越後雪割草街道の旅_2024年3月(その8) 越後丘陵公園にて(3) 雪割草の色々③ & 近所の花たち(ボケ、フリージア、キバナハナニラ、アネモネ)

 3月24日から1泊で、「越後雪割草街道の旅」をしてきました。時間的な関係もあり、初日に国営越後丘陵公園と大崎雪割草の里、2日目に雪国植物園を見学してきました。
 今回は、1日目に訪れた越後丘陵公園で開催されていた「雪割草展」(国際雪割草協会甲信越支部による)の紹介の続きです。


展示の様子です(100鉢以上あるでしょうか)
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「万両」 標準花
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「春の宴」(妖精咲き)
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「紅流恋」(千重咲き)
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「烏城」(日輪咲き)二段咲きのうち、弁化した雄蘂が短いもの
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「源氏車」(二段咲き)
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「涼苑」(標準花)
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「星まつり」(標準花)
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銘・不明 (三段咲き)
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「夢の世界」(三段咲き)
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「ささめ雪」(標準花)
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 2024年3月24日撮影。

 次回は、アザレアの展示を紹介します。
(つづく)

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近所の花たち

ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属の落葉低木。中国原産
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フリージア
アヤメ科フリージア属の半耐寒性の多年草(球根)。原産は南アフリカ
ケープ地方に100種ほど分布しており、園芸種は150以上
和名はアサギスイセン(浅黄水仙)、コウセツラン(香雪蘭)
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キバナハナニラ(黄花花韮)
ヒガンバナ科 ハナニラ属の多年草(球根)。ウルグアイなどの南米原産
別名:イフェイオン・セロウィアナム
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アネモネ
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草(球根)。地中海沿岸原産
別名:ボタンイチゲ。 様々な花色、咲き方がありますね
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 2024年3月30日撮影。

この記事へのコメント

  • river

    雪割草は大変変化に富んだ花形と色があります。自然に変化したものもありますが多くは人為的に作られたものです。闇雲に交配しても良い結果は得られません。メンデルの法則である優劣の法則、分離の法則、独立の法則に従って交配します。それのより確率が高くなります。また戻し交配を行うこともあります。めしべが残っている二段咲きは交配親にできますが雄蕊雌蕊が弁化した千重咲きはもはや交配親にはできません。
    2024年04月08日 14:09
  • もこ

    様々な雪割草 色や形の多いのにビックリしました。
    こんなかわいい花達を沢山レポートして下さってありがとうございます。楽しませて頂きました。
    2024年04月08日 16:18
  • 信徳

    見れば見るほどユキワリソウの変化が凄くて奥が深いのですね。
    これに没頭している人々は何が最終目標なんでしょうかね?聴いて見たくなりました。
    2024年04月08日 19:29
  • なおさん

     やはり本場の展示はスゴイですよねえ。どうやったらこんな花になるんだ??というワクワクにハマるともう引き返せなくなるものですから、ラン・バラ・クリロー、雪割草とハマリモノを愛でるにも相応の覚悟が要りますね。
    2024年04月08日 19:37
  • 長さん

    🚩 riverさん、コメントありがとうございます。
    雪割草を栽培しておられただけに、色々ご存じですね。
    交配は雌しべか雄しべかどちらかが残っていれば可能ですね。楚々手、種を出来るだけ沢山獲って、それを育てるわけですが、雪割草の場合は少なくとも3年待たないと結果が分りませんねー。
    2024年04月08日 22:03
  • 長さん

    🚩 もこさん、コメントありがとうございます。
    まだまだ紹介したい花がありますが、長く続くと「またか」と思われてしまうので、このあたりで止めておきます。
    2024年04月08日 22:05
  • 長さん

    🚩 信徳さん、コメントありがとうございます。
    これでも展示品の2割くらいですから、実際はもっと色々あったのですよ。来年は雪割草街道にお出かけになったら如何でしょう。そして、出展者にお聞きになると良いですね。
    2024年04月08日 22:09
  • 長さん

    🚩 なおさん、コメントありがとうございます。
    雪割草が好きになって、色々育てることで満足できる人は良いですが、自分で交配をやってみたいと思うようになると、中には泥沼に足を踏み込んだみたいに、抜けられなくなりそうですね。
    2024年04月08日 22:12
  • nobara

    ユキワリソウのラインナップ
    圧巻ですね~
    どの子も可愛いです。
    日輪咲き、面白いですね。何かの意匠みたい。
    三段咲きなんてのもあるんですね~
    夢の世界なんてどうしたらこんなになるの?
    テープフラワーの作り物見たいです。
    布のほつれみたいにも見えます(笑)
    ご近所の花もイロイロ爆発的に咲きましたね(*^-゚)⌒☆
    アネモネも可愛らしいですよね~
    2024年04月08日 22:17
  • eko

    雪割草は本当に多種多様、どの花も可愛いですね。「夢の世界」などどうしたらこんな花ができるのでしょうね。素敵です。
    ご近所も色々な花が咲きだしましたね。キバナハナニラはまだ見ていません。真っ白のアネモネ綺麗です。
    2024年04月08日 22:29
  • 長さん

    🚩 nobaraさん、コメントありがとうございます。
    まだまだ色々ありましたが、同じ咲き方で色違いなどもあり、省略させていただきました。
    日輪咲きは二段咲きのうち、雄しべが変化した部分が短いものを言うそうで、この部分を太陽の光る様子に例えたのでは無いかと思います。
    二段咲きは雄しべだけが花弁化したもの、三段咲きは雄しべも雌しべも花弁化したものです。
    こういう花を作り出すには様々な交配を続けないとならないので、大変ですね。
    3月が寒かったので、月末になって、なんか急に花の種類が増えてきましたね。
    2024年04月08日 22:39
  • 長さん

    🚩 ekoさん、コメントありがとうございます。
    これだけの種類の花を作り出すには、相当長い年月が必要だったでしょうね。「夢の世界」なんかは、夢の中に出てきた品種が実現した喜びを銘にしたんですかねー。
    キバナハナニラは、在来種のハナニラとはIME字が全く違いますね。
    2024年04月08日 22:43
  • ミキ

     すご~い、圧倒されますね。
    標準花、妖精咲き、八重咲き、2段3段とまるで作ったような、
    その様に交配させて作ってはいるのでしょうが、見事です。
    でも好みとしては、標準花の林床で見る花がいいですね。
     キバナハナニラはまだ見た事ありませんが、明るくて
    可愛らしいですね。
    一気にいろいろな花が咲いて、忙しくなってきました。(^^♪
    2024年04月08日 23:12
  • yoppy702

    「春の宴」(妖精咲き)、姿と名前にナルホドとなりました。
    (妖精咲き)に興味が湧きました。(^^ゞ
    (日輪咲き)は、「二段咲きのうち、弁化した雄蘂が短いもの」…
    下のが二段咲きなので、良く理解出来ました。

    ボケもあちこちで咲いてますね。
    ハナニラの黄色があるんですね。
    南米原産という事は、現地で黄色があるという事なんですね。
    白と薄紫しか見た事がなかったです。
    2024年04月09日 00:40
  • すーちん

    おはようございます
    雪割草
    愛好家の気持ちわかりますねー^^
    黄色のハナニラもあるんですね

    2024年04月09日 08:44
  • ジュン

    見れば見る程可愛い雪割草ですね
    キバナハナニラ
    白ばかりで見たことがないです
    2024年04月09日 11:37
  • 長さん

    🚩 ミキさん、コメントありがとうございます。
    > まるで作ったような
     園芸種ですから、作ったものには間違いないですが、こうした美しい変化形の花を作り出すには、何回もの交配を重ねてきたのでしょうね。
    越後丘陵公園を一番先に訪れたのですが、やはり野生種の方を先に見ていただきたいので、投稿の順番を変えました。
    キバナハナニラ、原産地が違うと、かなりイメージが違いますね。
    昨日も今日も天気が悪いので、ブログ用の在庫画像が無くなりました。
    2024年04月09日 12:05
  • 長さん

    🚩 yoppy702さん、コメントありがとうございます。
    妖精咲きは前々回にも投稿しましたが、今回の方がより綺麗な花ですね。
    日輪咲きと二段咲きは比較すると分りやすいですね。
    ボケの花は良いですが、私は惚けに近付いています(笑)。
    ハナニラも原産が地球の反対側だと随分イメージが違いますよね。
    2024年04月09日 12:18
  • 長さん

    🚩 すーちんさん、コメントありがとうございます。
    雪割草(オオミスミソウ)は新潟に多いですから、地元の人は嵌まった人がオオでしょうね。
    黄色のハナニラ、珍しい方ですね。在来種のハナニラより、ゼフィランサスの黄花に似ています。
    2024年04月09日 12:23
  • 長さん

    🚩 ジュンさん、コメントありがとうございます。
    雪割草、自生種は素朴な美しさが良いですが、園芸種も華やかで良いものです。どちらが良いか好みが分かれそう。
    キバナハナニラ、まだ珍しい部類かも。
    2024年04月09日 12:25