今回は、優秀作品(ブルーリボン)の後半を紹介しようと思います。なお、各賞の重複受賞はありません。
ブルーリボン作品の展示の様子
< 大場グローバルプランツ賞 >
フラグミペディウム・ノアルモント ‘ハツエ’
Phrag. Noirmont 'Hatsue' ( longifdiam x Mem. Dick Clemento )
大塚初枝さん 隠し画像あり
パフィオペディルム・ツクバ オールスポット ‘ミシマ2022’
Paph. Tsukuba Allspot 'Mishima2022' SM/JOGA
( Mountain’s Flight x Tsukuba Flight )
つくば洋蘭園
< 原種保全賞 >
カトレア・インターメディア ‘ケイ’
C. intermedia fma. alba 'kei' ブラジル〜ウルグアイ〜アルゼンチンに分布
上條憲二さん
< (株)大倉陶園賞 >
リンコレリオカトレヤ・パーフェクト ビューティー
‘コンプライアンス’
Rlc. Perfect Beauty 'Compliance' SM/JOGA
( Rlc. Twenty First Century x Rlc. Tokyo Bay ) 須和田農園
カトレア・ローレンセアナ フラメア ‘カバレロ’
C. lawrenceana fma. flamea 'Caballero' ベネズエラ原産
上條憲二さん
パフィオペディルム交配種 ‘フル ムーン’
Paph. 'Full Moon' (( Emerald Magic x Giant Stone ) x Tokyo Lovely Knight )
東京オーキッド・ナーセリー
< オーキッドバレーミウラ賞 >
エピデンドラム交配種 ‘モモコ’
Epi. 'Momoko' ( Paradise Valley x Pumpkin Valley )
小川幸子さん
< 立川市長賞 >
シンビジューム・ラブリー バニー ‘オセロ’
Cym. Lovely Bunny 'Othello' ( Sleeping Beauty × Yamba )
網野 啓さん
リンカトレアンセ・ジュビリー レディ
'ストロベリー ヨーグルト'
Rth. Jubilee Lady 'Strawberry Yogurt' ( Rth. Love Sound x C. pumila )
須和田農園
< NHK出版賞 >
デンドロビューム・ハーベヤナム ‘M.I’
Den. harveyanum 'M.I' ミャンマーからタイ、中国に分布
今井正枝さん
< (株)大場蘭園賞 >
エピデンドラム・アトロプレム・アルバム ‘エメラルド ツクバ’
Epi. atropurem fma. album 'Emerald Tsukuba'
相澤好照さん
上記の名前はネット上でヒットしない。3/10のつくば蘭展で見た
「エンシクリア・コーディゲラ・アルバ
Encyclia cordigera fma. alba」に酷似している
< 蘭友会賞 >
バルボフィラム・カリクロマ
Bulb. callichroma ニューギニアに分布 伊東忠夫さん
< 国際園芸(株)賞 >
デンドロビューム・セクンダム ‘イシト’
Den. secundum 'Ishito' タイ~ミャンマーに分布 中島隆文さん
次回は、フレグランス審査部門の作品は、平台展示の中から紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
カトレアにこんなのもあるんですね@@
言われなければ、何?と思います。
エピデンドラム交配種 ‘モモコ’
随分と綺麗ですね。これもエピデンドラムとは??
エピデンドラム・アトロプレム・アルバム ‘エメラルド ツクバ’
白と若草色の組み合わせが素晴らしいです。
eko
エピデンドラム交配種 ‘モモコ’は可愛いですね。
白とグリーンのエピデンドラム・アトロプレム・アルバム ‘エメラルド ツクバ’が素敵です。
デンドロビューム・セクンダム ‘イシト’が凄い花の数、花だけ見るとデンドロビュームとは思えません。
イッシー
各賞はあまり気にしてなかったんですが、
改めてみるといろんな賞があるんですね!
入賞するしないに関わらず素敵な花が多かったですよね~
river
パフィオの ‘フル ムーン’名前の通り満月です。
デンドロビューム・ハーベヤナム ‘M.I’は原種とは言え花付きが良いです。
デンドロビューム・セクンダム ‘イシト’は変わった花形で印象的です。
なおさん
信徳
長さん
カトレア・ローレンセアナ フラメアは、日本ではあまり知られていないようです。
エピデンドラム ‘モモコ’ は花色が濃くなるような交配にしたのでしょう。
エピデンドラム・アトロプレム・アルバム ‘エメラルド ツクバ’は、出展者が名札を付け間違えてたのではないかと思います。どう見てもエメラルドじゃなく、若草色ですからね。
長さん
カトレア・インターメディア ‘ケイ’は唇弁の赤い部分が全て白色になった変種で、比較的珍しいです。
白とグリーンのエピデンドラム・アトロプレム・アルバム ‘エメラルド ツクバ’は出展者が名札を付け曲がった可能性があります。画像の下に、多分正しいであろう品種名を添えておきました。
最期のデンドロビューム、花数が凄いでしょう?写真では大きく見えますが、実際は極、小さい花です。
長さん
このらん展はプロのブリーダも出展するので、かなりレベルが高いです。
名札など気にせずに、純粋に花を楽しめば良いのですが、どうしても名前などの情報を添えたくなるので、撮影に時間が掛かります。
長さん
カトレア・インターメディア ‘ケイ’は花付きが良くて、上下左右に花が重なっています。一つ一つは、カトレアらしいシンプルな花です。
パフィオペディルムの整形花は全体が丸く見えるのが良いとされていて、 ‘フル ムーン’という個体名はピッタリです。
デンドロビューム・ハーベヤナム ‘M.I’は花茎が何本も立ち上がっていました。
デンドロビューム・セクンダムの花付きは、デンドロビュームの中でも特殊です。
長さん
このらん展はレベルが高いですね。
エピデンドラム・アトロプレム・アルバム ‘エメラルド ツクバ’とした品種は、爽やかな花色ですね。但し、これは名札の付け間違いで、画像の下に、正しいと思われる品種名を添えました。
長さん
蘭は品種が膨大な上に、交配によって人工属が出来たりしており、現在では749属2万6000種ほどあると言われています。こんなにあったのでは、属名すら覚えられませんよ。
カトレア類だけでもかなりの属名が出来ていますし、新たな交配で属名もかなり増えました。
yasuhiko
本当にブルーのリボン付きで展示
されるんですね。このリボンは、きっと
ランを愛する方たちの憧れの的なんでしょう。
同じランでも人の背丈ほどあるものから、
こじんまりしたものまで、色々あるんですね。
yoppy702
違いが判らなかったのでチェックしましたら、自生地の違い(パフィオがアジア、フラグミペディウムが中南米)、生育条件も少違うと載ってましたが、よう判りません。(^^ゞ
ノアルモント ‘ハツエ’の赤色(緋色?)が綺麗です。
隠し画像を見ると、素晴らしいですね。
‘ハツエ’と言うのは、作者さんの名前ですね。
エピデンドラム交配種 ‘モモコ’は、丸くなってるのが可愛いです。
‘エメラルド ツクバ’…つくば蘭展のは記憶にあります。
緑に白、姿形、ソックリですね。
デンドロビューム・セクンダム ‘イシト’…こんな姿のデンドロビュームってのがあるんですね。
これ、面白いし素敵です。(^^ゞ
すーちん
初めて見る
蘭もいくつか!
奥の深さに
驚かされますー
長さん
ブルーリボンは各審査部門の最優秀作品に授与されます。言わば第一席ですから名誉なことです。続いて、レッドリボン、ホワイトリボンとなります。
ランは749属2万6000種もあり、交配による人工属も増えているので、それこそ、多種多様な形態があります。
長さん
フラグミペディウムとパフィオペディルムの花は良く似ていますね。自生地が地球の反対側ですから、他人のそら似ですかね。
ノアルモントの ‘ハツエ’は初枝さんのことですね。大塚さんは世界らん展日本大賞を受賞されたこともあるベテランアマチュアです。
エピデンドラム・アトロプレム・アルバム ‘エメラルド ツクバ’は多分名札の付け間違いでしょう。
デンドロビューム・セクンダムは房咲きの品種ですが、らん展ではたまに見かけます。
長さん
らん展にはよく行きますが、行く度に初めて知る品種に出会います。それも楽しみなんです。
コスモス
ラン展に行く度に初めて知る品種があるとは、
何回も行くだけの価値があるんですね。
私は初めて見るようなものばかりですが、
’フルムーン’の優しい色合いがいいですね。
その下の‘モモコ’は対照的な感じがしますが、
温室でよく見かける花に似ています。
名前がちょっと思い出せませんが。
長さん
ラン愛好家の中には、希少な品種を好む方もおられるので、毎回、初めて出会う品種に期待しています。
パフィオペディルムの交配種は花が丸く見えるのが良いとされています。‘フルムーン’形も良いし、花色も良いですね。
エピデンドラムの‘モモコ’は花色が桃より濃いですねー。エピテンドラムの花は唇弁が上になっているので、覚えやすいです。