可愛いいですが、こうして見てると、サクラソウのアートですね。
花形、花弁形態も目を引かれましたが、今回は、花色の模様に特に引かれました。
「内白」が綺麗ですね。
「金孔雀」も「内白」になるんでしょうか?
見てると、表と裏が逆転してるように見えてしまいました。
「花のつき方」の「うつむき咲き」や「垂れ咲き」って、なんか、可憐に見えますね。(^^ゞ
ご自宅に、ヒメカンゾウがあるんですね。
ヘメロカリスの仲間、イイですね。
開花初日で9輪も!スゴイ。(^^)
シランも、この時季には見たい花です。
お庭にあるとイイですね。
以前、トライしましたが、失敗しました。(^^ゞ
ミヤコワスレ、好きなんです。
これも、トライしましたが、失敗しました。(^^ゞ
すーちん
サクラソウ
名前一つ一つに
作者の思いが
こもっているんでしょうね
nobara
品種が多いですね\(◎o◎)/
横に置かれた簾がイイ感じです。
お宅も春(初夏)爛漫🌸ですね~~~
ヒメカンゾウ、細い葉が魅力です。
口紅シランも可愛いです💛
このミヤコワスレ、濃い紫なんですね~
とても上手に育ててらっしゃいますね。
長さん
「内白」はいわゆる覆輪ですね。外側が白い覆輪は出ないようです。「金孔雀」は深かがり弁なので、裏側の花色が見えるタイプですから「内白」とは言いません。
ヒメカンゾウは小さな球根で丈夫です。そろそろ、球根を間引いたやらなくてはなりません。
シラン、失敗しましたか。我が家では世話無しでどんどん増えるので、3年ほど前に根塊を半分以上処理しました。
ミヤコワスレも基本的には強いですよ。
長さん
サクラソウの園芸種、名付け親はどのような心境ですかね。
長さん
これでも筑波大学が保有する園芸種の半分ほどですから、実に多いですね。簾はは展示のバックと屋根に使われていました。
ヒメカンゾウ、たくさん咲くのですが、一日花なのが残念。
シランも、クチベニの他にシロシランもあったのですが、なぜかシリだけ絶えてしまいました。
ミヤコワスレは花色の濃い淡いがありますね。私はこの濃い色が好きなんですよ。虫に葉を食い尽くされたこともありましたが、復活しました。