今回は、屋外で見た花などの4回目です。花を探しながら、受付付近まで戻ってきました。
サクラソウ(桜草)
サクラソウ科サクラソウ属の多年草。北海道(南部)・本州・九州/朝鮮・中国(東北)・シベリア東部に分布。日本では準絶滅危惧 (NT) に指定
原種だろうと思うのですが・・・。原産地が分るものは後日、紹介します
キンポウゲ(金鳳花)
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。北海道西南部~九州・沖縄、朝鮮、中国に分布。一般にはウマノアシガタ(馬の脚形)のことをキンポウゲと呼ぶことが多いが、本来はウマノアシガタの八重咲き種が本当のキンポウゲだそうだ
エビネ(海老根)
ラン科エビネ属の多年草。日本、朝鮮半島南部、中国の江蘇省、貴州省に分布
日本では北海道西南部から沖縄島まで。別名:ジエビネ、ヤブエビネ
準絶滅危惧(NT)。 遊歩道から距離が蟻、これが精一杯
キエビネ(黄海老根)
ラン科エビネ属の多年草。在来種の栽培種。エビネより全体に大型で、
花もかなり大きい。 残念ながら、まだつぼみだった
ラショウモンカズラ(羅生門葛)
シソ科ラショウモンカズラ属の多年草。日本では本州、四国、九州に分布
平安時代、渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に例えて名付けた
サワオグルマ(沢小車)
キク科キオン属の多年草。本州、四国、九州、沖縄に分布
ミツガシワ(三槲)
ミツガシワ科ミツガシワ属の多年草(一属一種)。日本を含め北半球の
主として寒冷地に分布し。氷河期時代の生き残りと言われている
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。東アジアから日本に分布
ムラサキケマン(紫華鬘)→ シロヤブケマン(白薮華鬘)
名札に従ったのですが、なおさんのご指摘により訂正しました
ケシ科キケマン属の越年草。北海道・本州・四国・九州・沖縄に分布
いばらきフラワーパークでも咲いていました
ムレスズメ(群雀)
マメ科ムレスズメ属の落葉低木。中国の北部と朝鮮半島に分布
日本には江戸時代(天保年間以前)に渡来。漢名は金雀花
名前の由来は、スズメが群れてとまっているのに似ているから
ロードデンドロン・アルボレウム 花は初見です
ツツジ科ツツジ属の常緑高木。ヒマラヤ、ネパールなどの東南アジア~中国南部の高山に分布する、樹高30mにもなる世界最大の石楠花。ネパールの国花
オウバイモドキ(黄梅擬)
モクセイ科ソケイ属の常緑低木。中国西南部原産
別名:ウンナンオウバイ。花径(4~5cm)はオウバイの倍くらい
2024年4月20日撮影。サクラソウ科サクラソウ属の多年草。北海道(南部)・本州・九州/朝鮮・中国(東北)・シベリア東部に分布。日本では準絶滅危惧 (NT) に指定
原種だろうと思うのですが・・・。原産地が分るものは後日、紹介します
キンポウゲ(金鳳花)
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。北海道西南部~九州・沖縄、朝鮮、中国に分布。一般にはウマノアシガタ(馬の脚形)のことをキンポウゲと呼ぶことが多いが、本来はウマノアシガタの八重咲き種が本当のキンポウゲだそうだ
エビネ(海老根)
ラン科エビネ属の多年草。日本、朝鮮半島南部、中国の江蘇省、貴州省に分布
日本では北海道西南部から沖縄島まで。別名:ジエビネ、ヤブエビネ
準絶滅危惧(NT)。 遊歩道から距離が蟻、これが精一杯
キエビネ(黄海老根)
ラン科エビネ属の多年草。在来種の栽培種。エビネより全体に大型で、
花もかなり大きい。 残念ながら、まだつぼみだった
ラショウモンカズラ(羅生門葛)
シソ科ラショウモンカズラ属の多年草。日本では本州、四国、九州に分布
平安時代、渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に例えて名付けた
サワオグルマ(沢小車)
キク科キオン属の多年草。本州、四国、九州、沖縄に分布
ミツガシワ(三槲)
ミツガシワ科ミツガシワ属の多年草(一属一種)。日本を含め北半球の
主として寒冷地に分布し。氷河期時代の生き残りと言われている
ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。東アジアから日本に分布
ムラサキケマン(紫華鬘)→ シロヤブケマン(白薮華鬘)
名札に従ったのですが、なおさんのご指摘により訂正しました
ケシ科キケマン属の越年草。北海道・本州・四国・九州・沖縄に分布
いばらきフラワーパークでも咲いていました
ムレスズメ(群雀)
マメ科ムレスズメ属の落葉低木。中国の北部と朝鮮半島に分布
日本には江戸時代(天保年間以前)に渡来。漢名は金雀花
名前の由来は、スズメが群れてとまっているのに似ているから
ロードデンドロン・アルボレウム 花は初見です
ツツジ科ツツジ属の常緑高木。ヒマラヤ、ネパールなどの東南アジア~中国南部の高山に分布する、樹高30mにもなる世界最大の石楠花。ネパールの国花
オウバイモドキ(黄梅擬)
モクセイ科ソケイ属の常緑低木。中国西南部原産
別名:ウンナンオウバイ。花径(4~5cm)はオウバイの倍くらい
次回は、野菜などの花や絶滅危惧植物温室で見た花などを紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
もこ
種類が沢山ありますね。
ミツガシワの花は一寸見ると
ガガブタの花に似ていますね。
樹高30mにもなる世界最大の石楠花
見応えがあるのでしょうね。
前日のキンギンボクの実
確かにひょうたんのように見えますね。
でも食いしん坊の私には
美味しそうなユスラ梅の実に見えました。
なおさん
ラショウモンカズラの花は、かすかにやさしい香りがしますね。サワオグルマとミツガシワは神代植物公園の水生植物園でも見られますね。ムラサキケマンとあるのは、口紅咲きのシロヤブケマンですね。
長さん
ミツガシワからガガブタを連想されましたか。ガガブタの方が花弁の毛が多いですね。
ここのロードデンドロン・アルボレウムはせいぜい樹高が2mくらいですが、長生きするともっと高くなるでしょうね。
キンギンボクの実、誤って食べたらとんでもないことになりますよ。
長さん
埼玉県のサクラソウ自生地は有名ですね。住所が桜区になっていますがサクラソウを意識したのでしょうか。
ラショウモンカズラ、香りがありますか。残念ながら、鼻が届きません。
神代植物公園の水生植物園に入ったことが無いのですよ。
ムラサキケマンは名札に従いました。つくば植物園の植物図鑑には、ムラサキケマンの花色について「紅紫色、ときに白色または一部が白色になり」と記載されており、シロヤブケマンもムラサキケマンに含めるとの考え方のようです。また、ムラサキケマンの写真も‘シロヤブケマン’だけが掲載されています。
夕菅
サワオグルマはずいぶん立派になっていてびっくり!
キエビネは昨年は4月19日にたくさん咲いていましたが、今年は遅れていますね。うちでは咲いています。
ロードデンドロン アルボレウム、見られて良かったですね!
river
ウマノアシガタは山ではどこでも見られます。家でも咲いています。赤城山には変種のアカギキンポウゲが咲いています。これは一重咲きです。
ミツガシワは尾瀬ヶ原でたくさん見ました。
コスモス
エビネは先日町田のえびね苑でたくさん見てきました。
クリンソウも咲いているようで期待して行ったのですが、全く咲いていませんでした。
数年前は咲いていたようですが・・・。
eko
氷河期の生き残りといわれるミツガシワはガガブタに似ていますね。
樹高30メートルにもなる世界最大のシャクナゲは色鮮やかですね。
オウバイモドキは今日アップした赤坂ぼたん園にも咲いていました。
イッシー
つくばなら何でもありそうですね。
長さん
ラショウモンカズラ、思いの外。たくさん咲いて4いましたよ。
サワオグルマはもっと小さかったのですか。
キエビネ、今年は遅いですね。日当たりが悪いからかな。
ロードデンドロン・アルボレウム、一房だけ咲いていました。
長さん
サクラソウ、どこで採集されたものか書いてくれると良いのにね。
お宅でもウマノアシガタが咲いていますか。こちらではホトンの見かけません。
ミツガシワは、私も尾瀬で見た記憶があります。
長さん
普通、キンポウゲというと一重の花を思い浮かべますが、本来は八重なんだそうです。
えびね苑なら、色々なエビネが咲いていたでしょうね。クリンソウはまだでしたか。
長さん
サクラソウは準絶滅危惧種ですから、野生種を見る機会は少ないでしょうね。後日、原種や園芸種を紹介します。
ミツガシワの花弁に生えた毛はガガブタより少ないですね。
シャクナゲが30mものコブクになる品種があると知って、ビックリですよ。
オウバイモドキ、ご覧になりましたか。
長さん
ミツガシワは、「日本を含め北半球の主として寒冷地に分布し、湿地や浅い水中に生える」とのことですから、植物園ででもなければ見つからないでしょう。
ろこ
ウマノアシガタの八重咲き種が本当のキンポウゲなんですね。
八重咲きのキンポウゲは初めて見ました。
今回載せられているお花はほとんどが初見で興味深いです。
花径(4~5cm)はオウバイの倍くらいというウンナンオウバイ
見たような気もするのですが…
yoppy702
屋外ですと花壇系をイメージしてしまいますが、さすが、ここのはウキウキする花ばかりですね。(^^)
「ウマノアシガタの八重咲き種が本当のキンポウゲ」…知りませんでした。
不思議やと思いながらも、一重でもキンポウゲと呼ぶのかと思ってました。(^^ゞ
ラショウモンカズラの、このアップを見ると、ちょっと不気味感がありますね。(^^ゞ
ミツガシワって、「氷河期時代の生き残り」といわれてるんですね。
どうりで、毛に覆われてるんや。(冗談です。(^^ゞ)
「氷河期時代の生き残り」というのは、知りませんでした。
ここに寄せて頂いてると、ホンマ、勉強になります。
すーちん
勤めていた頃
行き帰りの社バスから
道脇に沢山のニリンソウが
咲いているのをみましたー
懐かしいですー^^
長さん
つくば植物園によると、キンポウゲはそういうことなのだそうです。
オウバイモドキは極たまにウォーキング中に出会うことがありますが、その他は植物園クラスでしょうね。
長さん
この植物園は、例えば、山地草原(低地性・高原性)区画とか、岩礫地植物(山地性・海岸性)区画といった区画が設けられており、その区画ごとに同じ生態の植物が集められています。例えば、 ウマノアシガタやラショウモンカズラは山地草原(低地性)区画に植えられています。ラショウモンカズラは可愛い花ですが、その名の由来を知るとちょっと恐ろしい(笑)。
氷河期時代の生き残り植物は高山植物に多いですよ。
長さん
道路脇にニリンソウの群落ですか。それは珍しいですね。
昔、筑波山に登ったときに、北斜面でニリンソウの群落を見たことがありますが・・・。
nobara
うっとりするくらい素敵💛ですよね~
実際に見た事ないんです。ウマノアシガタはいっぱい見ますけれど。
ラショウモンカズラ、綺麗な状態で撮れましたね。
私も撮りましたが傷み始めていました((+_+))
ミツガシワも咲き残りを見かけたのみでした。
シロヤブケマン、ムラサキケマンの白花と思いますよね。
ロードデンドロン・アルボレウム
セイヨウシャクナゲとひとくくりにしていました。
長さん
キンポウゲは咲いたばかりのようで、初々しい花でした。ウマノアシガタの八重咲き種が本当のキンポウゲというなんて、初めて知りましたよ。今まで、別物と思っていましたから。
ラショウモンカズラ、思いの外、たくさん咲いていました。ミツガシワは咲き始めのようで、まだつぼみも見えますね。やはり、緯度が少し高いからでしょうね。
つくば植物園では、写真のシロヤブケマンもムラサキケマンも同一品種との見解です。
ロードデンドロン・アルボレウムは大木になると言うからビックリです。
yasuhiko
可憐な花の姿が愛されて、江戸の昔から
多くの園芸種が生み出されたのも
当然かと思いました。階段状にする
昔からの展示法も面白いですね。
長さん
園内に植えられたサクラソウで、すが、どこ産のものかは表示がありません。産地が分るものは、明日、「さくらそう品種展」の記事で紹介します。