受付のある教育棟で、「さくらそう品種展」のパネル展を見た後、教育棟の裏手に展示された原種と園芸種を見学しました。その後、園内を一回りして花などを取材しました。
今回は、整理の都合上、屋外で見た花などを先に投稿します。
ウワミズザクラ(上溝桜)
バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。北海道石狩平野以南〜九州に分布する日本固有種。大昔、鹿の肩甲骨の裏に溝を彫り、この木で焼き、出来たヒビを用いて占いを行ったことから「裏溝桜」と言い、それが訛ったとされる説や、亀の甲を焼き、できた裂け目で吉凶を占う亀卜(うらない)に、この材の上面に溝を彫って使ったので「上溝桜」という説がある。 古名は「波々迦」
シセントキワガキ(四川常磐柿) 花は初見です
カキノキ科カキノキ属の常緑小高木。中国四川省原産。ロウヤガキ同様、小さい実がたくさんなり、甘くて食用になるが、主に鑑賞用として植えられる。ロウヤガキの花は見たことがありませんが、それと同じくらいの大きさで縦長の釣鐘型の花が咲く。ロウヤガキは落葉樹で、本種や常緑樹
サトザクラ ‘普賢象’
サトザクラは主にオオシマザクラを原種とした栽培品種を指す。普賢象の名は、2本の雌しべが細い葉のように変化し、鼻(花)の間から歯(葉)が出ているのは象、即ち、普賢菩薩の乗り物であるという意味から。また、さくらの花漬けに使われるのは主に本種の開きかけのつぼみ。
クレマチス園の開園は4/27からですが、入口で少し咲いていました
クレマチス ‘ダッチェス・オブ・エジンバラ’
パテンス系/ラヌギノーサ系。100年以上前の品種
クレマチス ‘ガンジー・クリーム’
パテンス系。早咲きの大輪
クレマチス ‘エリザベス’
モンタナ系。淡いピンクの花なのだが・・・
クレマチス・モンタナ・ルベンス
野生のクレマチス。原産は中国~ヒマラヤの高山
シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)
本州、四国、九州に自生する日本の野生種。淡黄緑色の広鐘形
コマユミ(小檀)
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。北海道〜九州に分布。ピントが合わない
オオミスミソウ (大三角草)
キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草。咲き残り
オオデマリ(大手毬)
レンブクソウ科ガマズミ属の落葉低木。別名:テマリバナ。咲き始め
→ nobaraさんのコメントから、オオカメノキに訂正します
(つづく)
この記事へのコメント
river
シセントキワガキは以前栽培したことがあります。落葉しませんがロウヤ柿によく似ています。ロウヤ柿は今、花がたくさん咲いています。当然ですが雄木には雄花しか咲きません。実をならせるには雌木だけでは成りません。
‘ダッチェス・オブ・エジンバラ’は我が家にもあります。
eko
シセントキワガキが初見です、この花の数だけ実がなるんですか?
‘普賢象’は可愛いですね。今年は見ずじまいでした。
クレマチス ‘ガンジー・クリーム’の大輪の白い花が綺麗です。クレマチス・モンタナ・ルベンスやシロバナハンショウヅルなどの野生の花が素敵です。
咲き残りのオオミスミソウが可憐ですね。
オオデマリも咲き始めましたね。
なおさん
柿の花はまだこれからですが、シセントキワガキはもう沢山咲いているのですね。実が色付く頃も楽しみですね。
nobara
小金井公園にも大きな樹があるんですよ。
四川常磐柿のお花、釣鐘が顕著です。
柿の花はそこまで釣鐘になりませんよね。
だけど多肉な少し黄色っぽいお花も大好きです。
フゲンゾウ、2本の雌蕊、撮れましたね。
クレマチス、早いですね~~🎶
オオデマリの咲き始めは小さいながらも
ちゃんとしたグリーンの手毬状ですから~
これは?オオカメノキ? 瓊花?あたりかも知れません。
nobara
そのように思いました。
今日は操作を誤って、Bluetooth を弄ってしまい((+_+))
さんざんな目に遭ってしまいました。夫にSOSだして
彼のPCから、どうにかアクセスして、やっとさっき復旧しました。素人はこれだから~とほほです。
夕菅
健脚の方はいいなあと思いながら、順路を頭に描きながら見せていただきました。
ウワミズザクラがまだ咲いていたのですね。
これは昨年写真を準備していたのに載せ忘れた花でした。
シロバナハンショウヅルはまだ見たことがありません。
明日から連休・クレマチス展、また混雑しそうですね。
イッシー
毎年のようにウワズミ?ウスズミ。。なんて迷ってます。笑
クレマチスも咲き始めましたね。近くで展示会みたいなのやらないかな。
長さん
ウワミズザクラ、園内には2本あって、1枚目の写真の樹高は10mを超えているでしょう。
シセントキワガキやロウヤガキは雌雄異株ですか。カキの中では珍しいですね。
クレマチス ‘ダッチェス・オブ・エジンバラ’、白花ですが、花が大きな八重ですから豪華ですね。
長さん
ウワミズザクラは園内に2本ありますが、他では見たことが無いです。
シセントキワガキ、花は多いですが、実の数は少ないようです。雌雄異株だそうで、両方植えないと実が出来ません。
クレマチス、原種が何種類も育てられています。やはり植物園だけのことはありますね。
我が家の近くでもコデマリがあちこちで咲き始めていますよ。
長さん
ウワミズザクラ、何度も通っていますが、こんなにたくさんの花を見たのは初めてです。実は花の数よりずっと少ないですね。葉はバラ科らしくないので、花や実が無ければ、私も識別不能です。
シセントキワガキの花は初めて見たので、これが柿の花?とビックリしましたよ。実は見たことがないです。
長さん
ウワミズザクラ、小金井公園にもありますか。渡しはここ以外で見た記憶がありません。もっとも、花や実が無ければ、樹種の識別は無理です。
シセントキワガキ、露やガキの花も見たことが無いので、これが柿の花?とビックリでしたよ。
フゲンゾウ、花の写真を数枚撮って、「歯」が目立つものを載せました。
オオデマリ、名札が無いので、推測です。ケイカはここには無いので、オオカメノキのほうが正しいようですね。
長さん
いばらきフラワーパークは丘登りで5000歩以上歩きましたが、車の運転で休みましたし、つくば植物園は平地見たいのと頃ですから、そんなに足に負担はかかりませんでした。
ウワミズザクラ、2本とも満開でしたよ。良い時期に出会えました。
シロバナハンショウヅルは2012年に見たことがあり、今回が2度目です。
クレマチス園、明日からですね。連休中は道路も混んでいますからね。
長さん
ウワミズザクラとウワズミザクラ、間違えやすいですよね。漢字名を見たら余計迷って沁ます。
そう言えばクレマチス展って少ないですね。3月にサンシャインでやっていましたが、あれは小規模なので行きませんでした。
yoppy702
いつも、これが桜?と見てましたが、アップの画像を見たら、ナルホド!と思いました。
アップは見た事無かったかも。
シセントキワガキって、これが花ですか…
そういえば、ドウダンツツジも、こんな姿ですね。(^^ゞ
「普賢象」って、そういう名前の由来でしたか。
単に、象ぽいからなんかなぁ…って思ってました。(^^ゞ
クレマチスも時季ですね。
家のも少し咲き始めてます。
すーちん
クレマチスが
咲いてきましたね
オオデマリ
スッカリ虫に食われてしまい
伐採しましたー
長さん
ウワミズザクラ、サクラ属では無いので、桜と花は異なりますが、いかにもバラ科という表情ですよね。
シセントキワガキは、ロウヤガキ同様、柿の花とは思えませんよね。
普賢象、葉化した雌しべを象の牙に例えるなんて、発想力が奇抜ですね。
クレマチス園、いつ見に行こうか、思案中です。
長さん
5月になるとクレマチスの季節ですね。
オオデマリが虫に食われましたか。サンゴジュハムシでしょうね。